ドラゴンボールは漫画『ドラゴンボール』及びそれを原作としたアニメシリーズなどに登場する架空の道具。物語の要になる重要な秘宝である。
概要[]
漢字表記は龍珠。世界中に7つある。オレンジ色の半透明の球で、中には赤い星が入っており、神秘的な輝きを放ちながらにぶく光っている。特殊な電波を放っており、ドラゴンレーダーでその位置を特定できる。ドラゴンボールが近くに2つ以上あるとき、共鳴して強く光る。強度はきわめて高く、カリン塔の頂上から地面に落下したり、どどん波の直撃を受けても割れることはないが、ヤジロベーが一星球に穴を開けて首飾りにしていた。多少傷が付いていても能力に変化はなく、また穴が開いたり傷が付いても願いを叶えて四散し、再び珠に戻る際には傷も無くなり新品同様になる。半透明の大理石に似た固い天然の樹脂のような材質で、手触りは天然ゴムに似ている。地球のものは野球ボールサイズだが、ナメック星のものは地球の5倍程度あり、バスケットボールくらいの大きさとなっている[1]。
ドラゴンボールを7つ集めて合言葉を唱えると、空が急に暗くなりドラゴンボールが光って神龍が現れ、どんな願いも一つだけ叶えてくれる。なお、アニメでは出現方法が若干異なり、雷雲が出現しドラゴンボールに雷が当たり神龍が現れるというものになっている。願いを叶えてもらうとドラゴンボールは再び世界中に散らばり、石になってドラゴンレーダーに映らなくなるが、一定期間経つとまた元のドラゴンボールになる。
生物の体内にあったり、特殊なケースに入れられるとドラゴンレーダーに映らなくなる。ただし劇場版1作目『神龍の伝説』では設定に若干の変更があり、敵のボス・グルメス国王が体内に飲み込んでいるのをブルマがドラゴンレーダーで確認している。
基本的にはどんな願いも叶えてくれるが、サイヤ人が地球襲来直前の際に創造主の力を大きく超える願いは叶えられないことが判明している。ただし、それ以前のピッコロ大魔王編で神様は「自分は死者を甦らせることはできないが、ドラゴンボールでなら可能」という旨の発言をしている。また、ナメック星編終盤の北の界王と神様との会話及び『真武道会2』での老界王神の言によれば、死者を生き返らせる場合は死後1年以内でなければ復活できない[2]。
地球のドラゴンボールはそれを作った神、もしくは神と一心同体であるピッコロが死んでしまうと、ドラゴンボールも消滅する[3]。サイヤ人のベジータとナッパが地球に襲来した際にピッコロが戦死した為、神と共にドラゴンボールも消滅した。また、ピッコロと神が融合したときにも消滅した。ナメック星のドラゴンボールも、それを作った最長老が死ぬとただの石となる。
地球に来たばかりのデンデによると、一から作る場合は、100日あればドラゴンボールが出来上がるとのこと。
アニメのオリジナル設定では、まだ人間が正直だった頃、ドラゴンボールはもともとは大きな一つの球で、神が人間を祝福し与えたものであり人々の願いをかなえるため神殿に飾られていたが、人間たちが欲深くなったためにそれを神様が7つの球に分割し、各地に散らばらせた、ということがアニメ『ドラゴンボール』の第33話後半パートで亀仙人の口から語られ、この回では亀仙人はドラゴンボールのことを伝説や言い伝えとして知っていたが、どういう形をしているのか知らなかったとされていた。
ドラゴンボールの中でも四星球は孫悟空が孫悟飯 (孫悟空の育ての親)の形見として最初から所有し、大事に祀っていた存在だった。そのため、アニメ『ドラゴンボールGT』においては一際大きな存在として扱われ、邪悪龍の中で唯一の良識派である四星龍が誕生したり、一星龍が分離したドラゴンボールを再び取り込もうとしたとき、悟空が奪い返すシーンなどが描かれている。番外編の「悟空外伝! 勇気の証しは四星球」においては孫悟空Jr.が曾曾祖母のパンの病気を治すためにパオズ山の元祖悟空の家まで探しに行き、そこで元祖悟空に会い、思い出と勇気の証しとして持ち帰るという印象的な使われ方をした。
生まれた理由[]
ナメック星人の中の龍族の天才児だけが作ることが出来る。本来はナメック星だけのものだったが、後に地球の神様になるナメック星人が地球に降り立ち、ここでもドラゴンボールを作った。
老界王神はドラゴンボールを「宇宙の法則を無視した反則のようなもの」と語っており、快くは思っていない。ドラゴンボールは精神的に成熟しているナメック星人のみに許されたものとも語っており、地球人にドラゴンボールが与えられていることは良いこととは言えないようなニュアンスが示唆されている。それを指し示すかのように、『ドラゴンボールGT』では作中でのドラゴンボールの濫用が世界の危機を招いたというストーリーが展開された。
それぞれの球の名[]
七つのドラゴンボールにはそれぞれ名前[4]があり、中に入っている星の数で区別することが出来る。 それぞれ星の数の順に一星球(イーシンチュウ)、二星球(アルシンチュウ/リャン-)、三星球(サンシンチュウ)、四星球(スーシンチュウ)、五星球(ウーシンチュウ)、六星球(リュウシンチュウ)、七星球(チーシンチュウ)となっている。ただしこれは地球での名称であり、ナメック星での呼び名は不明。
神龍の種類[]
神龍(シェンロン)[]
地球の神様は「シェンロン」という名の神龍を呼ぶドラゴンボールを作った。1つだけ願いを叶えてくれる。同じ願いは一度しか叶えないので[5]、例えば一度ドラゴンボールで生き返った者は、もう一度シェンロンに願っても生き返ることはできない。殺された人たちを生き返らせるという願いなら、殺された人全員が蘇り、死体が残っていなくても肉体と服も一緒に元に戻る(ただし界王達の様に、対象者本人の意思により生き返るのを拒否できる場合もある)。願いを叶えると1年間はただの石になってしまう。ただし、ピッコロ大魔王を倒したあとでドラゴンボールを使用可能にしてもらった際には、願いを叶えてから1年経っていなかったものの、特例で神龍が出現したこともある。ナメック星編でピッコロが生き返ると同時に神様も生き返った時も、ドラゴンボールが使用されてから1年以内であったが使用可能な状態になっていた。後に神様がデンデに変わってから、願いを最大3つまで叶えられるようになったが、一度に大勢の人間を生き返らせる場合はそのときに叶えられる願いは2つまで[6]。同時に、1つの願いを叶えた場合は4ヶ月後、3つの願いを叶えた場合は1年後に、また使用できるように変更された。死んだ人を生き返らせる場合は、死んでから1年以上経過していない者のみ生き返らせられる。寿命など自然死の場合は復活させることが出来ないが、願いの条件の範囲内における原因で間接的に寿命を縮めてしまった場合などは縮んだ寿命の分程度の間は生き返れる場合もあり、フリーザ一味の襲来により僅かに寿命が縮んだナメック星の最長老は蘇生に成功している。高い戦闘力を持つ者の抹殺や人造人間を人間に戻す、ナメック星の異常気象を止めるなど、製作者の能力を遙かに超える願いは叶えられない。
- 詳細は神龍(シェンロン)を参照
ポルンガ[]
ナメック星での神龍はポルンガという。夢の神という意味である。話す言葉はドラゴンボールの世界の共通語だが、悪用を防ぐ為、ポルンガを呼ぶ時や願いを言う時はナメック語を使わなければならない。
叶えられる願いは3つで、地球のドラゴンボールとは違い同じ者を何度でも生き返らせることが出来る。生き返らせることができる人間は1人ずつだが、死体が残っていなくても、この時の願いで肉体と服も一緒に元に戻る。後に1つの願いで複数の者が生き返ることができるようにパワーアップされた。また、地球の神龍同様、寿命の場合は生き返らせることができない。フリーザに殺されたクリリンを生き返らせる際は、そのままでは死んだ場所=ナメック星消失後の宇宙空間で生き返るため、まず最初の願いで彼の魂を地球に呼んでから生き返らせる必要があった[7]。原作では直接的な描写はないが、ヤムチャ・餃子・天津飯の3人は、流れとしては界王星で生き返って頭の輪が消えてから蛇の道を戻って現世に帰ってきたものと思われる[8]。誰かを移動させる願いの場合は集団でも可能だが、悟空を地球に呼び戻そうとしたケースのように対象者が拒否できる場合もある[9]。
ナメック星のドラゴンボールは地球のものより大きく、直径が45cm程もある。また、当時発売されたカードダスではスーパードラゴンボール(SDB)とも呼ばれた。願いを叶えた後に石になっている期間も4ヶ月強と短い。これはナメック星の1年(公転周期)が130日であるためである。そのため地球でポルンガを呼び出した際にはクリリンとヤムチャを生き返らせた後、130日で天津飯と餃子を生き返らせることが出来た。
ナメック星のドラゴンボールは1つは最長老が管理し、他の6つは6つの集落(村)にそれぞれ1つずつ村の長老により管理され、ボールを集めに来る者に知恵比べ、力比べ、理由を聞くなどの試練を挑み、それに勝ったものに渡される。願いがかなった後、7つのボールは石に変わるがその後どうなるか、石のボールをそれぞれの長老が取りに来るのかボールが自力で元の場所に飛んでいくのかは不明[10]。
- 詳細はポルンガを参照
神龍の出現と願いリスト[]
物語中、シェンロン、ポルンガ合わせて、計14度[11]出現し、22の願いを叶えてきた。括弧内は願いを唱えた人物[12]、または願いを提案した人物。斜線はアニメ『ドラゴンボールGT』で追加された設定。
- 過去の出現(シェンロン)
- 王様になる[13]。
悟空とブルマ編
- 第1回出現(シェンロン)
- 1:ギャルのパンティーをもらう。(ウーロン)
- ※それと同時にピラフの世界征服の願いを阻止した。
- この時のマイナスエネルギーで邪悪龍の六星龍が誕生している。
占いバパ編
- 第2回出現(シェンロン)
- 2:ウパの父ボラを生き返らせる。(ウパ、発案は孫悟空)
- この時のマイナスエネルギーで邪悪龍のニ星龍が誕生している。
ピッコロ大魔王編
- 第3回出現(シェンロン)
- 3:ピッコロ大魔王を若返らせる。(ピッコロ大魔王)
- この時のマイナスエネルギーで邪悪龍の四星龍が誕生している。
- 第4回出現(シェンロン)
- 4:ピッコロ大魔王に殺された人達を生き返らせる。(神龍、アニメではブルマ、ウーロン、ヤムチャの順番)
- ※クリリン、ナム、ギラン(タンバリンによる殺害)や亀仙人(魔封波の反動による死)など、直接、ピッコロ大魔王に殺されていない者まで生き返っており、厳密にはピッコロ大魔王の一味が原因で死んだ者を生き返らせている。
サイヤ人編
- 第5回出現(シェンロン)
- 5:孫悟空を生き返らせる。(亀仙人)
- この時のマイナスエネルギーで邪悪龍の五星龍が誕生している。
ナメック星編
- 第6回出現(ポルンガ)
- 6:ピッコロを生き返らせる。(デンデ、発案はピッコロ)
- 7:ピッコロをナメック星へとワープさせる。(デンデ、発案はピッコロ)
- 第7回出現(シェンロン)
- 8:フリーザ一味に殺された人達を生き返らせる。(ミスター・ポポ、発案は北の界王)
- ※クリリンは2度死んでいるため、ツーノ長老の村のナメック星人達はフリーザ一味を離反したベジータに殺されたためそれぞれ生き返らなかった[14]。なお、悪人を除くことは条件に含まなかったため、当時は極悪人だったベジータも生き返った[15]。また、条件的には過去1年以内にフリーザ一味に殺された他の宇宙人達も生き返ったはずであるが、確認できる描写がないうえ神龍も「『ナメック星でフリーザ一味に殺された者』は生き返った」と発言したため、生き返ったかは不明。
- この時のマイナスエネルギーで邪悪龍の一星龍が誕生している。
- 第8回出現(ポルンガ)
- 9:ナメック星にいる孫悟空とフリーザ以外を全員地球へとワープさせる。(デンデ、発案は孫悟空[16])
- 地球のシェンロンが叶えた上記の願いにより、「フリーザ一味の蛮行などで縮んだ分の寿命」の分だけ最長老が蘇る事となり、残された三つ目のこの願いを言う事が出来るようになった。
- 第9回出現(ポルンガ)
- 10:クリリンの魂を地球へ呼び戻す。(ブルマ、発案はベジータ)
- ※この時に悟空の魂も一緒に地球へ呼び戻すよう願ったが、生きている者の魂のみを呼び寄せることは出来ないため、悟空は生きていたことが判明する。
- 11:クリリンを生き返らせる。(ブルマ)
- ※バラバラになった肉体と服は、ポルンガの特別サービスによって、この時の願いで一緒に元に戻った。
- 12:ヤムチャを生き返らせる。(ブルマ、アニメのみ)
- 第10回出現(ポルンガ)[17]
- 13:餃子を生き返らせる。
- 14:天津飯を生き返らせる。
- 15:ナメック星人全員を、新ナメック星にワープさせる。(デンデ、アニメのみ)
- ※未来トランクスの世界ではこの願いを最後にピッコロが殺されてドラゴンボールが消滅したため、願いをかなえることができなくなってしまった。
人造人間編
- 第11回出現(シェンロン)
- 16:セルに殺された人達を生き返らせる。(ヤムチャ)
- ※悟空は2度死んでいるため生き返らなかった。北の界王とバブルスは(アニメではグレゴリーも)この時の願いで一緒に生き返ることも可能だったが、やめて悟空につきあうことにした。人造人間16号は生き返った描写はない。
- 17:人造人間17号と18号の体の中にある起爆装置を取り除く。(クリリン)
魔人ブウ編
- 第12回出現(シェンロン)
- 18:今日(第25回天下一武道会があった日)死んだ人達を悪人を除いて生き返らせる。(ヤムチャ)
- ※ベジータは2度死んでいるため生き返らなかった。
- この時のマイナスエネルギーで邪悪龍の七星龍が誕生している。
- 第13回出現(ポルンガ)
- 19:破壊された地球を元に戻す。(デンデ、発案はベジータ)
- 20:魔導師バビディが地球にやって来た日から、死んだ者全てを極悪人を除いて生き返らせる。(デンデ、発案はベジータ)
- ※ベジータが提案した内容は「第25回天下一武道会が行われた日から、死んだ者全てを極悪人を除いて生き返らせる」だったが、実際に願いを叶えるデンデが言い方に詰まりながら答えたため、ベジータが提案した内容とは多少の食い違いが出た。ポルンガに極悪人だと判断されなかったためベジータも生き返った。
- ※悟空はベジータの提案に対し、「魔人ブウに殺された者達を生き返らせる」という願いでいいのではないかと意見したが、その場合、極悪人のバビディやダーブラまで生き返ってしまううえ、武道会場で自分に殺された者は生き返れない事をベジータに指摘されている[18]。
- 21:孫悟空の体力を全回復させる。(デンデ、アニメでの発案はベジータ)
- 第14回出現(シェンロン)[17]
- 22:関係者を除く人々から魔人ブウに関する記憶を全て消す。(不明、発案は孫悟空)
- この時のマイナスエネルギーで邪悪龍の三星龍が誕生している。
破壊神ビルス編
- 第15回出現(シェンロン)[17]
- 23:超サイヤ人ゴッドになる方法を教えてほしい。(孫悟空)
フリーザ復活編
- 第16回出現(シェンロン)[17]
- 24:フリーザを生き返らせてほしい。(ソルベ)
- 25:100万ゼニーがほしい。(シュウ)
- ※それと同時にソルベのコルド大王復活の願いを阻止した。
破壊神シャンパ編
- 第17回出現(スーパーシェンロン)[17]
- 26:第6宇宙の地球を第7宇宙の地球と同じ文明で蘇らせろ。(ウイス、発案はビルス)
劇場版での登場[]
- ドラゴンボール 神龍の伝説(シェンロン)
- リッチストーンを消滅させて国を平和にする。(パンジ)
- ドラゴンボール 摩訶不思議大冒険(シェンロン)
- ウパの父ボラを生き返らせる。(孫悟空)
- ドラゴンボールZ(シェンロン)
- ガーリックJrに永遠の命をあたえる。(ガーリックJr)
- ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ(シェンロン)
- Drウィローの研究所を覆っている氷を砕く。(Drコーチン)
- ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦(シェンロン)
- 火事で燃えた森を元通りにする。(孫悟飯)
- ドラゴンボールZ 超サイヤ人だ孫悟空(シェンロン)
- スラッグに永遠の若さを与える。(スラッグ)
- ドラゴンボールZ 龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる(シェンロン)
- タピオンが封印されているオルゴールを開ける。(ホイ)
- ヒルデガーンの一件で死んだ人たちを生き返らせる。(悟空)
(エンディングの直前で悟空がシェンロンに頼むと言っている。劇中ではそのシーンは描かれていない)
- ドラゴンボール 最強への道(シェンロン)
- (爆弾を取り除いて)ハッチャン〔人造人間8号〕を元通りに直す。(孫悟空)
他作品での登場[]
- 「ドクタースランプ」(シェンロン)
1997年から1999年まで放送されていた『ドクタースランプ』にて、ドラゴンボールの「悟空がペンギン村に来る」というエピソードをアラレ側視点でリメイクされた時に登場。
- トラクターをもらう。(のんきおじっさ)
願われなかった・叶わなかった願い[]
物語中、阻止されるなどで叶わなかった願い。括弧内は願いを提案・考案した人物。
- 無印
- 素敵な恋人をもらう(ブルマ)
- ヤムチャと仲良くなったので願う必要が無くなる。しかし、物語のすべての発端はこの願い事である。
- また、ブルマはこの願いに次ぐ候補として「食べきれないほどのイチゴをもらう」とも考えていた。
- 女の子の前でも緊張しないようにしてもらう(ヤムチャ)
- ブルマたちとの旅で克服し願う必要が無くなる。
- 世界征服(ピラフ)
- ウーロンがギャルのパンティをもらって阻止。その後もこの願いのために何度もドラゴンボールを集めるものの、悟空や、アニメではレッドリボン軍などに奪われている。
- レッド総帥の身長を伸ばす(レッド総帥)
- ブラックの怒りを買いレッドが殺されてしまった。
- ピッコロ大魔王をこの世から消す(餃子)
- あと一歩で願いを言い終わるところでピッコロ大魔王に殺されて阻止された。もし言えたとしても、ピッコロ大魔王はドラゴンボールの造り主である神と表裏一体の存在であるため、シェンロンが消すことが出来たかは不明。
- ドラゴンボールZ
- (シェンロン)ラディッツを生き返らせる(ナッパ)
- ベジータに役立たずは不要と吐き捨てられた。
- (シェンロン)地球に来るサイヤ人を倒してもらう(ウーロン)
- サイヤ人の力がシェンロンの力を超えているため、シェンロンに断られる。
- (シェンロン)不老不死になる(ベジータ、ナッパ)
- 悟空との戦いで阻止される。
- (ポルンガ)サイヤ人に殺された地球のみんなを生き返らせる(デンデ、発案はクリリン)
- 1つの願いで生き返れるのは1人だけのため、叶わなかった。
- なお、その後ピッコロ、ヤムチャ、餃子、天津飯以外でサイヤ人(ラディッツ、ナッパ)[19]に殺された地球人は、殺されてから1年以内に神龍に生き返らせる願いをしたと確認できる描写がない。
- (ポルンガ)ベジータを不老不死にする(ベジータ)
- あと一歩でギニュー特戦隊にドラゴンボールを奪われ阻止される。
- もう少しで願いが叶う、という所でドラゴンボールを作った最長老が寿命死と共にポルンガが消滅。
- (ポルンガ)不老不死になる(フリーザ)
- 願いはナメック語でなければ叶わないため、叶わなかった。
- (ポルンガ)悟空を地球に呼び寄せる(デンデ、発案はムーリ)
- 悟空本人が拒否した為。
- (シェンロン)悟空を生き返らせる(ヤムチャ)
- 悟空は2度死んでいるため。
- (シェンロン)悟空が死ぬ前まで時間を元に戻してもらう(クリリン)※アニメのみ
- それだと自爆する前のセルまで生き返ってしまうため、ピッコロに却下された。
- (シェンロン)新ナメック星にワープする(クリリン)※アニメのみ
- デンデがポルンガに願いを言えば悟空を生き返らせることが出来ると言ったため、生き残った仲間が2つ目の願いで新ナメック星に行ってポルンガに願いを叶えてもらいに行こうとするが、悟空本人が生き返らせないでいいと拒否したため行かなかった。
- (シェンロン)ヤムチャが今つきあっている彼女が欲しがってるちょっと高いネックレスをもらう(ヤムチャ)
- ヤムチャのジョーク。
- (シェンロン)人造人間17号と18号を元の人間に戻す(クリリン)
- シェンロンの力を大きく超えた問題であるため、体内の爆弾を取り除くことに変更。
- (シェンロン)自分を若くしてもらう(ブルマ)
- 冗談半分で言ったらしく、この願いの為にドラゴンボールを集める描写はない。
- (シェンロン)コルド大王を生き返らせてほしい(ソルベ)
- シュウが100万ゼニーをもらって阻止。
- (スーパーシェンロン)孫悟空の体と入れ替えたい(ザマス)
- ビルスの手でザマスが破壊されたことで叶わなかった。
- (ダークシェンロン)世界征服(ピラフ)
- シェンロンがピラフの「悟空を小さくする」という内容の発言を願いと勘違いし、悟空を子供の姿にしたため叶わなかった。
- (ダークシェンロン)ダークシェンロンの力で小さくなってしまった悟空を元に戻す(パン)
- 究極のドラゴンボールがまた宇宙に散らばってしまうため、悟空本人が拒否した。その後ベビーが使ってしまい、ピッコロ自身が究極のドラゴンボールを消滅させるため滅びゆく地球と運命を共にしたため、叶えることも不可能となった。
- (シェンロン)パンの病気を治す(悟空Jr)
- ドラゴンボールは七つ集めなければならないが、悟空Jrはそれを知らなかったため、シェンロンは出てこなかった。また、その後パンが回復したため願う必要も無くなる。
- 劇場版
- 「ドラゴンボール 神龍の伝説」
- この世で最も美味しいものをもらう(グルメス王)
- グルメス王の口からシェンロンが出てきたため言えなかった。また、パンジが先に願いを言った。
- 「ドラゴンボール 摩訶不思議大冒険」
- ランラン(餃子の大切な人形)の行方を知る(餃子)
- 鶴仙人の策略で阻止される。また、最終的に天津飯が隠していた人形を返し、願う必要がなくなった。
- 世界征服(鶴仙人)
- 悟空たちに敗れ、阻止される。
- 「ドラゴンボールZ 危険なふたり!超戦士はねむれない」
- どんな乗り物も並ばずタダで乗れる遊園地を作ってもらう(トランクス)
- ブロリーとの闘いによってうやむやになる。
- お菓子の国を作ってもらう(悟天)
- ブロリーとの闘いによってうやむやになる。
- ブロリーをやっつける(悟天)
- 悟天が合言葉を知らなかったため頼めなかった。ただし、ブロリーは明らかにシェンロンの力を超えているため、頼めたとしても叶わなかったと思われる。
- 「ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ」
- あの世の混乱を元に戻す(孫悟飯)
- 死人の運命は閻魔大王が握っており、シェンロンの力を大きく超えた問題であったため、叶わなかった。ちなみにこの後、シェンロンはエンディングまでずっとほったらかしになっていた。
- 「ドラゴンボール オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!」
- アボ・カドとの戦いで損壊したミスターサタンのホテルを元に戻す(クリリン)
- サタンがビーデルに怒られて反省したため頼まなかった。
- ドクタースランプでの登場時
- 美人秘書を大勢雇う(則巻 千兵衛)
- 巨大なスイカが食べたい(則巻 みどり)
- バストのサイズアップ(則巻 アラレ)
- アラレを大人しくする(ガラ、パゴス)
- 身長を伸ばす(空豆 ピースケ)
- ニコチャン星へ帰る(ニコチャン大王、ニコチャン家来)
- 素敵な彼氏が欲しい(アキコ)
- 空豆 クリキントンによってモヒカン頭にされた頭を元に戻す(ブルー将軍)
- 世界征服(レッドリボン軍)
- のんきおじっさが先に願いを叶えてしまった。
アニメ『ドラゴンボールGT』で追加された設定[]
ダークドラゴンボール[]
アニメ『ドラゴンボールGT』にて、究極のドラゴンボールと呼ばれる地球の神様がピッコロ大魔王と分裂する前に作った、地球のもう一つのドラゴンボール。その事を知っているのは、ピラフ、シュウ、マイ、ピッコロの4人のみ。神と分離する以前に作られた物だと聞き、自分が死ねば究極のドラゴンボールも消滅すると考えたピッコロが、「こんな物がある限り同じことが繰り返される。封印するより消滅させたほうがいい」と判断し地球と運命を共にして死亡したことにより消滅した。「ダークドラゴンボール」「ダーク神龍」とは初期設定で呼ばれていた名であり、劇中ではダークドラゴンボールやダーク神龍の名は使用されていない。
天界にある神様の神殿の部屋の一つにて、全て揃えた状態で置いてあった。大きさは従来のドラゴンボールと同じで中の星が黒い。願いを叶えたボールも地球には留まらず、宇宙の広範囲にわたって飛び散る。使用後も石になる期間は無い。使用後の副作用として、1年以内に究極のドラゴンボールを全て集め、元の場所に戻さないと、使用した星が破壊されてしまう。従来のドラゴンボールより遥かに高く強力な力を持つが、作品内で叶えられた願いは通常の神龍でも叶えられるものばかりだった。
詳細は神龍 (ドラゴンボール)#『ドラゴンボールGT』オリジナルを参照
隠された秘密[]
また、アニメ『ドラゴンボールGT』において、ドラゴンボールには恐ろしい魔力があった。一つの願い事を叶える度に、ボールに蓄積されているプラスエネルギーが少し減り、その代償として負の感情であるマイナスエネルギーが少し増える。それは本来、一つの願い事を叶えてから、負の感情が完全になくなるまで、最低でも1世紀(100年)はかかると言われている。それでも昔ならば世界の何処に散らばっているか見当も付かないドラゴンボールを7つ集めるどころか1つ見つけるだけでも100年以上掛る事もあったため、問題は無かった。
しかし、文明の発達からブルマら科学者による通称「ドラゴンレーダー」の開発によりドラゴンボールの収集がはるかに容易になってしまった。孫悟空達が半世紀近くの間に非常にたくさんの願い事を叶え、更に一度に叶えられる願いも増やしてしまったために、浄化を待たずにマイナスエネルギーがどんどん溜まってしまった。その結果、ドラゴンボールがそれに耐えられなくなり、ボールの表面にひびが入った。その状態で全て揃え、呪文を唱えると、全部のボールの表面のひびから黒煙が出て、神龍とは全く姿が違う邪悪なる神龍が現れ、その直後にボールを取り込み七つの邪悪龍に別れて、世界各地の環境を汚染する。これはドラゴンボールが本来起こりえない現象を起こす=大自然の法則をゆがめる存在でもあるという特性を反映している。そのため邪悪龍達の多くも何らかの自然現象を操る力を持つ。老界王神やポポによると遥か昔、太古のドラゴンボールから生じた邪悪龍により宇宙の大半が破壊し尽くされたという。以来、ドラゴンボールは正直で真面目なナメック星人の間でのみ使われ続けていた。そのため、邪悪龍が倒された後、神龍は「これ以上人間にドラゴンボールを使わせるわけにはいかない」と、事件に巻き込まれた人々を生き返らせる願いを最後にドラゴンボールを封印した。しかし、トランクスの解釈ではこれは神龍による人間がドラゴンボールに頼らずにやっていけるかのテストであり、100年後の世界では四星球の存在が確認された。
邪悪龍については「神龍 (ドラゴンボール)#邪悪龍」を参照
アニメ『ドラゴンボールGT』で追加された願い[]
- 第15回出現(赤いシェンロン)
- 23:孫悟空を子供の姿にさせる。(ピラフ)
- 第16回出現(赤いシェンロン)
- 24:ツフル星(惑星プラント)を地球の近くに蘇らせる。(ベジータベビー)
- 第17回出現(ポルンガ)
- 25:究極のドラゴンボールの副作用にて、破壊された地球を蘇らせる。(ムーリ)
- 第18回出現(シェンロン)
- 26:邪悪龍の事件で巻き込まれて、死んでいった人達を生き返らせる。(孫悟空)
- この願いでは2度目(ポルンガも含めれば4度目)の復活となるクリリンやマシンミュータントであるギルも特例として復活した。
テーマソング[]
- ドラゴンボール伝説
- 歌: 高橋洋樹/作詞: 泉鬼角/作曲: いけたけし/編曲: 京田誠一
- 『ドラゴンボール』アニメ本編では、先述のアニメオリジナル設定を亀仙人が語った回を含め30、33、35話などで使用され、劇場版3作目の『摩訶不思議大冒険』ではエンディングテーマとして使用された
- ドラゴンボールの伝説
- 歌: 大矢晋/作詞: 森雪之丞/作曲・編曲: 石川恵樹
補足[]
- 作者の鳥山明は、ドラゴンボールが7つの理由は『南総里見八犬伝』が8つの球なので、同じだと悔しいからラッキーセブンからとって7つにしたと答えている[1]。
- 放送初期のスポンサーだった丸美屋の商品「ドラゴンボールふりかけ」には、ドラゴンボールを模したスーパーボールが、おまけとして付いていた。現在ではドラゴンボールを模したオブジェなどが商品化されている。
脚注[]
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- ↑ 1.0 1.1 週刊少年ジャンプ特別編集「鳥山先生に完全密着取材Q&A!!なるほど!?ザ・ドラゴンボール」『DRAGON BALL 冒険SPECIAL』集英社、1990年10月10日、雑誌29939-10/10、137-138頁。
- ↑ 但し前者は会話の中でヤムチャが一年待ってから生き返らせてもらう発言をしていた。
- ↑ 正確には、永久にただの石のままとなる。
- ↑ いずれも中国語読み。
- ↑ ジャンプ・コミックス 17巻 80頁
- ↑ ドラゴンボール大全集7巻 71頁
- ↑ アニメではヤムチャ・餃子・天津飯がそれぞれ生き返った際には、界王星で生き返って頭の輪が消えたのではなく、カプセルコーポレーションに肉体ごと転送された状態で生き返っている。
- ↑ 神龍やポルンガに彼らの肉体と魂を地球に呼び寄せる願いをしていないため。
- ↑ ポルンガの力を超えた者のみが拒否できるのかどうかは不明。
- ↑ アニメでは、3つの願いがかなった後、7つのボールが世界中に散らばるのが確認されている。
- ↑ 厳密には13度。
- ↑ 人物の記載が無い願いについては、原作・アニメで特定の人物が願いを唱えた描写が無い。
- ↑ 其之一・ブルマと孫悟空より
- ↑ アニメでは一人だけ負傷して生きていたところをフリーザ一味のオーレンが殺したので、描写はないが条件的にそのナメック星人だけ生き返っているはずである。
- ↑ アニメではフリーザ一味のオーレンも条件的に生き返っているはずであるが、確認できる描写はない。
- ↑ 当初は北の界王が発案の「ナメック星にいるフリーザ以外を全員地球へとワープさせる」だったが、フリーザと決着をつけたい悟空の頼みにより、悟空も残るよう変更された。
- ↑ 17.0 17.1 17.2 17.3 17.4 原作では出現した描写は無し
- ↑ ただし、天下一武道会の会場でベジータに殺された者は先の願いで生き返り、結果的にブウに殺されている者であれば復活は可能である。
- ↑ ベジータは地球来襲時には地球人を一人も殺害していない。
関連項目[]
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eu:Dragoi Bolak gl:Bólas do Dragón