孫悟飯(そん ごはん)は、漫画・アニメ「ドラゴンボール」シリーズに登場する人物。同姓同名の人物が2人登場し、それぞれ孫悟空の長男、及び孫悟空の育ての親という位置づけであるが、単に孫悟飯と呼ぶ場合は前者を指す場合が多い。本項では、前者について記述する。
主人公の孫悟空が物語上、何らかの理由で不在の時は、主人公の代理的な役割を果たした。
担当声優は野沢雅子。原作での初登場は第196話「カカロット」、アニメでの初登場は『ドラゴンボールZ』第1話「ミニ悟空はおぼっちゃま! ボク悟飯です」。
人物像[]
身長:176cm 体重:61kg (成人時)誕生年:エイジ757年 趣味:読書、釣り、研究 好物:中華まん
第23回天下一武道会で結婚した悟空とチチの息子で、サイヤ人と地球人との混血第一号。容姿はサイヤ人である父(悟空)や伯父(ラディッツ)に似る。小さい頃は甘やかされ、これからの平和な時代に武術は必要ない、と判断した母親のチチによって、学者になるべく山奥の家で一人勉強を強いられる。そのため大人しく根性なしで泣き虫であったが、ラディッツ襲来後にピッコロに連れ去られ、荒野を一人で生き抜くなどの経験を経て逞しく成長していく[1]。悟飯という名前は、悟空の育ての親・孫悟飯にあやかり悟空がつけたもの。アニメでは悟飯の赤子時代を回想した場面で、チチや牛魔王からも多々名前の案が出たが悟飯が泣いて嫌がり、「ごはん」という言葉を聞いて悟飯が喜んだため、この名前を悟空が提案したことになっている。
幼少期はチチの教育方針から、悟空から武術の手ほどきを受けていないが、窮地に追い込まれた時に強い力を発揮し、アニメでは滝壷に落ちそうになった時に無意識に脱出したりと能力の片鱗が現れている。悟空も「かなりの力を持っていると思う」と発言している。師匠のピッコロとは互いに硬い絆で結ばれていて、ピッコロから貰った服と同じものを作り「お父さんと同じくらい(尊敬している)」とも明言している。ナメック星のドラゴンボール探しに行く息子を心配して猛反対をするチチに、自分の手でピッコロを復活させたい旨を伝え、必死に説得している。また、精神と時の部屋から出てくるとピッコロとお揃いの服を直接彼に頼んだりするなど、師匠への強い憧れの思いがある。ピッコロとの絆については、#ピッコロとの師弟関係で後述)。後に人造人間編までの3年間で悟空とピッコロと共に修業し、また精神と時の部屋では超サイヤ人人に覚醒し更にその状態を超える為、悟空の手ほどきを受ける。
初登場時は悟空に依存しがちだったが、悟空やピッコロの死、またピッコロに放置された荒野でのサバイバル生活を乗り越え自立した性格になり、大人に依存する事は殆どなくなる。子供の頃は年齢の割にしっかり者で大人びた面が強かったのに対し、青年期は明るく呑気で天然ボケな部分が出てくるようになる。後述の体育の様子やビーデルが「気」を知らない事に少し驚いたりと、常人の運動感覚が分からないようだった[2]。グレートサイヤマンに変身するときはテンションが高くなり、自分で考えた名前を馬鹿にされた時は激怒している[3]。
少年期などは大人しく温厚な性格だが、年代が違う大人のクリリンやブルマとは親しくなったり、回数はさほどではないがヤムチャや天津飯にも自ら話しかけたりなど、人見知りはしない性格をしている。また劇場版『地球まるごと超決戦』では、ヤムチャに「宿題を手伝ってやろうか?」と話しかけられたり、ある程度親しくなっている。特にクリリンとは非常に仲が良く、クリリンが人造人間18号に一度フラれた時に、彼が18号を好きだということを看破している[4]。また、デンデと共にいる時などは、敬語を使わず気兼ねなく話せる事などから子供らしい面が強く出る事が多く、親友同士にあたる。悟飯はデンデを呼び捨てにするのに対し、デンデからは「悟飯さん」と呼ばれる。
後期の主要キャラクターの一人であり、人造人間編では主人公の悟空に代わり、最終的な悪役セルを撃破する。それ以降魔人ブウ編の前半では一時的に主役的な扱いを受けていたが、最終的には悟空に主役の座を返上している。 セル戦時に行われた人気投票[5]では、悟飯は1位を獲得しているが、ブウ編時に行われた投票では6位に後退している。連載終了後に発売された公式ガイド『ドラゴンボール フォーエバー』の投票では3位となっている。
学業に関してはオレンジスターハイスクールへの編入試験で数学、化学、物理、歴史、国語、外国語では満点を取っている。体育でも野球の試合でホームランを超人的なジャンプ力で阻止し、軽く投げたつもりの送球も常人にとっては剛速球になり、ヘルメットをかぶっていない状態でデッドボールを顔面にぶつけられても平然としていたりと常人離れしたところを見せるが、本人は「目立っていない」と思っている。アニメや劇場版ではグレートサイヤマンの活動のためにしょっちゅう授業を抜け出すため、教師には「非常に優秀だがサボり魔」と思われている。
単独での純粋な戦闘力と潜在能力は、悟空などを圧倒している作中最強キャラだが、父の悟空を宇宙一の戦士と称して師匠のピッコロと共に、常に尊敬の念を忘れない。
最終的には学者になっていて、妻子がいるサイヤ人3人(悟空、ベジータ、悟飯)の中で唯一仕事をしている[6]。結婚した主要男性キャラクターで、まともな仕事をしている描写があるのは悟飯のみ。
前述の通り、5歳でピッコロから貰った服と全く同じものを自分で作った事がある。アニメでは、4歳という幼さで自分で図面を書いたり木を切っていかだを作ったりする才能も見せるなどの描写もある。
性格[]
幼少・少年期[]
幼少から邪気の全くない性格で筋斗雲にも乗れる。素直な面と強い正義感を持ち、生き物好きで極力その命を奪ったり大きなケガを負わせないようにする心優しさも併せ持っている。父親の悟空同様、異星人や動物など、誰とでもすぐに仲良くなれる。父を尊敬し、ナメック星でのリクーム戦などでは「悟空の子供」という事で自分を奮い立たせている場面もある。悟空と違って好戦的ではなく、戦いを好まない温厚で大人しい性格であり、セルにも最初は説得を試みている。そのため、実力はあっても戦闘には消極的だが、自分の力が必要であると思った時は自ら戦いに赴いている。サイヤ人編では、ピッコロがナッパの攻撃から悟飯を庇って死ぬ直前に逃げろと言ったにもかかわらず、逃げずにナッパに向けて全ての力を振り絞って魔閃光を放っている。またアニメのナメック星編終盤では、悟空がフリーザに敗れたと思った際にサイヤ人の血を引く自分が地球へ戻ると、フリーザを地球へ呼び寄せる事になってしまうとブルマに別れを告げて戦いに向かっている。その他にアニメでは当初逃げ回っていた恐竜や豹を追い掛け回したりするなど、やんちゃな一面も見せている。超サイヤ人2に変身すると好戦的な口調や性格になる。
チチの教育によりとても礼儀正しく、悟空が初めて悟飯を連れてカメハウスを訪問した際には、ブルマが「孫くんの子にしては礼儀正しいわね」と発言したほど。アニメの食事場面ではサイヤ人の特性で大食いであるものの、悟空と比べると食べ方が綺麗な場合が多い。また、ピッコロに「さっさと上着を脱げ」と言われた時にも服をきちんとたたんでいる。祖父や両親と違って標準語で、目上の人はもちろん父親の悟空にも敬語で話すことが多い。ベジータに対してはナメック星編までは敵だった事もあって呼び捨てにして敬語を使う事はなかったが、人造人間編以降はさん付けで敬語を使っている。クリリンに対しても敬語を使っているが、幾分かは砕けた感じで話している。デンデに対しては呼び捨てで敬語も使わない、気兼ねなく話せる親友同士である。悟飯にとってクリリンは兄貴分、デンデは弟分にあたり、非常に仲が良い。作者の鳥山氏も、友達になりたいキャラとして、ブルマ・亀仙人と共に、悟飯・デンデ・クリリンの名を挙げている。
また、アニメでは虫などを追いかけたり、劇場版などではハイヤードラゴンの背中にまたがっていっしょに遊んだりするなど、動物と戯れる事が好きな面も見せている。
仲間が死傷すると激しく怒り、悟空以上の力を発揮することがあり、純粋サイヤ人以上の潜在能力を秘めている。そのことをセル編では本人も自覚していた。当初は幼い子供らしく敵に怯えていたばかりだったが、師匠であるピッコロが自分を庇って死んだ時を境に、敵から怯えて逃げる事はなくなり、むしろ自分から積極的に向かっていく事が増えた。(この時も、ピッコロが死ぬ間際に「逃げろ」と言ったにも関わらず、ナッパへ向けて魔閃光を撃って逃げる体力をも失っている。)ナメック星ではクリリンが制止したにもかかわらず、ドドリアに殺されそうになったデンデを自らの危険も省みずに助けに行っている。フリーザ戦でも、ピッコロやクリリンが大きなダメージを追わされたり、デンデが殺されたりした時等は、圧倒的に戦闘力が上なのを承知の上でフリーザに向かっていった。
母チチには頭が上がらなく、ナメック星編終了時には宿題をやっていなかったために怒られると落ち込んでいる。青年時代にもチチに天下一武道会への出場を恐る恐る伝えている。ただし、ナメック星編で悟飯がナメック星へ行ってピッコロをこの手で生き返らせたいと伝えた際、チチが頑なに反対し、その迫力で悟空や亀仙人達が押し黙っている中、「うるさい」と怒って黙らせている。ちなみに、この時悟空は心の中で、悟飯は本当に強くなったと感心していた。劇場版でもチチが勉強優先で悟空を助けに行こうとするのを反対した時に「お父さんの命と勉強と、どっちが大切なの?」と反論している。
青年期以降[]
青年期は自分の戦力が必要ならば積極的に参戦しているが、ビーデルが天下一武道会参加の話をした時に「そういうのは興味ない」と発言したり、プレイステーション・ポータブル専用のゲーム『ドラゴンボールZ 真武道会』では、「正直、戦うのは好きじゃないが皆を守るためなら頑張れる」と話す場面がある。悟空やベジータのように強さを追求する事には関心が無く、修行をするのは強敵の出現等、必要に駆られた時のみ。そのため、平和な時期が続くと勉強優先で武道家としての修行はしなくなる。だが、ゲームでは勉強の気分転換やコミュニケーションとして悟空やピッコロと組み手をしており、劇場版『ドラゴンボールZ 銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴』や弟の孫悟天との修行、天下一武道会参加時は楽しんでいる描写がある。また、武道会参加を決める時に「どうせ出るなら優勝したい」と考えたり、悟天やトランクスの超サイヤ人化を知った時に追い抜かれる可能性で焦ったりと、負けず嫌いな部分もある。
チチの教育もあって結婚後は子供の頃からの夢である学者になる。また、アニメのオリジナルエピソードでは青年期にも幼少期同様に恐竜を可愛がっている話がある。学者になった後は修行はしておらず、この時に行われた天下一武道会には出場していない。悟空も悟天には修行をつけたり強制的に武道会に参加させているのに対し、悟飯には言及していない。ピッコロも悟飯を鍛えようとした際に「サイヤ人を倒した後で(学者に)なればいい」と発言しており、ピッコロは悟飯が7年間修行をしていなかった事に対して特に文句を言っておらず、元々悟飯が学者になる事を容認していた。
青年期は悟天と年下のトランクスやデンデ、およびガールフレンドのビーデルには砕けた口調で話す時がある。また、正体を知る前のキビトには「あんた」、スポポビッチには「貴様」「お前」、劇場版で戦ったブロリーに激怒した時は「コノヤロー!」と言うようになり、悪人や正体不明の相手に対しては乱雑になる時がある。ゲーム上での攻撃時ボイスの中にも乱暴的なものがあり、成長とともに性格の細部も微妙に変化している。また、悟空と違い「倒す」ではなく「殺す」と発言している場面も稀にある。
面倒見がよく、悟天やトランクスやデンデと年下の者には慕われており、当初は(超サイヤ人に変身できる事がバレたくない為等)避け気味に接していたビーデルにも丁寧に気のコントロールや舞空術を教え、天下一武道会に至る頃には親密な仲になっている。劇場版では少年期に、動物や奴隷にされていた異星人の世話をしている場面もある。
純粋で素直な面は変わらず子供時代同様に筋斗雲に乗れる。基本的には真面目で堅実で正義感が強く、おっとりとした優等生タイプだが、センスの悪いコスプレを好むなど、天然ボケな面もある。母であるチチ、ブルマやビーデルなど気の強い女性には頭が上がらなかったり、簡単な誘導尋問に引っかかる時も。ブルマ曰く「しっかりしているように見えて、お父さんの血を継いでいる」。だが、悟空のマイペースな言動をたしなめたり、アニメでは無茶をした悟天をアメとムチを使い分けて面倒を見る等しっかり者な長男の面もある。結婚後は落ち着いた大人になっている。
魔人ブウ撃破後のストーリーにあたる劇場版『ドラゴンボールZ 龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』では、胡散臭い老人の話をあっさり信じるなどお人よしな部分は健在だが、戦闘で潜在能力を開放すると目つきなど雰囲気が変わり、冷静沈着になる。
ピッコロとの師弟関係[]
その純粋さがピッコロを悪の大魔王から地球を守る戦士へと変える一つの要因となっており、悟飯をかばって死ぬ際、悟空たち親子のせいで甘さが移ったことを涙して語っている。ピッコロにとって悟飯はまともに日常的な会話をしてくれた初めての人間であり、悟飯も師として心の底から尊敬し慕っている。サイヤ人戦の当初は、悟飯は圧倒的に戦闘力が上のナッパを怖がり逃げる事もあったが、そのナッパの気弾からピッコロが自分を庇って死ぬ場面を目の当たりにして以降は、敵を恐れて逃げる事は2度としなくなった。劇場版『この世で一番強いヤツ』では、『ピッコロさんだ~いすき』と言う師匠への好感度を最大限にアピールする歌を夢の中で歌うシーンがある。
アニメのガーリックJr.編では、操られたフリをして一時的にピッコロに攻撃された悟飯を気遣うクリリンに、「あんな程度の攻撃でへこたれるような、ヤワな鍛え方はしていない」とピッコロが言ったり、パワーダウンしてピンチになったピッコロを守るように立ちはだかったりするシーンがある。
人造人間編では、人造人間19号に気を吸い取られ更に心臓病の発作も重なって大ピンチの父親・悟空を差し置いて、Dr.ゲロ(人造人間20号)のビーム攻撃で身体を貫通されたピッコロを優先して助けに行った事もある(ピッコロの方はピンチの悟空を助ける為、実際にはやられたフリをしているだけだった。)。また、アニメでは、人造人間との戦いに備えて悟空と共にピッコロが一緒に修業することが決まった時に大喜びしたり、セルに腹部を気功波で打ち抜かれた時に取り乱して助けに行こうとした直後、悟空に強引に止められ(殴り倒されていた)「行ってもセルには勝てない」と論され、四つん這いになって泣き崩れた。精神と時の部屋から超サイヤ人になって出てきた悟飯を見て、ピッコロは「見違えた」と感嘆の気持ちを見せていた。またこの時、悟飯はピッコロと同じ服が欲しいとの旨を述べるなど、幼年期に比べるとピッコロに対しても気兼ねない態度がとれるようになっていた[7]。悟飯はこれまでにもピッコロと同じ服を好んで着用し、前述の劇場版『この世で一番強いヤツ』でもピッコロと同じマントを身に着けていたことはあったが、ピッコロから服をプレゼントされたのはこの時が初めて。
ピッコロの実力を超えてからも、セルゲーム終了後に天界で暮らすというピッコロに遊びに来てもいいかと尋ね「もちろんだ」と答えられた時は喜んでいる。青年時に参加した天下一武道会で、キビトに観客の前で超サイヤ人になるように言われた時は正体がばれるからと拒否したが、ピッコロの呼びかけで変身を決意している。ピッコロも正体がばれたくない悟飯のために、中継のテレビカメラを壊したりと気遣っている。悟飯がブウに殺されたと思われていた時、あの世へ帰る前の悟空からは、「あいつ(悟飯)死んじまって一番残念なのは、おめえと会えねえ事だと思う」と言われている。SFC版のゲーム『超武闘伝』では、セルと闘う時に悟飯がまだ負けていない状態でピッコロが負けると、悟飯は「ピッコロさん!」と叫び、逆の場合だとピッコロが「悟飯!」と叫ぶ演出もある。悟飯役の野沢は、悟空以外に好きなキャラクターにピッコロを挙げている。野沢はピッコロについて、「最初は凄く憎たらしくてキザで嫌な奴だと思っていたが、段々といい人になっていた」と語っている[8]。
ビーデルとの恋愛[]
作の鳥山明は恋愛を描くのが苦手と語るが、悟飯とビーデルに関しては下記にあるように徐々に惹かれあっていく様子が描かれていた。結婚したカップルで堅実に交際したような描写があるのは悟飯とビーデルのみ。
悟飯が変装したグレートサイヤマンの正体を知るために付きまとわれていた時点では、ビーデルの気の強さと勘の鋭さで苦手なタイプのようだったが、ブルマには「正義感が強くていい子」と話している。舞空術を教わるために押しかけられた時は、天下一武道会に向けた修行の妨げになるため困惑していたが、武道家としては「ただ者ではない」と実力を認めている。この頃は悟飯はビーデルを友人として見ているが、ビーデルは悟飯を異性として意識し始めており、悟飯が「髪を短くした方がいい」とアドバイスした時は「ショートカットの方が好み?」等と照れながら喜ぶが、悟飯は髪が長すぎると闘いには不利だと単に武道家としての意見を言ったため、ビーデルは恥ずかしさで真っ赤になって怒りつつも、翌日には悟飯のアドバイス通り髪を切って来た。しかし、恋愛に疎い悟飯はその理由を全く理解できず戸惑っていた。だが、悟飯も出会った当初はビーデルに丁寧な口調で話していたが後に砕けた口調で話すようになり、より親密になる。ミスター・サタンが負けた時にビーデルがショックを受けないか聞いたりするなど傷付けないようにと気遣っていた。スポポビッチ戦でビーデルが重傷を負わされた時、周りが止めるのを聞かずに超サイヤ人化して止めに入ろうと飛び出し、ビーデルを自ら抱きかかえて介抱する。アニメでは一回戦で悟飯が襲われた時に、逆にビーデルが止めに入ろうとして悟空に止められている。
その後は2人の信頼関係が強くなり、ビーデルは原作・アニメ共に悟飯への恋愛感情を自覚している。悟飯の方は、悟空が老界王神と悟飯の潜在能力を引き出すかわりに女の胸を触らせるという取引でビーデルを利用しようとした際には、「冗談じゃない!」と激怒している。
アニメやゲームでの描写[]
アニメでは少年期にブルマに「お父さんと同じで、女心が分からなくて苦労するタイプ」と言われている。初デートの時に恋愛映画を見ていたが居眠りし相手を怒らせていたり、上記のビーデルの髪型にあるように、父親同様に女心には極めて鈍い。原作では友人関係時に2人でいる所をクリリンにからかわれると少し照れながら否定するぐらいなのに対し、アニメでは同じようにからかわれると激しく動揺したり、ビーデルと接触した時や彼女の言動で頬を染めながら見つめるなど恋心が現れており、ビーデルの容姿は「可愛い」と思っているようである。アニメのブウ編でビーデルの死を彼女の父サタンと話している時に、ドラゴンボールで生き返ると分かっていても複雑な表情を浮かべ、仲間達の元へ戻った時には真っ先にビーデルの所に行ったためチチが悔しがる場面がある。
ビーデルと共に登場した劇場版3作(『危険なふたり!超戦士はねむれない』、『復活のフュージョン!!悟空とベジータ』、『龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』)では上映順を追うごとに2人の親密度が増している。『危険なふたり~』ではビーデルは満身創痍でありながら悟飯を助けようとし、悟飯は気絶したビーデルを見て奮起している。しかし悟飯の強さは秘密なため、問い詰められ痴話喧嘩のようなやり取りをしトランクスに呆れられる。『復活のフュージョン~』では変なポーズを決めフリーザを倒す悟飯にビーデルが見とれている。『龍拳爆発~』では基本的に一緒に行動しており、仲間達といても隣同士にいる事が多く、ビーデルにセクハラをしようとした亀仙人から悟飯がかばっている。悟飯はビーデルの強引さに振り回されがちで、ビーデルも悟飯の天然ボケに心底呆れたりするものの、考える時に以心伝心のような場面もある。また、ヒルデガーンとの戦いでは悟飯のピンチに飛び出すビーデルと、気絶する直前にビーデルを心配する悟飯の姿がある。
一部のゲームではビーデルには「敵に吹っ飛ばされると悟飯がお姫様抱っこで助け、二人で反撃する」という技がある。戦闘前の会話ではビーデルがグレートサイヤマンを「かっこいい」と誉め、グレートサイヤマンの必殺技では2人でハートを乱舞させている。ブウ編後の話にあたる『ドラゴンボールZ 真武道会』では少年悟飯をビーデルが「可愛い」と抱きしめたり、ビーデルを避難させるために青年悟飯がお姫様抱っこしている。また、ビーデルが悟空のことを思わず「お父さん」と呼んで慌てて訂正している。
アニメでは初デートの相手はビーデルではなくクラスメイトの他の女の子である。これは、グレートサイヤマンの正体をばらされると勘違いしたためであり、恋愛感情は全く無かった。
軌跡[]
幼年~少年時代[]
- エイジ757 5月 - 誕生。
- エイジ761 - 4歳
- 悟空と共にカメハウスに遊びに来た所、悟空を懐柔するため地球に来襲した伯父であるサイヤ人・ラディッツにより人質として捕らわれる。自分を助けるためにラディッツと戦い絶体絶命の危機に陥れられる悟空の姿を見て激怒し、悟空以上の戦闘力でラディッツに頭突きを食らわせ大ダメージを与える。
- ラディッツとの戦いの後、1年後にやってくるというベジータとナッパといったラディッツ以上の脅威に対抗するため、悟飯の秘めた力を見抜き、それに賭けたピッコロによって連れ去られ「半年間1人で生き抜け」と言われ、見知らぬ未開の荒野に置き去りにされる。
- 当初はピッコロが陰ながら助力するほどだったが、半年後には恐竜の尻尾を叩き切ってバーベキューにしてしまうほどの逞しさを身につける。機は熟したと判断したピッコロによって、悟飯は実践的な修行を受けるようになる。
- 同時に、ピッコロの中に本人も気付いていない優しさがあることを知覚した悟飯は、ピッコロに対して尊敬と親愛の情を持つようになり、以後ピッコロを「ピッコロさん」と呼ぶ。このことはピッコロ当人にも変化をもたらすことになる。
- エイジ762 - 5歳
- サイヤ人・ベジータとナッパが襲来。ピッコロの目論みは外れ、仲間が次々と殺されていく中、悟飯は怯えて、何も出来ずに立ちすくむばかりであった。ナッパに殺されかけた際、身を挺して庇ったピッコロに助けられるが、ピッコロは死亡。その死に激怒した悟飯は単身ナッパに戦いを挑むが敵わず、悟空が駆けつけ九死に一生を得る。悟空の指示で一旦はクリリンと共に戦場を後にしたが、ベジータと交戦する悟空の危機を察知してクリリンと共に戦場に戻り、一度は避けられた元気玉を跳ね返してベジータに命中させたり大猿化して押しつぶしたりなどの活躍を見せる。
- ピッコロら、サイヤ人との戦いで死んだ仲間を生き返らせるために、クリリン、ブルマとともにナメック星に向かうが、フリーザ一味とベジータのドラゴンボール争奪戦に巻き込まれる。この間、ナメック星人の子供のデンデがドドリアに殺されそうになるところを救出し、デンデにナメック星の最長老の家に紹介され、そこで潜在能力を引き出され大幅な戦闘力のアップを遂げる。
- ギニュー特戦隊の接近を察知し焦ったベジータと一時的な共闘関係を結び、グルドとリクーム、ギニューと戦う。その後ベジータが居眠りをしている隙を見て、クリリン、デンデと共に7つのドラゴンボール全てを奪い、ナメック星の神龍・ポルンガを呼び出し、ピッコロを甦らせることに成功する。
- ドラゴンボールにより不老不死となるという望みを断たれ、激怒したフリーザと戦うことになる。フリーザの攻撃でクリリンが死にかけた時に激怒して連続攻撃をし、フリーザに「ただのチビではないようだな」と言わせる。ピッコロが途中から闘いに加わりフリーザに闘いを挑むが、ベジータやクリリンが「勝てる訳ない」と言う中、悟飯だけはピッコロに勝算があると信じる。悟飯はここでも、ピッコロが攻撃されている時やデンデが殺された時は激昂しフリーザに立ち向かっている。フリーザ戦では悟飯自身に際立った活躍はなかったが、ピッコロには「強くなったな悟飯、オレは嬉しいぜ…」と、闘いに関して初めて称賛されている。この闘いでも悟飯は、悟空らの死闘によりなんとか生き延び、地球に戻ることに成功する。この時、超サイヤ人となった悟空の姿を仲間の中で最初に目にしている。
- アニメではこの後、悟空が地球から戻って来るまでの間、ガーリックJr.編に突入する。劇場版『ドラゴンボールZ』の敵キャラクターであったガーリックJr.が再び地球支配を事を目論み、それに悟飯がピッコロやクリリンと共に立ち向かう。ここでも悟飯は、クリリンがガーリックJr.の手下に倒され意識を失うと逆上して手下2人を一撃で倒した後すぐさまクリリンの元へ駆け寄ったり、パワーダウンしたピッコロがガーリックJr.に襲われているのを見るとピッコロを庇うようにして仁王立ちになるなど仲間想いな所を見せ、戦士としての高い潜在能力も示す。最後はガーリックJr.の力の源である魔凶星を破壊し、劇場版同様ガーリックJr.をデッド・ゾーンに封印し、再び平和を取り戻す。
- エイジ763-766 - 6歳~9歳。人造人間との戦いに向け、孫悟空・ピッコロと共に修行を積む。
- エイジ766 - 9~10歳
- 人造人間との戦いに臨むが、序盤はヤジロベーの救助やブルマ達の運搬などをし、20号にエネルギーを吸い取られていたピッコロを助けた他はほとんど戦闘に参加しなかった。セルを倒す為に精神と時の部屋で悟空とともに修行。その中で超サイヤ人化が可能となり、悟空と共に日常的に、かつ顔つきも性格も穏やかなままで超サイヤ人の状態を維持できるようになった。原作では修行の中で仲間が殺される所を想像することでの怒りで変身が可能となったが、アニメでは無力で甘えていた自分への憤りで変身している。
- ピッコロが神様と同化したため地球のドラゴンボールが消滅するが、新しい神様として悟空がデンデをナメック星人の新しい星から連れてきたことでデンデと再会。デンデが地球に憧れていた理由として、新たな最長老のムーリが言うには「悟飯くんやクリリンさんと会いたいから」とのこと。
- 完全体セルとの戦いの中では人造人間16号を破壊された事がきっかけで、悲しみと怒りが限界を超えて、超サイヤ人2に変化した。
- 超サイヤ人2に覚醒後は、それまでの温厚で優しい性格とはうって変わって好戦的な性格になり、悟飯が調子に乗ってなかなかセルに止めを刺さずに痛め続ける[9]。その結果セルは地球もろとも自爆しようとするが、セルの自爆から地球を守るために悟空が命を落とすことになり、「ボクが調子に乗らなければ…」と後悔する。その後、再生能力により復活してパワーアップしたセルに挑もうとするが、先にセルに向かったベジータを庇ってかなりのダメージを受け、さらに左腕を負傷し戦意を喪失する。しかしあの世からの悟空の励ましを受け、やれるだけやろうと決意し、セルと壮絶なかめはめ波の応酬を繰り広げ、ベジータとあの世の悟空の助力もあってセルを完全に消滅させる[10]。これ以後しばらくは悟飯が一時的に主人公となる。
青年期以後[]
- エイジ774 - 17歳
- 近くに学校が無かったため、それまでの勉強は自宅での通信教育だったが、チチの意向でサタンシティにあるオレンジスターハイスクールに通い、ミスター・サタンの娘であるビーデルらの同級生として、生まれて初めての学生生活を営む。チチやブルマに正体がばれると大騒ぎになると言われていたため、本人は至って普通の学生生活を送ろうと務めるが、サタンシティで暴漢を見かけた際、正体がばれぬようにと超サイヤ人化した状態で事件を解決し、その姿から「金色の戦士」と噂されるようになる。また、所々で無意識に力を発揮し、不審に思ったビーデルにマークされるようになる。
- 正体を隠すためにブルマに頼んで変身グッズを製作してもらい、以後は正義のヒーロー「グレートサイヤマン」[11]として悪事を解決する。アニメではグレートサイヤマンは町のヒーローとして市民から絶大な支持を受け、さらに映画も製作されているが、ポーズは不評である。
- しかし、ビーデルに正体がばれ、ビーデルの要求を受け天下一武道会に出場し、弟の悟天と共に舞空術の稽古をつける事になる。原作ではかなり早い段階で正体がばれたが、アニメでは何度か対立[12]と協力をしていた。しかし変身していても声を変えていないために怪しまれ、悟飯が簡単な誘導尋問にひっかかって正体がばれる。
- 第25回天下一武道会では大会規約の都合で、頭部の変装を当初のヘルメットからバンダナとサングラスに変更し、その後もアニメで変身の際はそのスタイルとなった「グレートサイヤマン」として出場し予選を通過。しかし、1回戦直前から変装が不十分なものになっていたため、観戦していたクラスメイトにばれてしまう。1回戦の相手のキビトに超サイヤ人に変身するように頼まれ、ピッコロが同意したのもあり大勢の観客の前で変身するが、ヤムーとスポポビッチに襲われエネルギーを吸い取られる。同時に魔導師バビディと魔人ブウとの戦いに巻き込まれることとなる。
- セルとの戦い以後は修行を天下一武道会直前にしかしなかった事もあり、実力がセル戦時よりも衰え、バビディの配下であるダーブラに苦戦する。ベジータに「ガキの頃の方が強かったぐらいだ」と言われ、復活した魔人ブウとの戦いにも敗れるが瀕死となっていたところを界王神に救われる。界王神界に行きゼットソードを抜いて15代前の界王神を甦らせ、潜在能力を限界以上に開放してもらい再び作品中最強クラスの力を得る。超サイヤ人3を超える凄まじいパワー[13]を発揮することができ、悟天の発言から、超サイヤ人3のゴテンクスをも上回るようである。作中ではこれ以降、超サイヤ人化するシーンは無い。基本的な外観に変化は無いが、超サイヤ人の時のような鋭い目つきに変化している[14]。
- また、それまでの一人称は「ボク」で言葉遣いも礼儀正しいものであったが、戦闘中のみではあるが一変して「オレ」と言うようになり、「けっ、そういうことか」「~だったのによ」「貴様を殺す」等の粗野で荒っぽい言葉使いを用いるようになる[15]。ピッコロはこの悟飯を見て、「以前とは気の種類が違い、甘さも消えている」と表現している。また、少年期や天下一武道会前の修行の時の胴着はピッコロと同じ服だったが、この時に「お父さんと同じ胴着で戦いたい」とキビトに願い、以降は悟空と同じ山吹色の胴着になる[16]。
- 再び魔人ブウと対峙し今度は圧倒するが、ゴテンクスとピッコロを吸収したブウに追い詰められ、さらには自身もブウに吸収されてしまう。一旦は悟空らに体内から救出されるが、ブウによる地球の消滅と共に死亡する。その後はドラゴンボールによって生き返り、悟空の元気玉に協力する。天下一武道会で超サイヤ人に変身する時に「学校は諦めるか」と発言していたが、ブウ撃破後にあたる劇場版『龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』では正体がばれた後も通学している。
- エイジ780 - 23歳。結婚したビーデルとの間に娘のパンを授かる。
- そして破壊神ビルスと戦い、フリーザ軍との戦いに参加。それから暫くは前線から退く。
- エイジ781 - 24歳。ピッコロに再び鍛え直してもらう。力の大会ではケフラと相討ち。ブロリーとの戦いには参加しなかった。
- エイジ784 - 27歳。この時点で幼い頃からの夢だった学者となっており、眼鏡をかけている。すでに戦いからは遠ざかっていた。アニメでは実家に隣接する一戸建てで親子3人で生活している。形は悟空の家と似ているが、色が異なり一回り大きい。リビングには結婚式の写真が飾られており、家族仲は良好のようである。
異時系列における孫悟飯[]
未来から来たトランクスがいた世界では、悟空のように強くなりたいとの思いから、同じ武道着(青いインナーは肘の辺りまである)をまとっており、左胸と背中のマークは「飯」となっている。頬と額に傷跡があり、左手を失っている。原作では本気を出した17号に、アニメでは17号・18号の2人を相手に善戦するが全力を出した2人に殺される。
原作の番外編『TRUNKS THE STORY -たったひとりの戦士-』にアニメオリジナルを加えた形になったTVスペシャル『絶望への反抗!! 残された超戦士・悟飯とトランクス』では、本編の悟飯と比べると厳しさが増し、一人称も「オレ」になっている。
- エイジ764(7歳) - 新種の心臓病に侵された父・孫悟空を失う[17]。
- エイジ767(10歳) - 人造人間17号と18号によってピッコロら仲間を全員殺される。TVスペシャルではこのことを思い出していた際、超サイヤ人に覚醒したと発言している。
- エイジ779(22歳) - 人造人間との戦いで、最後の仙豆を重傷を負ったトランクスに使ってしまう。アニメではこの時左腕を失う。
- エイジ780(23歳) - 人造人間との戦いで死亡、アニメではこれがきっかけでトランクスが超サイヤ人に覚醒する。この戦いにトランクスも参加しようとしたが、将来人造人間を倒すことが出来る可能性がある彼を悟飯は参加させず単身人造人間に戦いを挑んだ。
ゲームでは、父の死後再びピッコロに師事していたという設定で必殺技に魔貫光殺砲が使用できる。また、ゲームでは左腕が健在であるが『真武道会2』以外では左腕をほとんど使わずに戦っている。原作で悲劇の死を遂げた事から、ゲームでは生まれる事のなかった弟である悟天や別の未来のトランクスに「一目会えただけでも良かった」「幸せに暮らすんだぞ」と発言し、全ての元凶と言えるドクター・ゲロには激しい怒りを見せている。現代の青年悟飯とグレートサイヤマンに対しては「人造人間さえいなければ、別の道へ進めたのかも」と発言する。現代悟飯の妻となるビーデルと、娘のパンに対しては特別な発言は無い。
未来トランクスが17号と18号、セルを倒す事に成功した未来世界の後の物語が描かれた「真武道会2」では紆余曲折を経て生き返る事に成功し、生前に失った左腕も復活する。未来トランクスや青年悟飯らと共に新たな脅威に立ち向かう事になる。とあるイベントを経て、超サイヤ人2への変身と老界王神による潜在能力解放を行うことが可能となる。
『ドラゴンボール』を題材にしたゲームの中で、未来世界の悟飯が登場した作品は『ドラゴンボールZ 真武道会2』と『ドラゴンボールZ Sparking!METEOR』・『ドラゴンボール レイジングブラスト2』の3つ。『ドラゴンボールZ Sparking!NEO』では未来編を題材にしたシナリオがあるが、当人は登場しないため現代の青年悟飯が代役をしている。
劇場版[]
「ドラゴンボールZ オラの悟飯をかえせッ!!」ではガーリックJr.一味にさらわれるが、秘められた潜在能力で、神龍の力で不死を手に入れたガーリックJr.を異空間に閉じ込める。
「ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ」ではチチに止められたにもかかわらず、Dr.ウィロー一味と闘っている悟空の元へ向かう。この劇場版では、悟飯は勉強中に居眠りをして、その夢の中で「ピッコロさんだ~いすき」と歌い強く慕っている。
「ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦」ではターレスに大猿に変身させられ、悟空やピッコロを襲うが、ハイヤードラゴンを見て大猿のまま穏やかさを取り戻し、悟空を安堵させる。変身が解けた際、悟空に地球の守りを託す。
「ドラゴンボールZ 超サイヤ人だ孫悟空」では、メダマッチャと戦うが敗れる。その後ナメック星人の弱点である口笛を吹いてスラッグを怯ませ、ピッコロが悟空にエネルギーを託すことに成功させた。
「ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強」では、負傷した悟空を助けるため、ハイヤードラゴンに乗ってカリン塔に仙豆を取りに行く。
「ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たち」では、ピッコロ、クリリンとともに、メタルクウラ配下のロボット兵たちを相手に奮戦する。
「ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦」では、超サイヤ人として劇場版初登場。ブロリーに「カカロットの息子」と呼ばれ、悟空に次いで狙われる。
「ドラゴンボールZ 銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴」では、自分の不甲斐無さへの怒りで超サイヤ人2への変身を劇場版で初披露する。ベジータやトランクス、ピッコロらが太刀打ちできなかったボージャック一味を実質一人で倒す。それまでのピッコロと同じ胴着ではなく、悟空と同じ山吹色の胴着とブーツを着用している。
「ドラゴンボールZ 危険なふたり!超戦士はねむれない」では7年前に死んだ父・悟空に代わりブロリーと再び闘う。一騎討ちではパワーアップしたブロリーに苦戦を強いられるが、ドラゴンボールによる奇跡が実現した三大親子かめはめ波でブロリーを倒す。この作中では「7年前より修行して強くなった」と自負している。
「ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ」では、あの世から復活した悪者をビーデルと共に退治し、復活したフリーザを一撃で倒している。
「ドラゴンボールZ 龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる」では、老界王神による潜在能力解放状態を劇場版で初披露し下半身のみの状態のヒルデガーンを圧倒する。終盤では悟空と同じ胴着を着用している。
ドラゴンボールGT[]
- エイジ789 - 32歳。真面目で堅実な父親として成長。悟空とベジータがブウ戦以降も総合的にレベルアップを果たしたのに比べ、脇役的な立場に留まった。究極のドラゴンボールで悟空が小さくなり、共に宇宙行きを決意するが、ベジータの案で悟天とトランクスが行くことになり断念。
- エイジ790 - 33歳。悟天に寄生したベビーに体を乗っ取られ、ピッコロや帰ってきた悟空を攻撃、さらには娘のパンをも殺そうとした。洗脳が解けた後はパンとサタンのピンチを救う。地球崩壊時にはテレパシーでピッコロと涙ながらに最後の別れを交わした。その後、超17号や超一星龍との戦いに参加し、悟空をサポートする。
- 原作や「ドラゴンボールZ」では準主役であったが、今作品ではサブキャラクター扱いとなっている。超17号編では復活したリルド将軍に苦戦し、闘いから引退するような発言もしたが、その後の超一星龍戦ではZ時代の悟空と同じ左胸と背中に「悟」という字が入っている道着を着て悟空の危機に駆けつけ、悟天らと共に最終決戦に参加した。今作での戦闘時には老界王神による潜在能力解放状態ではなく大抵、超サイヤ人で戦闘している。なお、ベビーの発言によれば、今作でも悟天よりは戦闘力が上らしい。
- 優しい性格は変わらず、妻のビーデルや母のチチからも信頼されている描写があった。悟天、トランクスといる時はリーダーシップを発揮しており、ベビーに洗脳されている際も率先してベビーのために行動していた。
- 一人称は、再び「僕」に戻っているが、戦闘時や年下の悟天やトランクスと話す時には「オレ」になる事もしばしばある。ベビーに操られている時は「私」になる時もあった。
悟飯の技[]
原則として悟飯が本編等で直接見せた技を解説する。
- お父さんをいじめるな
- 名前はゲームより。気を纏って体当たりする。
- 秘めたる力
- 名前はゲームより。気を纏って突進して、エネルギー波を放つ。
- 魔閃光(ませんこう)
- ピッコロとの修行を経た悟飯が最初に放った技。両手を額にかざし、掌から気を放出する。劇場版ではピッコロも使用している。
- ナッパ戦でピッコロが自分をかばって死亡した直後に、戦闘力が大幅に上昇する程の怒りと共にナッパに向けて撃っているが弾き飛ばされている。アニメでは原作に比べると比較的多用しており、偽ナメック星で猛毒の沼から脱出する際や未来から来たトランクスの回想シーンの中で未来の悟飯が使用している。また映画では度々登場し、トランクスと一緒に使った事もある。
- 魔閃弾(ませんだん)/ フルパワー気弾
- 名前はそれぞれゲーム「ドラゴンボールZ バーストリミット」「ドラゴンボールZ 舞空闘劇」より。野球の投球フォームのような構えから、エネルギー弾を片手で投げる技。
- フルパワー魔閃光
- 名前はゲーム「ドラゴンボールZ 舞空闘劇」より。右手で支えた左手を後方に引いてから、強力なエネルギー波を放つ。
- かめはめ波
- 元々は亀仙人が開発した技。セルゲームでは、セルと壮絶な撃ち合いを見せる。なお、初使用時は気を溜める動作を行わず、直接放っている。セル戦では叱咤する悟空の魂と共にこれを放ち、勝利している。この時は左手を負傷していた為、右手のみで撃っている。
- 原作で始めて使用したのはセル戦だが、アニメ版『ドラゴンボールZ』でのみベジータ戦にて構え方は魔閃光で技名を「かめはめ波」と叫んで使用した場面がある。このシーンは原作では技名を発しておらず、『ドラゴンボール改』では「魔閃光」と発して撃っている。
- 舞空術(ぶくうじゅつ)
- 全身の気をコントロールしながら放出することによって、空中を飛行する技。元々は鶴仙流独自の技だったが、その後殆どの戦士が体得している。
- シールド/爆魔障壁(ばくましょうへき)
- アニメオリジナル。ガーリックJr.のデッドゾーンを防御するために使い、とどめにも使用した攻防一体の技。劇場版ではブロリーから悟天、トランクス、ビーデルらを守る際に使い、TVスペシャルでは未来の悟飯も使用している。
- 爆力魔閃(ばくりきません)
- 青年期に使用。名前はゲームより。構えが魔閃光と同じだが、エネルギー波が広く拡散する。
悟飯の戦闘力[]
作中や書籍などで示された悟飯の戦闘力。怒りにより戦闘力が激しく上昇することが多い。
- ラディッツ戦:1[18]~710[19]~1307[18]
- ラディッツのスカウターが計測。その時の感情により戦闘力が大きく変化している。
- ナッパ、ベジータ戦:981or1083[20][21]~2800[22]
- ピッコロとの修行により気のコントロールが可能になる。ナッパのスカウターが計測。2800はピッコロを殺された怒りで魔閃光を使った時の数値で、直後に大幅にダウンしている。
- フリーザ軍下級兵士戦:1500程度[23]
- ザーボンのスカウターが計測。
- ギニュー特戦隊~フリーザ戦:10000以上[24]
- ナメック星の最長老により眠っている潜在能力を開放した悟飯。『大全集7巻』では14000とされている。TVアニメ『Z』では魔閃光を放つ時に一瞬20000を超え、その後23000のギニューと互角に闘っている。
- フリーザ戦:20万~?
- 対フリーザ平常時の数字。潜在戦闘数字はこれを遥かに上回る。この数字は旧『Vジャンプ』第1号(平成2年12月12日号)誌上で発表されている。ベジータからは「戦闘力はどんどんと上がっている」と言われ[25]、フリーザ変身後に一度死に掛けてから復活したときにはサイヤ人の特性で戦闘力がさらにアップし、怒りで第3形態のフリーザを一時的に圧倒している。
人造人間編以降は戦闘力自体が出てこなくなったので正確な数値は不明。人造人間戦に向け悟空、ピッコロと3年間修行するが、人造人間編序盤は主戦力ではなく、悟空達のサポートに回る事が多い。後半は悟空と共に精神と時の部屋で修行して超サイヤ人に覚醒し、セルゲーム時にはセルによる人造人間16号の破壊をきっかけに、潜在能力を開放して超サイヤ人2に覚醒する。この時、悟空をも超える最強の戦士になる。魔人ブウ編の序盤は平和な高校生活で体が鈍っており、セル戦時の様な爆発的な潜在能力を引き出せずにいたが、魔人ブウ敗戦後に老界王神により潜在能力を限界以上まで開放してもらい再び最強クラスの実力を手にいれ、作品終盤まで高い戦闘力を示す。
テーマソング[]
- 天下一ゴハン
- 歌: 野沢雅子(孫悟飯)/作詞: 岩室先子/作曲: 池毅/編曲: 山本健司
- 劇場版『ドラゴンボールZ』で挿入歌として使用。
- 口笛の気持ち
- 歌: 野沢雅子(孫悟飯)/作詞: 佐藤大/作曲: 池毅/編曲: 山本健司
- 劇場版『ドラゴンボールZ 超サイヤ人だ孫悟空』で挿入歌として使用。
- 運命の日~魂VS魂~
- 歌: 影山ヒロノブ/作詞: 岩室先子/作曲: 清岡千穂/編曲: 山本健司
- Z184話 悟飯が超サイヤ人2に変身するシーンで使用。
- ピッコロさんだ~いすき
- 歌: 野沢雅子(孫悟飯)/作詞: 谷穂ちろる/作曲: 池毅/編曲: 山本健司
- 劇場版『ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ』で挿入歌として使用。
- 大盛り 悟飯(ライス・ボーイ)大盛り 悟飯
- 歌: 影山ヒロノブ/作詞: 岩室先子/作曲: 清岡千穂/編曲: 須藤賢一
ゲームでの登場[]
FC・SFCゲーム『ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人』『ドラゴンボールZII 激神フリーザ!!』『ドラゴンボールZIII 烈戦人造人間』『ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説』ではプレイヤーキャラの一人として登場。序盤の戦闘力は低めだが、レベルが上がることによりHPが大幅に上昇する場合が多い。『ドラゴンボールZ外伝 サイヤ人絶滅計画』にて超サイヤ人の姿で登場する。
格闘ゲームではスーパーファミコン専用ソフト『ドラゴンボールZ 超武闘伝』より登場。
アドベンチャーゲーム『ドラゴンボールZ 超悟空伝 -覚醒編-』では悟空とともに主人公に抜擢されている。
GBAゲーム『ドラゴンボールZ 舞空闘劇』には彼が主人公のIFストーリーが収録。悟空側の主要人物のIFストーリーの中では一番戦死者が多いシナリオである。
補足[]
孫親子3人の中で、本格的な戦闘に初参加した年齢は悟飯が最年少。なおベジータ・フリーザ戦で5歳、悟空は連載開始時で12歳、悟天は初登場・魔人ブウ戦で7歳。悟空はセルと戦わせる時に自分と悟飯を比べ「オラが同じ(年齢)くらいの時は、全然たいした事なかった」と言っている。ベジータも「サイヤ人と地球人との間に子どもが生まれると、強力な雑種が出来る」と考えていた。
悟空の声を担当していた野沢雅子は息子である悟飯も演じる事を「Z」1話のアフレコをするまで知らされていなかったと言う。その為、悟空の子供が登場すると聞いた時に野沢は「誰が担当するのだろう?」と思ったという。キャスティングの理由は「悟空の息子だから」だったらしい。野沢は「育ちが違うから」と、子供時代でも悟空と悟飯の声や演技を変えている[26]。
顔は父悟空と瓜二つだが、サイヤ人の特性で髪型が一貫している父とは違い、幾度となく髪型が変わっている。高校生になると身長や体格が悟空とほぼ同じになり、悟空がサイヤ人の特性でほとんど老化しないこともあり髪型以外はそっくりになっている。人造人間編での10歳時での身長はクリリンより少し低いくらいで、場面によってはほとんど同じ時もあり、悟空やクリリンと比べると背が伸びる時期は早かったようである。
主要キャラの中で唯一学園生活が描かれている[27]。ビーデル役の皆口裕子は印象に残っている話として「『ドラゴンボール』の世界で学園物が面白かった」からと、ビーデル初登場=悟飯の高校編入をあげている[28]。
サイヤ人と地球人のハーフで尻尾が生えているのは悟飯だけである[29]。また、劇場版『地球まるごと超決戦』でも大猿化し、ゲームでの大猿化も悟空やベジータに比べて多い。
日本国外の翻訳版では、人造人間編で悟空の「おまえの番だぞ、悟飯!」というセリフにミスター・サタンらが食事の「ご飯」と聞き違える場面では必ず注釈が挿入される。[30]
鳥山は「主人公として力不足」と称している。「悟飯を主役にするつもりだったけど、乗れなかった。悟空と比べると、やっぱり役者不足かな」と語っていた[31]。登場時より悟空を凌ぐ潜在能力の片鱗を見せ、セル編終盤以降は主人公格として登場するも、あまり決定的な見せ場は描かれなかった。また、本人の性格や学者となる夢と反して戦いに巻き込まれたり、マイペースな父に振り回されているシーンなどが多く、鳥山曰く「悟飯はつらかったでしょうね。お父さんと違って、戦うのが本当に嫌なんだろうなぁ」と、思いながら描いていたという[32]。
悟飯の声を担当した野沢は、ファンからはよく「優等生の悟飯がグレートサイヤマンになったりするギャップが魅力」という話を聞いたという。鳥山も「グレートサイヤマンは僕も好き。悟飯は不器用だからあんな感じになるんですよね」と語っていた[32]。
孫一家の家系図[]
バーダック | 牛魔王 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ラディッツ | 孫悟空 | チチ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
孫悟天 | ミスター・サタン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
孫悟飯 | ビーデル | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
パン | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
悟空Jr. | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ギャラリー[]
脚注[]
- ↑ アニメでは、あることがきっかけで打ち解けた遺跡探索用のロボットを自分のせいで失ったり、仲良くなった草食恐竜が目を覚ましたら肉食恐竜に喰われて骨だけになっていたという、ショッキングな出来事も経験した。荒野に放置された初めこそ弱音を吐いて泣いてばかりいたものの、砂漠の遺跡発掘用ロボットや草食恐竜、そして親を亡くしたピゲロやロム達との交流を経て、誰にも頼らず1人で生きていけるほどに逞しく成長している。サイヤ人との闘いに備えて悟飯を鍛えていた師匠のピッコロも、当初は悟飯を「甘ったれだ」などと揶揄していたが、後に「この半年間で泣き虫だけは治った」と、言葉は少々乱暴ながらも成長を認めた。
- ↑ 人里離れたパオズ山で育ち、接する相手も人間離れした武闘家や戦士ばかりで、いわゆる普通の地球人と接した機会に恵まれなかったためとも言える。
- ↑ 一部のゲームではグレートサイヤマンがギニュー特戦隊のメンバーと対戦すると特戦隊の方から勧誘されるが、「素直に喜べない」「悪には加担しない」と断っている。
- ↑ ゲーム『ドラゴンボールZ 真武道会』では、少年悟飯が青年時の自分と恋人のビーデルがいい雰囲気になるように計る場面がある。
- ↑ 集計は悟飯が超サイヤ人2に覚醒する直前辺り
- ↑ ただし、ベジータはナッパ、ラディッツと共にフリーザの部下だった時は侵略先の惑星にいる先住民を全滅させたあと、移住を希望している他の星の人間にその星を売りつける「星の地上げ」を生業としていた。悟空も少年時代、亀仙人に弟子入りした際には修行の一環として牛乳配達や工事現場のアルバイトをしたことがある。
- ↑ ピッコロは喜んで同デザインの服をプレゼントしている。
- ↑ ドラゴンボールGT パーフェクトファイル vol. 2。また、公式ガイド『ドラゴンボール フォーエバー』では、悟飯のキャラ紹介欄には「ピッコロを尊敬」、ピッコロのキャラ紹介欄には「(悟飯に対して)悟空以上の父性愛」と紹介されている。
- ↑ 原作では「おしまいだな」と第2形態のセルとの闘いを止めようとしたが、アニメではセルの顔を踏みつける等更に痛め続けるシーンが追加されている。
- ↑ アニメではピッコロ、クリリン、ヤムチャ、天津飯も援護している
- ↑ この時に限り一人称が「わたし」になる事がある。
- ↑ ビーデルが一方的につっかかっている場合が多い。
- ↑ テレビアニメ究極ガイド DRAGON BALL 極限バトルコレクション ラウンド02
- ↑ 原作とアニメでも、この老界王神に潜在能力を開放された状態に明確な名称が与えられていなく、解放直後に悟飯が老界王神に「どうやったらその最強の戦士になれるんですか」と発言したのみであったが、一部書籍では「アルティメット悟飯」、ゲーム『偉大なるドラゴンボール伝説』では「最強戦士」、『伝説の超戦士たち』では「最強の戦士」、『舞空烈戦』では「真の力の解放」、PS2などの『Z』シリーズでは「老界王神の潜在能力解放」などと呼ばれる。
- ↑ アニメでは一人称は「オレ」であるが、ゲームのボイスでは「ボク」になっている事もある。
- ↑ リバイバルブーム後のグッズでは、稀に劇場版のように山吹色の胴着を着て超サイヤ人になっているイラストがある。
- ↑ アニメでの設定では、エイジ767に悟空が死亡。
- ↑ 18.0 18.1 鳥山明「孫悟空 最後の手段!!」『DRAGON BALL 第17巻』集英社〈ジャンプコミックス〉、1989年5月10日、ISBN 4-08-851614-1、157・153頁。
- ↑ 鳥山明「ラディッツとの対決」『DRAGON BALL 第17巻』96頁。
- ↑ 鳥山明「ベジータのゲーム」『DRAGON BALL 第18巻』集英社〈ジャンプコミックス〉、1989年7月10日、ISBN 4-08-851615-X、137頁。
- ↑ アニメでは981。『カードダス奥義大全書』で解説された作中の戦闘力は1083。
- ↑ 鳥山明「ピッコロと悟飯」『DRAGON BALL 第19巻』集英社〈ジャンプコミックス〉、1989年11月10日、ISBN 4-08-851616-8、99頁。
- ↑ 鳥山明「謎のストレンジャー」『DRAGON BALL 第21巻』集英社〈ジャンプコミックス〉、1990年4月10日、ISBN 4-08-851618-4、119頁。
- ↑ 鳥山明「グルドの超能力」『DRAGON BALL 第23巻』集英社〈ジャンプコミックス〉、1990年10月8日、ISBN 4-08-851620-6、143頁。
- ↑ 鳥山明「おもいがけぬスーパーパワーアップ」『DRAGON BALL 第25巻』集英社〈ジャンプコミックス〉、1991年3月8日、ISBN 4-08-851415-4、100頁。
- ↑ 弟の悟天も同様
- ↑ ブルマなども学校に通っていたが、学校内の様子は描かれていない。
- ↑ ジャンプ・コミック出版編集部編「天下一声優陣 其之二 ビーデル役 皆口裕子」『テレビアニメ完全カイド「DRAGONBALL」~天下一伝説~』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2004年7月2日、ISBN 4-08-873705-9、164-165頁。
- ↑ トランクスは赤ん坊のトランクスと初めて対面したクリリンが「この子の尻尾は?切っちゃったんすか?と発言している。
- ↑ そのせいもあって、セルゲームの実況を担当していたアナウンサーに「弁当売りの少年」と終始言われていた。
- ↑ 渡辺彰則編「鳥山明的超会見」『ドラゴンボール大全集 2巻』集英社、1995年8月9日、ISBN 4-08-782752-6、264頁。
- ↑ 32.0 32.1 ジャンプ・コミック出版編集部編「天下一座談会 鳥山明×小山高生×野沢雅子」『テレビアニメ完全カイド「DRAGONBALL」~天下一伝説~』集英社、79-91頁。
|