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「……どうだこの色…美しいだろう?お前らのセンスに合わせて名付けるとしたら… "ロゼ" そう、超サイヤ人ロゼ」  

(スーパー) サイヤ (じん) ロゼ(Super Saiyan Rosé)は、超サイヤ人ゴッドを超えた神の変身能力。[1]

概要[]

桃色の髪と灰色の瞳[2]の超サイヤ人。初出は未来トランクス編(ザマス編)。
桃色のオーラを纏っており、禍禍しい点を除けば完全にブルーの色違い。
漫画版でもブルーと殆どデザインが変わっておらず、違いはオーラから出るガスの形が刺々しくなっているくらいしかない。
神が超サイヤ人ゴッドを超えるとこの形態になるとされ、サイヤ人の体を持つ神=実質ゴクウブラック専用の姿。
アニメ版では「所詮人間であるお前らには立ち入ることのできない世界に私は到達した」という意味深な言葉を口にしつつも詳細不明なままだったが、漫画版での未来ザマスの台詞により「ゴッドを超えた者が人間ならば超サイヤ人ブルー、神であれば超サイヤ人ロゼになる」という旨の設定が判明。
これにより「ブルーとロゼは似たもの」だが「悟空やベジータはロゼになれず、逆にブラックはブルーになれない」という事が分かった。
超サイヤ人ゴッドになれるサイヤ人が破壊神に任命されれば名実共に「神」となるので条件は揃うと思われるが、その状態で超サイヤ人ゴッド以上に変身するとロゼになるのかは不明。
  • 疑問点
両者が同じ性質を持つのであれば、超サイヤ人ブルーの「気の消耗が激しく長時間の維持ができない」欠点がこちらにはない(戦闘中常に変身状態を保っていた)点が不可解。
この理由は漫画版でも触れられなかったが、考えられる仮説は次の通り。
 
-悟空やベジータは人間なので、ブルーは反動が大きく消耗も激しい。
※ゴッドはパワーで劣る代わりに消耗が少なく安定性は高い
-ロゼもブルー同様に気を消耗するが、元々神であるため反動が小さく、変身維持に支障を来たすほど急激な消耗はしない
-体が悟空のものであるため、神としては突然変異的な体質の変化が起きた
-ゴクウブラックの体は悟空本人の1年後相当のものなので、その1年の間に行っていたであろう修行・鍛練の差分が影響している(恐らく時期的には宇宙サバイバル編辺りと思われる)
 ただしブルーの負担が通常のSSGより激しいとはいえどそもそもどのくらいの差があるのかは不明瞭なため、ロゼでも大差ない可能性はあった。
漫画版でも2回しか披露していない上にそもそもゴクウブラック本人が初戦から再戦までの間、アジトで変身を解いた状態で休憩している
 
なお具体的な変身の原理も明かされていないが、ブラックは「通常→超サイヤ人2→ロゼ」と変身し、更に悟空の細胞を自分の細胞に変えるためにサイヤ人の特性とザマスの扱える回復能力を併用し、そうしたパワーアップの末にロゼに覚醒したことから、単純に「人間の細胞を自分の細胞に変え、かつ十分な戦闘力があれば変身可能」という可能性が高い。
そもそも超サイヤ人ゴッドは「人間が神の域に達する、かつ神のオーラを纏う」変身なので初めから神であるブラックには無意味であろうし、なおかつ邪悪な存在なために変身できる条件(正しい心を持つサイヤ人6名が集まりそのうちの1名に5名がエネルギーを送る)も満たせない。
それを踏まえるとブラックがゴッドに変身しなかった(できなかった)のは至極当然とも言えるが、彼が合体し倒された今、もはや真相を知る術はない。
 
*ブルーとどちらが強いのか?
かなりの実力を持っていることは疑いようがないが、漫画版では初戦と再戦時で大きく状況が変化しているため、明確な力関係が分かりにくい。
初戦では通常形態の時点でベジータを圧倒していたため、この時点では純粋に上回っていたと見るべきであろう。 
しかし優位に立っていた割にはロゼに変身しても瞬殺KOするには至らなかった。
再戦時には逆に圧倒されていたため、どんなに見積もっても精々互角程度、ブルーよりは弱い可能性が高いと思われる。

変身可能なキャラクター[]

脚注[]

  1. ドラゴンボール (スーパー) 20話
  2. 中身がザマスである影響か、ザマスの目を彷彿とさせる瞳になっている。オーラを出してない時のほうが見やすい。
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