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大猿は、『ドラゴンボール』に登場するサイヤ人の変化形態の1種。

概要[]

サイヤ人は、満月、もしくは作り出したパワーボールを見ると1700万ゼノ以上のブルーツ波により大猿に変身し、戦闘力が10倍に上がる。ラディッツ曰く、大猿の状態こそがサイヤ人の本領を発揮する時であると言っている。(詳細は「サイヤ人#性格と外見」の節を参照)

また、TVオリジナルストーリー、劇場版も含んだ作中に登場する純粋なサイヤ人のうち、大猿の姿が登場していないのはブロリーパラガスターブルオニオのみ[1]である。

悟空は神殿での修行の際、その力を恐れ、月を元に戻したい神によって尻尾を切断され、何らかの処置をされたために尻尾は再生しなくなり、大猿化ができなくなった。また悟天やトランクス、パンらは作中で尻尾が確認されておらず、大猿になることはなかった。

大猿化すると悟空、悟飯は理性が保てず、無差別に周囲を攻撃する(ただし悟空の育ての親の悟飯じっちゃんと敵対してたピラフ一味以外の人間は誰一人として襲っていない)が、理由としては大猿化するとサイヤ人本来の凶暴な性格に戻るためとクリリンは推測していた。しかし悟飯は地球人との混血のためか僅かに理性が残っており、悟空とクリリンの声に反応し、ベジータのみに攻撃をした。『ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦』では親しくなったハイヤードラゴンを攻撃せず、逆にターレスに襲い掛かるシーンもある。ベジータは理性を失わずに大猿化が可能。

ゲーム中ではラディッツ、バーダック、ターレス、セリパと言った下級戦士は大猿化すると理性を失う。それに対し、ベジータ、ナッパ、ベジータ王などのエリート戦士は理性を保つことができる。サイヤ人は元々は大猿だったが、知性を得て人間になったという説もある[2]

余談だが、第6宇宙のサイヤ人は大猿に昔は変身したものの、現在は全員尻尾がないため変身できないとのこと。 また、尻尾の生えているサイヤ人は未熟という設定も追加された。

変身したサイヤ人[]

脚注[]

  1. ターレスラディッツナッパはゲーム版に大猿形態が登場
  2. 週刊少年ジャンプ編集部編「GTワールドガイドIV サイヤ&ツフルの章 パート1 徹底検証 二大種族!!」『復刻版 ドラゴンボールGT パーフェクトファイルVol.1』74-75頁。
  3. 3.0 3.1 TVアニメとゲームのみの登場。
  4. 4.0 4.1 4.2 TVアニメのみの登場。
  5. 5.0 5.1 5.2 5.3 ゲームのみの登場。

関連項目[]

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