孫 悟空 (そん ごくう Son Gokuh、Son Gokou) は鳥山明の漫画『ドラゴンボール』およびそれを原作とするアニメに登場する人物。本編の主人公。『西遊記』の孫悟空からとった命名である[1]。
原作・アニメともに第1話(原作の表記は其之一)から最終話まで登場。アニメ・各種ゲームでの声優は野沢雅子[2]。実写映画『DRAGONBALL EVOLUTION』の俳優はジャスティン・チャットウィンで、吹き替えは山口勝平。
キャラクター概要[]
身長181cm、体重66kg(成人時)[3]。誕生年は地球歴エイジ737。趣味は強い相手を見つけて闘うこと。食べ物は好き嫌いなし[4]。好きな乗り物は筋斗雲[5]。100メートル走の記録は亀仙人のもとで修行する前の時点で8秒5。(因みに修行前クリリンは10秒4、武天老師様は5秒6であった。)
この物語の主人公で、心優しき格闘家。作中では一時期息子の孫悟飯が主人公を務めたが、全体を通しての主人公は悟空である。これについて鳥山明は「悟飯を主役にするつもりだったが乗れなかった。悟空と比べると役不足というかんじだった」と語っている[6]。育ての親である孫悟飯、亀仙人、仙猫カリン、地球の神、北の界王等、作中で最も多くの師に教えを受けており、胴着の流派マークも時期に応じて変わっていった。
元々は生まれてすぐに地球外から送り込まれた戦闘民族「サイヤ人」・カカロットである。悟空を拾い育てた孫悟飯によると、赤ん坊の頃は手がつけられないほど荒々しかったが、誤って頭をぶつけたことがきっかけで荒々しさが消え、邪気のない性格になったとされる。ただし、サイヤ人としての「戦うことが好き」という本能から、強い相手と戦うことを生きがいにしており、少年時代から多くの仲間やライバルとの出会いや戦いを経て、やがて地球の平和を脅かす悪と戦う存在となってゆく。
その性分ゆえに対戦相手を殺すことにはこだわらず、たとえ悪人であってもとどめを刺すことには反対し、あえて命を救う場合もあった(ピッコロ、ベジータ、魔人ブウなど)。
一人称は「オラ」、二人称は「おめえ」であり、普通に標準語で喋る。それに加え、アニメでは東北弁に似た訛りで喋る[7](原作では一人称・二人称以外はほぼ標準語)。当初は超サイヤ人に変身すると、一人称が「オレ」、二人称が「貴様」になるなど性格が荒く、好戦的になった。精神と時の部屋での修行によって超サイヤ人状態でも平常心でいられるようになったあとは、変身後でも「オラ」「おめえ」と呼んでいる。
「孫」が名字で「悟空」が名前。育ての親である孫悟飯によって付けられた。他の純血なサイヤ人からはカカロットと呼ばれている。名前の由来は人参(キャロット)から[1]。また、チチとのあいだに生まれた長男の名前は、自身を拾って育ててくれた孫悟飯の名前を付けた。
少年時代は如意棒を武器として使用することが多い。サイヤ人の特性として長い尾を持ち、尾が生えている時に満月を見ると大猿に変化するが、その力を危惧した地球の神様によって尾は二度と生えないようにされている。
人物像[]
元気で明るく、朗らかな性格であり、誰からも好かれる。ブルマなどのおかげで理不尽な目にあっても大抵の事を「ま、いいか」の一言で済ますなど、あまり物事を深くは考えない[8]。心が清らかでないと乗れないという「筋斗雲」に乗ることが可能など、非常に無邪気な性質を持つ。
常に自然体からか、戦闘や緊急時にはシビアな対応を取り、かつ分け隔てない面がある。素直で真面目過ぎる性格ゆえに、クリリンなどの単純な騙まし討ちに引っかかったり、戦闘不能の相手にはとどめを刺さずにその場から立ち去るよう忠告することも多い。このためベジータらからはしばしば「お前の甘さには反吐が出る」と呆れられた。その反面、亀仙人の指導を忠実に守り、体ひとつで世界を回り弱点を克服するなど、そのひたむきな姿勢により強さを培ったのも確かである。
非常に食欲旺盛で健啖家。何十人前もの料理をあっという間に平らげる[9]。亀仙人の天下一武道会の優勝賞金(50万ゼニー)を1回の食事でほとんど使い果たしたことがある。犬並みに嗅覚が鋭く何kmも離れた人間の気配も察知できる。比較的、寒さには弱い[10]。強い相手と闘うことを何よりも好み、その圧倒的な戦闘力と清らかな心により、地球、ひいては全宇宙を救う。しかし、その性格ゆえに避けることのできる闘いも実現させ、地球を震撼させたこともある。戦闘は好きだが相手の命を奪うことが目的ではなく、あくまで「倒す」ことを目標とする。物語終盤では、ベジータから「勝つために戦うのではなく、負けないために戦い、相手の命を絶つことにはこだわらない」と評され、ついには「No.1」と認められた。図らずも、亀仙人が説いた教えと一致している。一方で、少年時代に親友のクリリンをタンバリンによって殺された際には愁嘆し、怒りをあらわにして「ぶっ殺してやる!!」と、温厚な彼とは思えない殺意と憤怒を剥き出しにして言い放った。悟空が明確に相手に対する殺意を見せたのはこの一件から始まる初代ピッコロとの一連の戦いのみであり、それ以外の戦いで相手の命を奪ったケースは「相手が手を引かなかった」「倒す以外に悪事をやめさせる手段がない」等の理由からやむを得ず、という結果論的な結末がほとんど。ナメック星ではタンバリン同様クリリンを殺害したフリーザに対してすら「気は済んだ」と見逃そうとしており、復活したフリーザが地球に襲来した際にも「反省してないようだからこらしめてやろうと思った」という趣旨の発言をトランクスにしており、殺意がなかったことがわかる。
戦いへの姿勢が時期に応じて変化しており、多くの場合は私闘に関しては一対一を望むが、地球、ひいては宇宙全体を巻き込む大敵との闘いでは(本意ではないにせよ)総力戦も厭わない。怒りに目覚めて覚醒した悟飯がセルを追い詰めた際に、早くにとどめを刺すよう命令している。
ラディッツ戦後、悟飯がピッコロに「お父さんから修行を教えて貰いたい」という発言をした際、ピッコロは悟空を「他人に対する厳しさが全くなく、師匠にはまるで向かない」と評した。しかし、成長するにしたがって、父として、師としての威厳を身に付け、息子の悟飯や孫悟天、ウーブを指導することとなる。ただし、ピッコロやべジータほどの厳しさはない。
幼い頃は、股間を触らないとその人が男か女か判別できなかった(俗称・「パンパン」)。それどころか、当初は「男女」というものさえ理解していなかった。結婚する際も、チチに「ヨメ」と言われても何のことか分からず、食べ物のことだと思っていた。大人になってからは一般常識程度は身に付けたようで、連載終盤になるとクリリンらの影響かビーデルやブルマに色仕掛けをさせて老界王神を懐柔しようとしたこともある[11]
その性格ゆえに妻のチチに対する感情表現も、あまり表立っては描かれていないが、事実として二人の子供を設けていることや、アニメではチチに抱きつかれて照れる描写も何度かあるなど、女性として意識しているのも確かである。また、人造人間編でチチを自分の妻・家族として大切にしていることが垣間見える描写もいくつか描かれた。
死亡歴[]
本編では2度死亡している。1度目はラディッツを倒すためにピッコロの魔貫光殺砲でもろとも撃ち抜かれたことによるもの、そして2度目は孫悟飯に追い詰められた末に地球を道連れに自爆しようとしたセルを阻止(瞬間移動を使って界王星へ跳躍。地球への損害は防ぐが、自らは爆発に巻き込まれて消滅)したことによるもので、いずれも地球に迫る重大な危機を回避するため自ら判断した結果によるものである。2度目に死亡した際に、仲間たちは悟空の蘇生を神龍に頼むも[12]、かつてブルマから「悟空が悪者を引き寄せる」と指摘されたことに鑑みて、あの世から仲間たちに対して「生き返らせてくれなくていい」と語りかけた。しかし、明朗な口調で死んだことのメリット(年を取らずに済む、まだ見ぬ先達や異界の戦士と手合わせできる)を語るなどしたために、クリリンから「あまり悲しくない」と言われた。
魔人ブウ編では、天下一武道会に参加するために「死んだ人間は1日だけ現世に行くことができる」という掟を利用して一時的に帰還した。しかし魔人ブウの出現に際し、地球の未来を自らの次男・悟天とベジータの長男・トランクスに託すべくふたりにフュージョンを伝授し、のちに老界王神の命を譲り受けて再び生き返り、ブウとの最後の戦いに挑んだ。
パラレルワールドのアナザーストーリー『ドラゴンボールZ 絶望への反抗!!残された超戦士・悟飯とトランクス』では、悟空は人造人間戦前に侵されたウイルス性の心臓病でパオズ山の自宅で息を引き取っている。
年譜[]
- エイジ737、惑星ベジータでサイヤ人の下級戦士バーダックの息子として誕生した後、赤子時に侵略目的(漫画「ドラゴンボールマイナス」ではフリーザからの避難目的に変更。)で地球に送り込まれる。
- その頃、惑星ベジータはフリーザによって消滅させられる。サイヤ人のほとんどが滅亡し、父親のバーダックと母親のギネも戦死する[13]。
- 孫悟飯に拾われる。当初は大暴れしていて手に負えなかった(ドラゴンボールマイナスでは当初はじっちゃんに戦いを本当に挑んでしまうほど狂暴だった設定。)が、ある日誤って谷から落ちて頭を強打し、記憶の一部を失うと途端に大人しくなる。そのときの傷跡は、成長しても頭に残っている。
- 満月の夜は怪物(大猿化した悟空のことである)が出るから決して外に出てはいけないと悟飯に言われるが、ある日、小便するために外へ出て満月を見てしまい変身。育ての親である悟飯を踏み殺してしまう[14]。
- 以後、悟空は形見であるドラゴンボール(四星球)を「じっちゃん」と呼び、山奥で暮らすことになる。
ここまでの詳細なエピソードが本編で語られることはなかった。
- エイジ749 (12歳。本人は14歳だと数え間違えていた)- 『ドラゴンボール』本編はここから始まる。ドラゴンボールを探しに来た少女ブルマと出逢い、なりゆきで共にドラゴンボール探しの旅を始める。悟飯以外の人間に出会ったのはブルマが初めてであり、女性という生き物もここで初めて見ることになる。
- 旅を続けるうちに後に師匠になる亀仙人やそのペットのウリゴメ、ウーロン、最初のライバルヤムチャとプーアル、牛魔王、そして将来の妻となるチチ、後に仲間になるピラフ一味などと出会う。
- ドラゴンボール探しが終わったあと、後に親友となるクリリンとともに亀仙人に弟子入りする。この時の修行を受ける条件が切っ掛けでランチと出会う。
- エイジ750 (12~13歳)- 8ヶ月間の修業のあと、ヤムチャ、クリリンと3人で第21回天下一武道会に出場。孫悟空は決勝で亀仙人が変装したジャッキー・チュンに敗れ準優勝となる。なお、この大会で初めて山吹色の胴着を着た。以降、この服装がデフォルトになる。
- 武道会後、祖父の形見の四星球を手に入れるため、レッドリボン軍と戦いつつ再びボール探しの旅をする(このとき、ペンギン村に立ち寄り則巻アラレらと出会っている)。しかし四星球入手後、レッドリボン軍に雇われた桃白白に敗北し、桃白白に殺されたウパの父親ボラを蘇生させるためドラゴンボールを全て集める方針に変更。カリン塔で修行を積み、桃白白、レッドリボン軍を撃破し、なぜかドラゴンレーダーに映っていなかった最後のドラゴンボールの在処を調べるために占いババの闘技場に乗り込み、そこで勝利したことで一星球の場所が判明。それを持っていたピラフ一味を倒したことでドラゴンボールが全て揃い無事に目的を果たす。このボールが飛ぶ直前に四星球だけポケットに入れたことでボール探しに行く必要がなくなり、そのまま3年間修行をした。
- エイジ753 (15~16歳)- 第22回天下一武道会に出場し、決勝で天津飯に敗れまたも準優勝。試合後、仲間をピッコロ大魔王に殺され悟空も敗れるが、奇跡的に生き延びた後カリン塔で超神水を飲みパワーアップし、ピッコロ大魔王を倒す。その後天界に行きドラゴンボールを復活させ仲間を生き返らせ、そのまま天界で修行をする。このころまでは幼児体型であった。
- エイジ756 (18~19歳)- このころから大人の体型になり、大人びたような雰囲気が少なからず出始める。第23回天下一武道会でチチと結婚する。決勝戦ではピッコロ大魔王の息子であり生まれ変わりのマジュニアに勝ち、初優勝。
- エイジ757 (19~20歳)- 息子の孫悟飯をもうける。
- エイジ761~762 (23歳~25歳)- 今まで自分は地球人だと思っていた[15]が、兄であるラディッツと出会い、自分がサイヤ人であるという出生を知る。息子の悟飯を誘拐されるが、ピッコロと手を組んで捨て身でラディッツを倒して死亡する。新たに地球にやってくるサイヤ人に備え、あの世で界王のもとで修行を積み1年後にドラゴンボールで生き返る。界王星から地球に帰還した悟空はサイヤ人と戦う悟飯たちのもとへ向かう。仲間たちを次々と葬り去ったナッパを倒した悟空はベジータと死闘を演じ重傷を負うが、クリリン、悟飯らの協力を得てかろうじて退ける。ベジータとはのちにライバル関係となる。
- エイジ762~764 (24歳~27歳)- 悟飯たちが殺された仲間を生き返らせるために新たなドラゴンボールを求めナメック星に向かい、体力を回復させた悟空も後を追う。ドラゴンボールを狙うフリーザに多くのナメック星人やサイヤ人を殺され、さらに一番の親友であるクリリンを目の前で殺された怒りから「伝説の戦士」と謳われていた超サイヤ人に初めて変身する。フリーザに勝利した後、ナメック星を小型宇宙船で脱出、ヤードラット星に漂流し、ピバラ長老のもとで「瞬間移動」を身につけ、1年後に地球に帰還。このとき未来から来た少年トランクスに「あなたはウイルス性の心臓病に侵されて死ぬ」と予言(警告)される。
- エイジ767 (29~30歳)- 人造人間19号、20号との闘いの最中に心臓病の発作が現れ、自宅で休養することになる。休養後、人造人間や新たに現れたセルを倒すため天界で息子の悟飯とともに修行に励み、徹底的に鍛え上げ超サイヤ人を完成させる。なお、この修行が切っ掛けで後にセル戦で悟飯が超サイヤ人2に覚醒した。セルとの闘いでは、地球を救うために自ら犠牲となって死ぬ。この時界王星も爆発したが、後にポルンガによって蘇っている。セルゲーム開始前、チチは第2の息子として生まれる孫悟天を妊娠していた。
- エイジ767~774 (29歳~37歳)- あの世で修行をし、自身も超サイヤ人2に覚醒した。更に息子やベジータでさえ到達できなかった超サイヤ人3にも覚醒。アニメでは大界王星で修行を積み、パイクーハンと出会う。
- エイジ774 (36~37歳)- 占いババの力によって1日だけこの世に帰り、第25回天下一武道会に出場しようとするが、魔人ブウ騒動に巻き込まれる。魔人ベジータ[16]との闘いでは超サイヤ人2、ブウとの闘いでは超サイヤ人3への変身を披露した。その後、地球がブウによって危機になったとき、老界王神の命を貰って再び生き返る。そして地球人たち全員のエネルギーを集めた元気玉でブウを倒す。
- エイジ774~784 (36歳~47歳)- 界王星で修行している最中に破壊神ビルスおよび天使ウイスと対面。ビルスと戦う過程で超サイヤ人ゴッドに覚醒し、ノーマルでもゴッドクラスの実力になる。その後、ウイスとの修行で超サイヤ人ブルーになり、その力で復活したフリーザ、ヒットとの戦いに勝利。アニメでは超サイヤ人ブルー界王拳も披露した。
- ザマスには危うく肉体を奪われそうになるが、未来トランクスとビルス、ウイス、ズノー、キビト、シンの6人の功績もあり阻止できた。未来世界で超サイヤ人ブルーフルパワーという新技を披露した。
- そして力の大会において亀仙人が身勝手の極意もどきを披露したことが切っ掛けで、それを見ていた悟空がジレンとの戦闘中に身勝手の極意を会得する。
- エイジ784 (46~47歳)- 第28回天下一武道会に出場し、本選一回戦でブウの生まれ変わりであるウーブと対戦。試合を途中で放棄し、ウーブを連れて修行の旅に出る。
ドラゴンボールGT[]
神の神殿にてウーブの卒業試験終了後、ピラフ一味の手により究極ドラゴンボールの力で12歳の子供の姿[17]になってしまうものの、本人はあまり気にしていなかった。今作では、Zと比べると肌が少々黒くなっている。体が小さいのが原因で瞬間移動ができなかったり、超サイヤ人3の変身時間が急激に減退したりしたが、のちに克服している。子供に戻ったためか大人の時より性格が子供っぽくなっている。超化していない状態で悟空曰くブウ以上の強さであるリルド将軍第一形態と互角に戦ったり、セルやフリーザを同時に闘ってあしらうなど戦闘力の減少自体は無い様子。ベビーの全宇宙ツフル化計画を阻止するため、尻尾を再び生やし、地球を見て超サイヤ人4へと変身する(後述)。その後、超17号や邪悪龍との闘いを経て、神龍とともに何処かへ旅立ち、神龍の背中でドラゴンボールを吸収したあと消失する[18]。
100年後では孫悟空Jrと呼ばれる悟空と同名の人物が子孫として登場している。また、悟空が地球のヒーローとされていてミスター・サタンとともに巨大な像が天下一武道会の会場に建てられている。この100年後が舞台になったエピソードで消えたはずの悟空が登場し、テレビスペシャルではパンの病気を治すためにパオズ山にやってきた悟空Jrと会い、最終回ではその悟空Jrとベジータの子孫の試合を見物し、会場内を歩いてから空へと去っている。
悟空が結局どうなったのかについては、明言はされていない。ベジータ、ピッコロ、亀仙人は何かを察していたようだが、作中で語られることはなかった。
- 超サイヤ人4孫悟空
- 悟空が超サイヤ人4に変身した姿。大猿になっても理性を保つことができる超サイヤ人が変身できる最強の形態で本当の伝説の超サイヤ人。金色の大猿になった悟空は理性がなく暴れ回っていたが、パンが持っていた昔の写真とパンの涙を見て理性を取り戻し、この形態へと変化した。超サイヤ人4の特徴として、これまでの超サイヤ人とは異なる黒い長髪、赤い体毛等が見られる。またこの形態になった悟空は通常時と異なり、冷静で好戦的な性格を見せ、一人称が「オレ」であることが多い。しかし、パンが身体を七星龍に乗っ取られた際にはここぞという時に冷酷になりきれないという所々に見られる精神的な甘さは変身前と変わらない。技も変わり、10倍かめはめ波や、劇場版DBZで見せた龍拳などの技を使うようになり、通常時はできなかった瞬間移動もできる。悟空はこの姿の時のみ大人の体を取り戻す。超17号や邪悪龍との戦いではこの形態で戦うことが多く、通常状態から一気に超サイヤ人4になることもあった。
劇場版への登場[]
劇場版全17作品に皆勤。ボス格の敵キャラクターと戦い勝利する役回りが多い。
劇場版での活躍[]
Z劇場版1作目『ドラゴンボールZ』では悟飯を助けるためガーリック城へと駆けつける。ジンジャー、ニッキーを倒し、ピッコロとともにガーリックJr.と戦った。
Z劇場版2作目『この世で一番強いヤツ』では、「この世で一番強いヤツ」としてDr.ウィローに狙われる。バイオ戦士3人を倒すも、洗脳されたピッコロと戦うこととなる。最後は元気玉でDr.ウィローを撃破する。
Z劇場版3作目『地球まるごと超決戦』では、ターレス軍団を実質1人で撃破するが、神精樹の実を食べたターレスに追い詰められ、1度は元気玉を破られてしまう。しかし神精樹から気を集めた元気玉でターレスを倒した。
Z劇場版4作目『超サイヤ人だ孫悟空』では、冒頭でクリリンとともにスラッグ軍団の宇宙船の軌道をそらそうと試みるも失敗する。その後、クリリンとともに悟飯・ピッコロのもとに駆けつけ、アンギラとメダマッチャを倒し、一時的に疑似超サイヤ人に変身してスラッグを追い詰めるが、巨大化したスラッグの攻撃で力尽きてしまう。その後ピッコロからパワーを与えられて形勢逆転し、最後は太陽の気を集めた元気玉でスラッグを倒した。
Z劇場版5作目『とびっきりの最強対最強』では、クウラの攻撃から悟飯を庇って負傷してしまう。仙豆によって復活してクウラと戦うも、最終形態のクウラに追い詰められる。だが、超サイヤ人に変身したことで形勢を逆転させた。クウラは地球ごと悟空を消滅させようとするも、すんでのところで押し返し、クウラを太陽まで吹き飛ばした。
Z劇場版6作目『激突!!100億パワーの戦士たち』では、ビッグゲテスターを新ナメック星に寄生させたメタルクウラと戦う。途中でベジータも参戦。両者ともボロボロになりながらも、メタルクウラ本体を消滅させた。
Z劇場版7作目『極限バトル!!三大超サイヤ人』では、人造人間13号と戦う。最後は超サイヤ人の状態で元気玉を吸収し、合体13号を撃破した。
Z劇場版8作目『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』では、赤子時代での因縁からブロリーに執拗に狙われる。この作品では戦い好きの悟空がブロリーの力に対し「少しは手加減しろ!」と発言する、珍しい場面がある。
Z劇場版9作目『銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴』では、あの世から天下一大武道大会を観戦。その後、銀河戦士ボージャック一味に追い詰められる悟飯を見かねて、死んでいるにもかかわらず瞬間移動で駆けつけ、悟飯を叱咤激励した。
Z劇場版10作目『危険なふたり!超戦士はねむれない』では、ドラゴンボールの力で現れた幻(?)として登場。悟飯と悟天を叱咤激励して、自らも超サイヤ人に変身してかめはめ波を放ち、親子3人でブロリーを倒した。その後は悟飯たちの前から姿を消す。
Z劇場版11作目『超戦士撃破!!勝つのはオレだ』ではラストのみ登場。食事中にあの世で暴れているブロリーを退治に行くように言われていた。
Z劇場版12作目『復活のフュージョン!!悟空とベジータ』では、この世とあの世を混乱させるジャネンバと戦う。超サイヤ人3となって1度はジャネンバを沈黙させるも、変身によって強化されたジャネンバに追い詰められる。最後はベジータとフュージョンしてゴジータとなり、ジャネンバを浄化した。
Z劇場版13作目『龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』では、復活したヒルデガーンと戦う。攻撃をしかける瞬間に実体化する特徴を見抜き、超サイヤ人3状態で放った新技「龍拳」でヒルデガーンを消滅させた。
服装[]
- 初登場時
- 青の胴着。亀仙人のもとで修業を積んでいる間は主に白のランニングと黒い袴を着用した。
- 第21回天下一武道会~ピッコロ大魔王編
- オレンジ(山吹色)の亀仙流の胴着(アニメでは赤)。胸と背中に○枠に「亀」のマークがデザインされている。以降、人造人間編まではこの胴着のデザインをベースとしている。
- 占いババ編ではピラフ一味との戦いで胴着がボロボロになったために、代わりにシュウの服を着用していた。
- 第23回天下一武道会~ラディッツ戦
- 天界での修行から帰り、第23回天下一武道会に参戦した時から着用。亀仙流の胴着に加え、青いアンダーシャツ、帯、ブーツ状の靴(アニメでは初期のみ黒)、青いリストバンドを着用、背中のマークが「神」に。胴着を除くアイテムはひとつひとつが数十キロの重さがあり、修行のために以降も日常時から身につけている。
- 界王星での修行後~ベジータ戦
- ラディッツ戦で命を落とし、界王の元での修行を終えてから着用。界王により多少の攻撃を跳ね返す丈夫かつ軽い素材に変化している。背中のマークが「界王」の文字をベースとしたものに変更されている。
- ナメック星編
- ベジータ戦での傷の治療を終え復帰してから着用。作中では界王から送ってもらったと明言されている(アニメでは洋服ダンスに大量に掛けられていた)。背中のマークが「悟」に変更されている。この「悟」とは、原作者の鳥山によれば「自分なりに修行した結果」とのこと。
- ドラゴンボール超の神と神及び、未来トランクス編以降でも再び着用している。
- 人造人間編~魔人ブウ編
- デザインは亀仙流のものがベースだが胸と背中のマークはない。胴着の首の切れ込みが大きくなり、帯も結び目のない腰にフィットさせるタイプになっている。ただし、原作では心臓病からの復活直後、帯を締めるシーンが1コマだけ存在する。
- 復活の「F」~破壊神シャンパ編
- 亀仙流の胴着とよく似た橙色の服を着用。
- 原作ラスト
- 柳茶の胴着に苔色のズボン(単行本42巻表紙では水浅葱のズボン)、白い帯と初期の胴着に酷似した、亀仙流の胴着の流れを組まないものになっている。『GT』で着用している。
備考[]
鳥山明によれば、人数が多いとあまり喋らないキャラクターとのこと。ほかのキャラクターとの差別化のために、一匹狼風になるように心掛けられたという[19]。また、鳥山は悟空について、「悟空は子育てに興味がない。父親としては完全に失格」、「悟空はただ強くなりたいだけで、他の本能はない感じ。だから興味のないことには本当に何の興味も示さない。きっと結婚も興味なかった」など語っている[8]。だが、自分が捻くれた人間であるため、逆に純粋で無邪気なキャラクターを描きたくなる、とも語っている。連載終了直後のインタビューでは、描いていて一番わくわくするのは悪役が暴れている中、悟空を溜めて溜めて登場させるときであると述べている[20]。また、鳥山は好きな5人の戦士として、クリリン・サタン・ベジータ・ピッコロと共に、悟空の名を挙げており、「やっぱり一番のお気に入りは悟空」という[21]。鳥山によると、「さちえちゃんグー!! 」では「人間味を表現するのが嫌」で、「主人公のキャラは悟空みたいにしたかった」と語っている[22]。
初代担当の鳥嶋に「君の主人公は地味だね」と言われた鳥山は、「悟空を一番よく表してる言葉は『強くなりたい』っていうことで、それを前面に出した」と語っている[6]。鳥山は「悟空を大きくしないと、連載を続けられない」と主張して鳥嶋を心配させたが、読者の抗議の電話は全然なかったという[23]。
孫悟飯じいちゃんが怪物に殺されたと悟空が思った理由について鳥山明は「怪物が出ることを、じいちゃんからよく聞かされており、家が壊され、じいちゃんが死んでいたため、そうに違いないと思った」と語っている[24]。
鳥山曰く「いつも読者の意表をつきたいと考えているので、天下一武道会で悟空の優勝を望む葉書が多くて悟空の優勝をやめたことがある」と語っている[25]。
ナメック星編で超サイヤ人に変身後、フリーザとの会話でフリーザの殺戮行為について「罪の無い者を殺した」と指摘した際、フリーザが「サイヤ人は正しかったとでもいうのか」と反論。前述の言葉を返すが、悟空は「だから滅びた」と、サイヤ人も無実ではないことを認めている。
単純な戦闘力では他の人物に劣ることもあるものの、戦闘センスは随一であり、互角の戦闘力であった天津飯やピッコロ大魔王に対しても優位に戦っている。界王のもとで修行したことで、元気玉を初めとする悟空しか用いることができない強力な技も体得している。
「『Dr.スランプ』に登場する則巻アラレと悟空が戦ったらどっちが強いですか?」との質問に対し作者の鳥山は「アラレちゃんの方が強いと思う」と返答している[24]。
チチによれば、結婚以後「一度も働いたことがない、一銭も稼いだことがない」[26]。人造人間編ではチチは悟空が悟飯を鍛える条件として悟空が働くことを提示し、悟空も約束したが、その後彼が死んでしまったためそれが報われることはなかった。もっとも、狩り・木材の調達など自給自足のための「働く」という行為は普通にしていたようである。このため、悟空一家は家も小さいなど決して裕福ではなかったようで、チチの父である牛魔王の蓄えを切り崩して生活してきたが、それも底をついてきた。魔人ブウ編で生き返った後に悟空が働くようになったかについては触れられていない[27]。
妻であるチチの説教は苦手としている。アニメでは注射を嫌う描写が存在し、注射を打たれると思い込んで病院に入るのを嫌がったこともある。同じくアニメではナメック星へ行く前、ビールを「苦い」と嫌がっていたが、ブウ戦後のブルマ家でのパーティではビールを飲んでいた。原作ではブルー将軍から自分を助けてくれたネズミを口に入れて救うシーンがあるが、『ネコマジンZ』ではネズミが苦手な生物となっている。
原作ではセルゲーム前に家族を乗せてドライブをしている場面がある。アニメでは、人造人間戦に向けて修行している時にチチに急かされ、ピッコロとともにエアカー教習所に行かされている。一度は教習所を追い出されるが、その後チチが頼み込んで免許を取った(筆記試験はチチに徹夜で勉強させられた)。ゲーム『ドラゴンボールZ外伝 サイヤ人絶滅計画』では潜水艇も操縦している。
1994年のお正月特番スペシャルにおいて『ちびまる子ちゃん』の主人公・まる子と競演、和服で登場。劇場作品の紹介をしたほか、遅刻したり撮影中にジュースを飲んでいたりとマイペースなまる子を注意・フォローするなど大人びた行動が見られた。この時点では魔人ブウ編のため、頭上に天使の輪が付いている。最後に(当時)公開予定の新作『ドラゴンボールZ 危険なふたり!超戦士はねむれない』を紹介した。
ドラゴンボールZアニメ・スペシャルでは鳥山明により、おじいさんの姿をした悟空の絵が描かれた[28]。
孫悟空の技[]
- かめはめ波
- 亀仙人が50年かけて開発した技。亀仙人が技を見せた直後、小さな威力(とはいえ、すぐ横にあったヤムチャからもらった無線車を大破させてしまった)ながら真似して見せたのが最初であり、天下一武道会でも使用し亀仙人を唖然とさせた。その後も悟空は長年必殺技として使用し続けた。独自のアレンジとして、足からの放出や曲げて見せたり、2発を別々に放ちフェイントとして活用したりした。また第23回天下一武道会では、「超かめはめ波」としてマジュニアに向けて巨大なかめはめ波を放っている。反作用を利用して突撃・緊急脱出する手段としても利用している。詳細は本項目を参照。
- ジャン拳(じゃんけん)
- 育ての親、孫悟飯直伝の技。グーでパンチ、チョキで目潰し、パーで張り手の連続攻撃を食らわせる。それぞれを単体で出すことも多く、状況に応じ、グー、チョキ、パーを使い分ける[29]。まだ相手がいたとき、あいこで掌というかけ声と共に掌打を放つという設定もある[29]。少年期に多用したが、レッドリボン軍編を最後に使われなくなった。
- 大猿
- 満月を見ることで変身する。戦闘力が10倍になるが理性を失う。悟空とブルマ編のピラフ一味戦と第21回天下一武道会で変身した。
- 尻尾コプター
- 尻尾をヘリコプターのように回すことで空を飛ぶ技。第21回天下一武道会で使用。
- 残像拳(ざんぞうけん)
- すばやい動きで残像を残し、相手に自分の位置を誤認させる。発生させる残像の数によって「三重~」「多重~」とも呼ばれる。相手が残像に攻撃を加えるよう誘導し、その際に相手の隙をつき攻撃を加える。天下一武道会にてジャッキー・チュン(亀仙人)が試合中に使用したものを見切り、ナム戦より使用。
- 狂拳(きょうけん)
- 歯を剥き出しヨダレを垂らして、狂犬のように相手に飛びかかると見せ掛け驚かし、怯ませた隙に相手を攻撃する。第21回天下一武道会でジャッキー・チュンの酔拳の対抗技として使用。アニメでは使用されなかった。
- 猿拳(さるけん)
- 猿を真似て相手を威嚇し感情を惑わすという精神の乱れを利用した技で、身軽で機敏に動き、ちょこまかと技を決め相手と戦う[29]。第21回天下一武道会でジャッキー・チュンの酔拳に対抗するために使用。
- 試合用のパワー
- 本気を出すと相手を殺しかねないという理由で使用したただの手加減。第22回天下一武道会にて使用。名称は天津飯との戦闘中に登場した。
- 八手拳
- 手が八本に見えるほどの素早い手の動きで拳を繰り出す。天下一武道会の天津飯との試合で、四妖拳に対抗してチャパ王の技を真似て使用した。
- 太陽拳(たいようけん)
- 体中の気を発光させ、相手の目を眩ませる技。元々は鶴仙流独自の技だが、第23回天下一武道会準決勝の天津飯戦にてそれまで唯一の使い手だった天津飯に「技を使わせてもらう」と断りを入れて使用した。
- 気合い砲(きあいほう)
- 目からもしくは両掌から不可視の気の塊を放出する技。同様の技をフリーザが使用。
- つらぬけ![30]
- ピッコロ大魔王を倒した攻撃。エネルギー波を下に放ち、その反動で空中へ飛び上がり、そのままエネルギーを集中させた拳を前に突き出して相手の体を貫く。
- 衝撃波(しょうげきは)
- 第23回天下一武道会第一試合、及び決勝戦で使用。猛烈な勢いで繰り出した拳から衝撃波を放出する。気の作用で発生する技ではないが、離れた相手を攻撃するという点は共通している。サイヤ人編では、ベジータとの戦いの際に牽制として使った。「魔族に近い技」とピッコロは語っている。
- メテオコンビネーション[30]
- 第23回天下一武道会でピッコロとの決勝戦の終盤に繰り出した連続攻撃。「よーい、ドン!」の掛け声とともにスタートダッシュの構えから突撃し、連続攻撃を繰り出し最後に相手の真上からかめはめ波を放つ。
サイヤ人編以降に使用した技[]
- 元気玉(げんきだま)
- 草木や動物など、その星に生きとし生ける全てのものから少しずつエネルギーを分けて貰い、それによって出来た気の玉をぶつける北銀河の界王が開発した技。技の破壊力は絶大で強力無比である反面、集めたエネルギーを収束させ、完成させるまでに膨大な時間がかかること、気を集中するために長時間全くの無防備になってしまう点が最大の欠点である。
- 目ではなく、敵の邪悪な気を捉えることで当てる。小型の場合は直接手の平から発射するが、規模が大きい場合は手元から離れた場所に作り出す(フリーザとの戦いでは遥か上空に作られていた)。なお、作中において元気玉の使い手は悟空のみ。ナメック星編終盤でピッコロにより、界王は悟空以外の者に元気玉の存在を教えていなかったことが説明されている。ゲーム『ドラゴンボール レイジングブラスト』ではフリーザ戦で使用された巨大な元気玉は「特大元気玉」と名付けられている。
- ブウを倒す時は地球だけでなく、ナメック星やあの世からもぎりぎりまでエネルギーを貰ってできた特大の元気玉が登場。各種書籍やゲームでは「超元気玉」と名称がつけられている場合がある。
- 『ドラゴンボールZ』の初代オープニングテーマ『CHA-LA HEAD-CHA-LA』の歌詞にも使われた悟空最強の技であったが、劇場版を除き、とどめとして使った敵は魔人ブウのみ。この際には、本人としてはみんなに協力してもらったためフェアな勝負とは言いがたいというような発言もあり、後々まで悔やんでいる様子がみられる。劇場版においては、「純粋な心の持ち主でなければ使用することができないため、基本的に「悪」である超サイヤ人に変身するとわずかに悪の心が生まれ、使用できない」という設定が登場。
- 界王拳(かいおうけん)
- 全身の気をコントロールし、一時的に通常の何倍ものパワー・スピード・防御力を発揮させる。発動の際には体に大きな負担がかかるため、使用者の力量以上のパワーアップは非常に危険。気のコントロールは非常に高度なものが求められ、考案者の北銀河の界王ですら極めることはできず、悟空が初めて体得に至った。サイヤ人編でのナッパ戦で初使用。ベジータ戦では2~4倍、フリーザ戦では10倍・20倍で使用された。使用時は全身が赤く発光し、オーラを纏う。劇場版を除き、超サイヤ人への変身が可能になってからは使用されなくなった。ただしアニメでは「あの世一武道会」のパイクーハン戦にて、超サイヤ人の状態のまま「超(スーパー)界王拳」なる技を使用したことがあった。この技の特徴については触れられていない。
- 超サイヤ人(スーパーサイヤじん)
- 髪が金髪になり、瞳が青くなる。クリリンがフリーザに殺害された怒りで覚醒。当初は性格がやたら好戦的になる、体への負担が大きい、戦闘力もそこまで高くないなどの問題点があったが、人造人間編で超サイヤ人の状態に体を慣らす修行をしたことで克服した。
- 当初はこの形態にしか変身できなかったが、後にブウ編において息子の悟飯と同じ超サイヤ人2に覚醒したほか、それを更に越えた超サイヤ人3に変身できるようになった。
- メテオスマッシュ
- 名前はゲームより。フリーザに使った連続攻撃。相手の腹にパンチを叩き込み、頭に飛び蹴り、蹴り落とす。ゲームによっては内容が異なる。
- 瞬間移動(しゅんかんいどう)
- 知っている者の気を感じとり、瞬時にその場所まで移動する。そのため気を感じることのできない場所へは移動できない。ヤードラット星人に教わった技。気を探る際には主に手の指を額に当てている。遠すぎなければ別の星にも移動可能で、異なる次元に存在し、原則上死者と神しか立ち入ることができないあの世へも移動可能。かめはめ波を併用した「瞬間移動かめはめ波」という応用技もある。
- 自爆寸前で悟空の技を見切ったセルも使用可能。
- 舞空術(ぶくうじゅつ)
- 全身の気をコントロールしながら放出することによって、空中を飛行する。もとは鶴仙流独自の技だが、作中に登場する戦士のほとんどがこれを体得した。初めて使用したのは第23回天下一武道会の決勝戦の土壇場であり、雌雄を決する切り札となった。初披露するより前は、尻尾を回転させてヘリコプターのように飛んだり、同様に竹トンボのように体全体を回転させて天下一武道会の場外負けを回避していた。息を爆風のように吐き出して瞬間的にホバリングしたこともある。
- テレパシー
- 声を出さずに直接相手の脳に話しかける能力。地球でベジータに元気玉をかわされ、悟飯に直撃しそうになった際に「跳ね返せ」と呼びかけたり、夢の中で現実に起こっている出来事を把握したり、悟飯やクリリンの頭に手をかざすことで記憶を探るなど、サイコメトリーにも似た形で発揮された。
- 気円斬(きえんざん)
- 気を円盤状のカッターに練り上げ、その物体を寸断するクリリンが独自に編み出した技。あの世から復活し、ブウの攻撃を阻止する際に使用。また劇場版『地球まるごと超決戦』においても大猿化した悟飯の尻尾を切る際に使用している。
- メテオブラスト[31]
- 超サイヤ人2状態で純粋の魔人ブウに使った連続攻撃。連続攻撃を繰り出し、エネルギー波を放つ。
- メテオインパクト[31]
- 超サイヤ人3状態で純粋の魔人ブウに使った連続攻撃。空中の相手を両手を組んで叩き落し、急降下蹴り、至近距離でエネルギー波を放つ。
GTで使用した技[]
- 10倍かめはめ波
- 超サイヤ人4状態でのみ使えるかめはめ波。悟空は10倍を「じゅうべぇ」と発音している。具体的な性質は説明されていないが、撃つ直前に手に気を集める時に、普通のかめはめ波より少し大きい隙があり、超サイヤ人4を超えるスピードの四星龍には通用しなかった。悟空自身は「オレの最高の技」と発言しており、超サイヤ人4状態での最強技のようである。超サイヤ人4の状態でも、普通のかめはめ波を使用することはある。光線の色は最初は普通のかめはめ波と同じ青だったが、超17号戦以降は赤となる。
- 自爆
- 超17号戦で超サイヤ人4状態で使用。悟空自身が「自爆」と言う前に、ドクター・ミューが「自爆」と判断した。自分の命と引き換えの攻撃ではないが、悟空は発動後に通常状態に戻ってしまい、体力もほとんどなくなっていた。超17号には接近戦を挑もうにも、瞬間移動の出現場所も簡単に見切られてしまうが、電撃地獄玉の爆発の巨大な音を利用して、悟空が瞬間移動で超17号の背中にしがみついて自爆した。しかし超17号はギリギリでバリヤーを張ったため、ほとんどダメージを与えられなかった。超一星龍戦でも、超サイヤ人4状態で自爆しようとしている。その時も超一星龍の背中にしがみついたが、こちらの場合は「ベジータがブウを消し去ろうとしたやつ」として、命と引き換えの自爆をしようとしていた。が、その場に突如現れたベジータの言葉で自爆をやめた。ベジータは、たとえ悟空が自爆しても、超一星龍を倒すことはとてもできないと思っていた模様。
- 龍拳
- 相手に超高速で突っ込み、相手を貫く。その際、気が黄金龍と化し、それにより相手を消滅させる。初披露は劇場版『龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』であるが、原作やアニメ本編には登場しないオリジナルの技。
- 初披露は超17号戦にて、通常状態で使用。超17号の腹を貫き、さらにかめはめ波を3連発して超17号を倒している。三星龍へのとどめや、超一星龍戦では超サイヤ人4の状態で使用。超一星龍戦ではパワーアップ版の「10倍龍拳」が登場。なお、ゲーム『ドラゴンボールZ3』では、悟空がピッコロ大魔王を倒した攻撃にこの名称があてられている。
- 超ウルトラ元気玉
- 地球の全てだけでなく、悟空たちが旅した宇宙各地の人々からも元気を貰う究極の元気玉。超一星龍を倒すには地球の元気だけではとても通用しないと悟空が判断し、4人の界王の協力を受けて作り、超一星龍は受け止めることすらできずに消滅。この元気玉のエネルギーにより、マイナスエネルギーも消滅している。名称はGT63話の最後のナレーションより。
超で使用した技[]
- 超サイヤ人ゴッド(スーパーサイヤじんゴッド)
- 赤髪の超サイヤ人。瞳の色も赤。ビルス様と対峙した際に6人のサイヤ人と手を繋いだことで覚醒。超サイヤ人3やアルティメット悟飯はおろか、あの超ベジットをも遥かに超越した戦闘力を誇る。
- 当初はこの形態にしか変身できなかったが、フリーザ復活編においてこれに超サイヤ人を上乗せした超サイヤ人ブルーに変身できるようになった。
- 魔封波(まふうば)
- 敵を封印する技。カメハウスで会得した。漫画版ではザマスに使用。
- 破壊
- 敵を粉々にする技。元々は破壊神が使用する技。合体ザマスに対して使用するが、マイを人質にとられたことで未遂に終わった。アニメ版には登場せず。
- 身勝手の極意
- 身が勝手に動く神の極意。
孫悟空の戦闘力[]
作中で判明している悟空の戦闘力。
- 赤子時:2
- テレビスペシャル『たったひとりの最終決戦〜フリーザに挑んだZ戦士 孫悟空の父〜』より。バーダックのスカウターが計測、その低さから「クズ」呼ばわりされた。
- 初登場時:10[32]、100(大猿化)
- 大猿時はその10倍になる。
- 第22回天下一武道会:180[32]
- 3年間の修行により戦闘力が上昇。決勝戦にて対決した天津飯と互角である。
- ピッコロ大魔王戦:260[32]
- 超神水により潜在能力が引き出され、戦闘力が上昇。
- ラディッツ戦:334[33]~416[33]~924[34][35]
- ラディッツのスカウターが計測。416は、超重量の胴着を脱いだ時。924は、かめはめ波をラディッツに向けて放った時の数値である。
- ナッパ・ベジータ戦:5000[36]~8000以上[37]~16000~24000~32000
- 界王星での修行により上昇、また界王拳によりさらに倍加が可能になった。2倍界王拳時はベジータの18000に僅かに及ばず、3倍界王拳時の数値はブルマのスカウターが21000を越えたところで壊れたため、作中での詳細な数値は不明[38]。
- ギニュー特戦隊戦時:5000[39]~90000[32]~180000[40]
- 100倍の重力を克服しナメック星に到着した時の数値。余計な気の消耗を抑えるために、普段は戦闘力を下げており、攻撃の時のみ瞬間的に上昇させている。5000の数値はジースのスカウター、180000はギニューのスカウターの数値より。ギニューは最初は60000[41]、攻防のあとは「85000までは上がる」と見立てていた[42]。
- フリーザ戦:3000000~60000000[32]
- 瀕死の状態から復活し戦闘力が上昇。60000000は20倍界王拳の時の数値。
- 超サイヤ人覚醒:1億5000万[32]
- クリリンの死により超サイヤ人へ覚醒。戦闘力が平常時の50倍にまで上昇。
- ヤコン戦:3000キリ[43]
- バビディのエネルギー計測器より。
変身形態の変遷[]
最初は大猿以外の変身が出来なかった。パワーアップなどのイベントは度々あったものの、変身らしい変身はなく、サイヤ人編において界王様の修行で会得した界王拳が事実上最初に会得した形態である。当初は4倍が限界だったが、フリーザ戦では20倍まで出せるようになっていた。
フリーザ戦でクリリンが殺されたことにより遂におなじみの伝説の超サイヤ人に変身できるようになった。当時は未完成だったが、精神と時の部屋で試行錯誤をしたことで変身を完成させたほか、ブウ編までの間にそれを更に超える超サイヤ人を開発し、超サイヤ人3まで変身できるようになる。
神と神でビルス様の修行で超サイヤ人ゴッドを発現した。この超サイヤ人ゴッドは吸収されたものの、それの影響かノーマルでも超サイヤ人ゴッドに匹敵する力を出せるようになった。この状態でも超サイヤ人に変身できるほか、一瞬とはいえ超サイヤ人ゴッドに変身できる。後にウイスの修行で超サイヤ人ゴッドを自由自在に扱えるようになり、それを併用することで超サイヤ人ブルーに変身出来るようになった。
ジレンとの戦いで亀仙人の動きを真似たことで身勝手の極意を発現した。当初は兆だったが、2度目の変身では極になっていた。
他作品の孫悟空[]
『超こち亀』[]
『超こち亀』では両津勘吉に恐れをなしたフリーザが逃げ出したあとに、入れ違いでナメック星に到着。その場にいたベジータにフリーザの居場所を聞くが、勝手に宇宙船を着陸させたために両津に「ツンツン頭」と言われ、「違法駐車」と注意されていた。
『ネコマジン』[]
『ネコマジン』ではネコマジンZの師匠として登場。亀仙流の胴着ではなく原作最終回付近に着ていた胴着で登場している。柳修行の成果としてネコマジンと闘う、超サイヤ人に変身するも、結局はネコジャラシで彼を誘って勝利する。その後、彼に孫家に現れたネズミを退治してもらう。
『CROSS EPOCH』[]
『CROSS EPOCH』ではモンキー・D・ルフィとともに登場。舞空術が使えないルフィに筋斗雲を貸し出している。この作品ではオリジナルの服装で登場。ルフィとともにピラッパギーをかめはめ波(とゴムゴムのバズーカの合わせ技)でノックアウトしている。
孫悟空の家系図[]
バーダック | 牛魔王 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ラディッツ | 孫悟空 | チチ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
孫悟天 | ミスター・サタン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
孫悟飯 | ビーデル | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
パン | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
悟空Jr. | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ギャラリー[]
テーマソング[]
- 孫悟空ソング
- 歌: 野沢雅子/作詞: 河岸亜砂/作曲: 菊池俊輔/編曲: 神保正明
- 悟空のGOKIGENジャーニー
- 歌: 野沢雅子/作詞: 森由里子/作曲: いけたけし/編曲: 山本健司
- あいつは孫悟空
- 歌: 影山ヒロノブ&Waffle/作詞: 森雪之丞/作曲: 清岡千穂/編曲: 山本健司
- 俺たちのエナジー
- 歌: 影山ヒロノブ/台詞: 野沢雅子(孫悟空)/作詞: 前田耕一郎/作曲・編曲: 藤原いくろう)
- 超☆スーパーDragon Soul
- 歌:谷本貴義/作詞: 吉元由美/作曲: 岩崎貴文/編曲: 籠島裕昌
- 改41話で、メディカルマシーンによって悟空が全快したシーンで使用された。
ゲームにおける孫悟空[]
原作の主人公であるため、殆どのシリーズで主役を務めており皆勤。『ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人』から『ドラゴンボールZIII 烈戦人造人間』までは、操作できる期間がゲーム序盤と中盤以降に限られ、出番自体は少ない。さらに、『ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説』や『ドラゴンボールZ 悟空激闘伝』では、界王拳前提のゲームバランスであるため、素の戦闘力は仲間内でも低く設定されている。『ドラゴンボールZ 超武闘伝2』では主人公ではなく、ブロリーとともに隠しキャラクターとなっている。さらに「武闘伝モード」では、悟飯を主人公に選んで特定の条件を満たすことにより、最後に現れる隠しボスとして登場する。
原作の物語を追体験できる『ドラゴンボールZ 超悟空伝 -突激編-』、『ドラゴンボールZ 超悟空伝 -覚醒編-』では悟空の視点から物語を読み解き、原作の選択とは異なる行動を取ることで物語全体の運命を左右するIFが発生する。『ドラゴンボールZ 舞空闘劇』ではほかのキャラクター主演のシナリオの都合上、序盤から退場するケースが多い。キャラクター性能は各種ゲームよって異なるが、基本的に標準以上のスタンダードなキャラクターに仕上げられることが多いが、火力重視の仕様から技巧重視のテクニカルキャラクターまでと、キャラクター性能はさまざまである。 テンプレート:ネタバレ終了
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 ジャンプ・コミック出版編集部編「capsule column 5 キャラ名の由来を知りたい!」『ドラゴンボール完全版公式ガイド Dragonball FOREVER STORY 人造人間編~魔人ブウ編 All BOUTS & CHARACTERS』158頁。
- ↑ Z171話で、ギニューの身体を得た時点及び超サイヤ人覚醒時の唸り声のみ、堀秀行が演じた。なお、Z171話の時点では「チェンジ後も声がそのまま」という設定が存在しなかったため、悟空の身体になったギニューを悟空役の野沢が演じている。
- ↑ 『ドラゴンボール 大全集7巻』 79頁
- ↑ ただし原作初期にはパンを「スカスカしてうまくねぇ」、コーヒーを「苦いから嫌い」と言う場面がある。
- ↑ ジャンプ・コミック出版編集部編「第1章 キャラクターコレクション Heroes collection 1 孫悟空」『DRAGON BALL 超エキサイティングガイド キャラクター編』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2009年3月4日、ISBN 978-4-08-874804-7、6-7頁。
- ↑ 6.0 6.1 渡辺彰則編「鳥山明的超会見」『ドラゴンボール大全集 2巻』集英社、1995年8月9日、ISBN 4-08-782752-6、261-265頁。
- ↑ 具体的な特徴として「アイ」「アエ」の音節が「エエ」に変化する。「大丈夫→でえじょうぶ」「10倍→じゅうべえ」「帰れ→けえれ」など。
- ↑ 8.0 8.1 。担当声優の野沢曰く「悟空を象徴する台詞」。ジャンプ・コミック出版編集部編「天下一座談会 鳥山明×小山高生×野沢雅子」『テレビアニメ完全カイド「DRAGONBALL」~天下一伝説~』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2004年7月2日、ISBN 4-08-873705-9、79-91頁。
- ↑ これは悟空のみならずベジータや悟飯にも共通するもので、サイヤ人の血を有する者の特性のようである。
- ↑ 週刊少年ジャンプ特別編集「みんなみてみて!DRAGONBALL キャラクター大集合 おれたちをいじめる こ…このガキは何者だっ!!」『DRAGON BALL 冒険SPECIAL』集英社、1990年10月10日、雑誌29939-10/10、58-59頁。
- ↑ これは悟飯やベジータに猛抗議されて未然に終わった。
- ↑ アニメでは1つ目の案は悟空が死ぬ前に時間を元に戻すという願いだがセルも生き返るために却下、2つ目の案はナメック星のドラゴンボールで悟空を生き返らせるためにナメック星に連れて行くと言う願い。
- ↑ テレビスペシャルでは、送り込まれたのは惑星ベジータが破壊される直前であるが、ドラゴンボールマイナスではフリーザが裏切る大分前に送り込まれた設定に変更された。
- ↑ 本人がそのことに気付くのは、初めてベジータと闘ったときである
- ↑ ドラゴンボール探しの時に大猿に変身した際、悟空の正体を想像したウーロンに「宇宙人じゃねぇのか」といわれ、ピッコロ大魔王との戦いの中で、本人は「尻尾があるから人間じゃないかも」と言っている。
- ↑ 厳密にはヤコンだが一瞬しか披露しなかったため便宜上、除外
- ↑ 木下暢起編「GTワールドガイド 4 GTキャラ年齢考証!!」『復刻版 ドラゴンボールGT パーフェクトファイルVol.2』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2006年4月9日、ISBN 4-08-874090-4、76頁。
- ↑ アニメスペシャルでは100年後の世界でのドラゴンボールが存在している。
- ↑ 鳥山明 THE WORLD
- ↑ ジャンプ・コミック出版編集部編「鳥山明 WITH DRAGON BALL」『ドラゴンボール完全版公式ガイド Dragonball FOREVER STORY 人造人間編~魔人ブウ編 All BOUTS & CHARACTERS』147頁。
- ↑ テレビアニメ究極ガイド DRAGON BALL 極限バトルコレクション ラウンド02 セル編~魔人ブウ編 集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2010年8月
- ↑ 『ジャンプスクエア』2008年5月号
- ↑ 『ドラゴンボール大全集2巻』「神龍通信」
- ↑ 24.0 24.1 週刊少年ジャンプ特別編集「鳥山先生に完全密着取材Q&A!!なるほど!?ザ・ドラゴンボール」『DRAGON BALL 冒険SPECIAL』138-140頁。
- ↑ ジャンプ・コミック出版編集部編「鳥山明×中鶴勝祥対談」『テレビアニメ完全カイド「DRAGONBALL Z」孫悟空伝説』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2003年10月8日、ISBN 4-08-873546-3、95頁。
- ↑ ベジータも全く働かないため、ブルマは「サイヤ人は働かないのか」と皮肉を口にしたことがあるが本人はきにしてはいない。
- ↑ ブウ戦の後のアニメオリジナルストーリーである『ドラゴンボール オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!』では、チチに言われ、よかったね大根の畑を耕している悟空の姿を見ることができる。
- ↑ 「わしとアニメ アニメ ドラゴンボール秘話」 週刊少年ジャンプ特別編集『ドラゴンボールZ アニメ・スペシャル』 9頁
- ↑ 29.0 29.1 29.2 週刊少年ジャンプ特別編集「DRAGONBALL 徹底全激闘史 必殺技模範技」『DRAGON BALL 冒険SPECIAL』27-57頁。
- ↑ 30.0 30.1 プレイステーション2ソフト『ドラゴンボールZ Sparking!METEOR』
- ↑ 31.0 31.1 プレイステーション3・Xbox360ソフト『ドラゴンボール レイジングブラスト』
- ↑ 32.0 32.1 32.2 32.3 32.4 32.5 「孫悟空戦闘力成長の軌跡」『ドラゴンボール 大全集7巻』82-83頁
- ↑ 33.0 33.1 鳥山明「ラディッツとの対決」『DRAGON BALL 第17巻』集英社〈ジャンプコミックス〉、1989年5月10日、ISBN 4-08-851614-1、98・103頁。
- ↑ 鳥山明「ピッコロの切り札」『DRAGON BALL 第17巻』127頁。
- ↑ 週刊少年ジャンプ1989年31号「究極戦士大集合!!カード」にはマジュニアと対戦した第23回天下一武道会時点の戦闘力が910と記載されたこともある。
- ↑ 鳥山明「孫悟空 大接近!!」『DRAGON BALL 第19巻』集英社〈ジャンプコミックス〉、1989年11月10日、ISBN 4-08-851616-8、61頁。
- ↑ 鳥山明「孫悟空の静かな怒り」『DRAGON BALL 第19巻』集英社〈ジャンプコミックス〉、1989年11月10日、ISBN 4-08-851616-8、114頁。
- ↑ 鳥山明「あぶない3倍界王拳!」『DRAGON BALL 第20巻』集英社〈ジャンプコミックス〉、1990年1月10日、ISBN 4-08-851617-6、25頁。
- ↑ 鳥山明「不思議な孫悟空」『DRAGON BALL 第24巻』集英社〈ジャンプコミックス〉、1989年11月10日、ISBN 4-08-851414-9、48頁。
- ↑ 鳥山明「危うし 最長老たち」『DRAGON BALL 第24巻』123頁。
- ↑ 鳥山明「ギニュー隊長おでまし!!」『DRAGON BALL 第24巻』104頁。
- ↑ 鳥山明「ギニュー隊長のプライド」『DRAGON BALL 第24巻』121頁。
- ↑ 鳥山明「不思議な孫悟空」『DRAGON BALL 第37巻』集英社〈ジャンプコミックス〉、1994年8月4日、ISBN 4-08-851497-0、75頁。
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