トランクスは、鳥山明の漫画『ドラゴンボール』及びそれを原作とするアニメに登場する人物。アニメでの声優は草尾毅(赤子時代のみ鶴ひろみが担当)。
概要
ベジータとブルマの息子であり、サイヤ人と地球人の混血。作中において、別次元の未来からやって来たトランクスと、現代に住むトランクスが登場しているが、両者は性格が極端に異なる。作者の鳥山は「はっきりいって彼らは別人。人間は育った環境によって変化するよい例です」と語っている[1]。
どちらも、それぞれの単編における主要人物の1人である(劇中でのストーリーにおいては多少の共通点があることが判明した)。
未来版
人造人間編(セル編)において登場したトランクス。原作の初登場は其之三百三十「フリーザ親子地球に降り立つ」、アニメでは『ドラゴンボールZ』第119話「フリーザはボクが倒す… 悟空を待つ謎の少年」。
概要(未来版)
身長170cm、体重60kg。趣味は機械いじり。好きな食べ物はコンビニ弁当。好きな乗り物はタイムマシン[2]。
通称「未来トランクス」(青年トランクスとも)。孫悟飯を師匠とする。超サイヤ人にも変身でき、登場当初は当時の孫悟空に近い実力を持っていた。剣術にも長けており、地球に来襲したフリーザを自らが持つ剣で瞬殺し、父のコルド大王も倒している。単にトランクスと呼ぶ場合はこちらを指すケースが多い。
このトランクスの住む次元では、悟空は既に心臓病で他界。また、ドクター・ゲロが開発した人造人間17号と18号によって[3]ベジータや悟飯をはじめ、ブルマと自分以外の仲間は全員殺されており、その後も殺戮を繰り返す2人によって、世界の人口は数万人にまで激減している。このような辛い時代の中、強い使命感を背負い生きてきたため、誠実で真面目な性格をしており、両親のどちらの性格にも似てない。言葉遣いも丁寧で、後の師ではあるものの過去においては年下の悟飯にもさん付けし、敬語で話す。自分の出生を隠していた間は過去の自分の親にも敬語で話していたが、精神と時の部屋を出た後のベジータや本来の母親(未来のブルマ)に対しては普通に話している。師匠の(未来)悟飯を尊敬しており、ゲーム「真武道会2」では「戦い方だけでなく、命の大切さも教わった」と語っている。しかし、後述の通りベジータを超えたと勘違いしてセルに戦いを挑んだことがあり、声を担当した草尾によると「ベジータ譲りのひねくれた所もある」という[4]。 前記のように普段は礼儀正しいが、戦闘となるとサイヤ人の血のせいか、ベジータと同等の冷酷さを発揮し、フリーザとコルドを情け容赦なく葬っている。
悲惨な歴史を変えるため悟空たちの住む過去へとやって来るが、そのことで次元の分裂が起こり、作中の次元で人造人間やセルを倒しても、自身の次元の未来では何ら変化が起こらなくなってしまう(タイムパラドックスの発生)。それでも「人造人間たちを倒した世界」を作るため、また戦いの中で人造人間たちの弱点を見つけるため皆に協力し、その中で自身の実力を上げていった。そして作中の次元において全てが解決した後に自分の住む次元の未来へ帰り、人造人間や未来世界のセルを撃破し、ようやく世界を平和へと導いた。
未来世界の後の物語を描いたプレイステーション・ポータブル専用のソフト「ドラゴンボールZ 真武道会2」では、未来世界の魔導師バビディ達と対峙する。しかし彼らの圧倒的な戦力には太刀打ち出来ず、本来の時間軸の悟空達に助力を請うこととなった。
原作では2話に渡り(アニメ版では一話分)、未来に帰ってからセルを破壊するまでが描かれている。また悟飯の死の直前から過去へ向かうまでを取り上げたアナザーストーリー『TRUNKS THE STORY -たったひとりの戦士-』も描かれ、アニメではオリジナルシーンを加えた形でTVSP『ドラゴンボールZ 絶望への反抗!!残された超戦士・悟飯とトランクス』として放送された。
この他、現在世界でパワーアップを遂げる事なく、人造人間を何らかの方法で破壊した別次元未来のトランクスが存在するが、セルに殺されタイムマシンを奪取されている。そのセルこそが、作中の次元に登場したセルである。
年表(未来版)
- エイジ766年 - 誕生。半年後、他の戦士と同様にベジータが人造人間との戦いで死亡し、母子家庭になる。
- エイジ779年(13歳) - 悟飯に弟子入り。原作では、トランクスは既に超サイヤ人に覚醒している。同年に人造人間との戦いで悟飯がトランクスを庇い、左腕を失う。
- エイジ780年(14歳) - 更にその後、再び出現した人造人間と戦おうとするが、戦士全滅を防ごうとした悟飯に気絶させられる。結局、その戦いで悟飯は死亡[5]。
- エイジ784年 - (17歳[6]) - 修行で自信をつけ人造人間に挑むが、返り討ちにあう。アニメでは序盤はいい勝負だったものの、体力が落ちてくると一方的な展開となり、痛めつけられて重傷を負う。そのことで過去へ行くことを決意し、回復後に悟空に特効薬を渡すべくエイジ764年へ。タイムマシンに「Hope〈希望)」と書き、現代の悟空に心臓病の薬を渡すため、そして父であるベジータに会うために旅立つ。フリーザ親子を倒した後、悟空に特効薬を渡し未来へ帰る。
- エイジ785年(18歳) - その数ヵ月後、エイジ767年5月12日へ行く。悟空達に協力する中、精神と時の部屋でパワーアップ。しかしパワーに頼った変身をしたため、完全体となったセルに敵わず、欠点を指摘された後、戦意を喪失。
- セルゲームの最中でセルに殺されるも、ドラゴンボールの力で生き返る。その過去での戦いが終わった翌日、未来へ戻り人造人間を破壊。
- エイジ788年(22歳) - 人造人間の破壊から3年後、過去へ向かおうとしていたセルを倒す。
劇場版への登場(未来版)
- Z劇場版7作目『極限バトル 三大超サイヤ人』では人造人間14号を撃破。その後の13号との戦いで、剣が折れてしまう。また、ミスこの世で一番べっぴん世界大会の会場に並ぶなど、年相応の一面を見せた。
- Z劇場版8作目『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』では父ベジータを追い、新惑星ベジータへ赴く。伝説の超サイヤ人ブロリーと交戦した際、悟飯と共に魔閃光を放った。また、パラガスからはトランクス王子と呼ばれた。
- Z劇場版9作目『銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴』では天下一大武道大会にて天津飯と闘い勝利。その後準決勝のバトルゾーンにて銀河戦士のゴクアと遭遇、苦戦の末倒すが、銀河戦士達の連携攻撃の前に敗北。このとき、ベジータが破損した剣を修復して保管していたことが判明。
技(未来版)
名前はいずれもバンダイ・バンダイナムコゲームスから発売されたゲームより。原作においては他のキャラクターのように技の名前を叫ぶことがなかった為、同じ技でも作品によって別の名称が用いられている事が多い。
- バーニングアタック[7][8]/超エネルギー波[9]/バスターキャノン[10]/キャノンショット[11]/ビッグ・バン・ブラスト[12]
- 印を切るように両手を高速で動かすことで気を練り上げ、突き出した両手から強力な光弾(ゲームによっては光線の場合もある)を放つ。
- 前述のように作品によって名前が異なるものの殆どのゲームでバーニングアタックの名前が採用されており、ゲーム中で名前を叫ぶことも多い。
- 作中でフリーザに放った際にはかわされるが、追撃の剣で真っ二つにしている。ゲームのPS2などの「Z」シリーズではこれが「バーニングスラッシュ」という技名であり、一撃目にバーニングアタックをフェイントとして放ち、これをかわして体勢を崩した相手を剣で真っ二つにし、さらに斬りまくり左手から放つ光線でとどめをさす。他のゲームではフェイント無しの「バーニングヘルズスラッシャー」「シャイニングソードアタック」「スラッシュブレイク」「サウザンドスラッシュ」という技もある。
- ゴッドブレイカー[13]
- 右腕から放つエネルギー波。コルド大王への止めの一撃である。
- バーニングストーム
- 名前は「Sparking! NEO」より。右腕から連続で放つエネルギー波。ドクター・ゲロの研究所を破壊する場面で使用。
- バーニングブレイカー
- 名前はゲームより。18号を吸収しようとしたセルに使った連続攻撃。パンチの連続攻撃を繰り出し、最後に両手を組んで叩き落す。
- パルサークラッシュ[13]/バスターキャノン[14]
- 両腕でエネルギー波を発射する。16号の起動を止めようしたときやセルの18号吸収に協力するベジータに放った技。
- テレビスペシャルでは18号に「攻撃が直線的で疲れるだけ」と言われており、トランクスは劣勢時に連射することが多いようである。
- ブレイジングラッシュ[15]
- 完全体セルに使った連続攻撃。超サイヤ人第3段階のスピード不足のため、全部かわされてしまう。
- チェンジザフューチャー[15]
- 相手の目の前に高速で近づき、エネルギー波を発射する。未来世界で18号を葬った技。
- アナザーエンド[15]/サイクロンバスター
- 相手を蹴り、エネルギー波を発射する。未来世界で17号を葬った技。
- ヒートドームアタック[16][17]/イレイザーキャノン[10]/フィニッシュバスター[9]/サイクロンブラスト[11]
- 気をドーム上に広げ、太い光線として発射する。未来世界のセルを葬った技。
- フィニッシュバスター
- ゲームオリジナル。頭上後方に(ゲームによっては真上)に作った巨大な光弾を、勢い良く投げ放つ。ゲームによってはトランクスの最強技として扱われる。
- 剣攻撃[7]/シャイニングスラッシュ[17]
- 背負った剣を抜き、相手に振り下ろして斬りつける。
- 魔閃光(ませんこう)
- 師匠の悟飯が最初期に使用していた気功波。原作では使用していないが、劇場版のブロリー戦で悟飯と同時に、超でゴクウブラックに使用。
- 太陽拳(たいようけん)
- 未来ザマスとゴクウブラックから逃げるために使用。師匠の悟飯から伝授された。
現代版
身長129cm、体重30kg。魔人ブウ編で登場した幼年期のトランクス。原作の初登場は其之三百三十七「集う超(スーパー)戦士たち」、アニメでは『ドラゴンボールZ』第126話「気配を持たぬ殺人鬼 どいつが人造人間だ!?」。
概要(現代版)
身長129cm、体重30kg。趣味はテレビゲーム。好きな食べ物は焼き肉。好きな乗り物はスポーツカー[18]。
通称「ちびトランクス」。孫悟天が親友であり、一つ年上。大金持ちのお坊ちゃま(悟天によれば世界一のお金持ち)として、平和な時代を生きてきたため、かなり生意気でお調子者な性格をしており、アニメやゲームでは悟飯とビーデルの関係をからかったりと、悟天と比べるとませている。ベジータに抱きしめられた時に照れながらも喜ぶなどの恥ずかしがり屋な面もある。劇場版によると(当時は)一人っ子ということもあり、兄(悟飯)がいる悟天を羨ましがっていたらしい。ただ、子供時代であっても目上や年上の人をさん付けで呼ぶなどイメージよりも実際は生意気ではない。しかし、何かあると人のせいにしたりする(主に悟天)。
第25回天下一武道会少年の部においては、悟天に勝ち、優勝(悟天以外の子供の力は一般人)。また悟天とフュージョンし、ゴテンクスとなって魔人ブウと闘った。ゴテンクスの生意気な性格は、トランクスと悟天の悪い性格だけが表に出てしまったものとされている[19]。
平和になった後は悟天同様修行を怠っている。小遣いは父・ベジータに決められているらしく、全く頭が上がらない様子である。父親が修行で不在が多い孫悟空の一家と違い、家族と一緒に暮らしている。
年表(現代版)
- エイジ766年 - 誕生。
- エイジ773年(7歳) - 超サイヤ人に覚醒。
- エイジ774年(8歳) - 第25回天下一武道会、少年の部優勝。
- その後魔人ブウとの戦いで死亡するが、ドラゴンボールで生き返る。
- エイジ784年(18歳) - 第28回天下一武道会に参加。
劇場版への登場(現代版)
赤ちゃんトランクスとしては何度か登場しているがここでは少年期について触れる。
Z劇場版10作目『危険なふたり!超戦士はねむれない』では悟天、ビーデルと共にドラゴンボール探しに出かける(並ばずに乗れてタダの遊園地が願い)。道中怪物(恐竜)に苦しめられる村ナタデ村に立ち寄り囮を引き受け、恐竜を難なく退治する。その後復活したブロリーと戦い、あまりの恐怖に失禁してしまうが孫親子の親子三大かめはめ波の際ブロリーを攻撃する。
Z劇場版11作目『超戦士撃破!!勝つのはオレだ』ではサタンの乗る車に悟天と共に密航。メイクイーン城にてバイオ戦士や暴走するバイオブロリーと闘う。作中では遺伝子工学についても博識な一面を見せるが悟天には殆ど理解されなかった。また培養カプセルにてブロリーの尻尾を見て、「サイヤ人」と認識していた。バイオブロリーとの戦いでは、悟天が人命救助を優先したため窮地に陥いることもあったが、最後は機転を利かし、トランクス、悟天、クリリンのかめはめ波によって倒した。なおこの2作品ではブロリーに「お尻ペンペン」をして挑発する場面が描かれている。
Z劇場版12作目『復活のフュージョン!!悟空とベジータ』では悟天と共に復活した独裁者軍団と戦う。
Z劇場版13作目『龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』では誰も近づけまいとしていた勇者タピオンに興味を持ち、彼の心を開かせ仲良くなる。別れの際には彼の使っていた剣を貰う。これが、未来トランクスの持っていた剣のルーツとなっているという描写がされている。
ドラゴンボールGT
現代版のトランクスが青年になり、かつての未来版を彷彿とさせる誠実な性格に成長している。また、髪の色も薄紫に改められた。親友の悟天と接している際は、幼少期に見られた自由奔放さや不真面目な部分も散見される。OPでのみ未来版のトランクスが使っていた剣で戦っているシーンがあったが、本編には登場しなかった(ゲーム「FINAL BOUT」のオープニングには登場する)。また、放映開始時に鳥山明の描いたイメージボードでは銃を使っていた。
普段はカプセルコーポレーションの若社長という立場にあり、社員からは非常に慕われ、女性社員からは黄色い声援を浴び、重役達から大きな信頼と期待を得ていた。だがその仕事の量は半端ではなく、ほとんど自由な時間が無いため、仕事は度々舞空術で会社の窓から逃げ出しサボったりラジオを聴いていたりしていた様子。悟天のように恋人の存在を匂わせる場面は無い。
父ベジータの提案で突然宇宙に行かされたり、悟空とパンの行動で度々大変な目に遭う(特にパンには、彼女より14歳も年上なのにも関わらず呼び捨てにされている)など、周囲に押し切られてしまうシーンが目立つ。戦闘面では修行不足によりやられてしまうことが多く、頭脳派の側面が目立つ。また、母譲りのメカニックに育ち、壊されたギルや宇宙船を修理するシーンが何度かある。
究極ドラゴンボール探しの旅の最中、ベビーに寄生されてしまい、地球に帰還した際にベビーが体内に産み付けた卵によって洗脳されてしまう。洗脳が解けた後は悟飯、悟天共々悟空にパワーを分け与えるなど、サポート役に回るようになる。
また、ベジータを「パパ」ではなく、未来版同様「父さん」と呼ぶようになっている。パンに対しては最終話でドラゴンボールが消滅したことを心配していたとき、前向きな回答をして勇気付けるなど、年長者らしい態度で接している。
技(現代版)
- 気孔波/バーニングアタック/バスターキャノン[14]
- 悟天に「こんなのできるか?」と見せた技。両手から押し出すように発射する光線。原作では「気孔波」。
- 気合い砲/ダブルバスター[14]/ビクトリーキャノン
- 18号に使った技。気を集めた両手を合わせ、人差し指から発射する強力な光弾。原作では「気合い砲」だが、ゲームによっては片手で放ったり、別の技名になっていたり、光線の場合もある。
- かめはめ波
- 原作では使っていないが、オープニングや劇場版では悟天と放っている。ベジータに鍛えられたトランクスがなぜ使えるのかは不明。原作でもゴテンクスの時、魔人ブウの止めをさす際に放とうとした(発射前に変身が解けてしまい発射できず)。
- GTでリルド将軍を倒す時に悟空、パンと3人同時には放ったこともある。
他にもゲームオリジナル技としてフィニッシュバスターなど、未来版と同様に現代版が使用できる技もある。
ゲームでの登場
ゲームでの初登場はRPGゲーム『ドラゴンボールZIII 烈戦人造人間』。この時は父ベジータと同じくこちらから操作できないオート操作のキャラクターだったが、次回作の『ドラゴンボールZ外伝 サイヤ人絶滅計画』より任意で操作可能となった。同作では誘拐されたブルマと赤子のトランクスを奪回するストーリーや、足を怪我した少女に仙豆を与えるサブイベントが用意されている。
格闘ゲームでの初登場は『ドラゴンボールZ 超武闘伝』より。『3』にて現代のトランクスが初登場し、『2』まで登場している未来トランクスは区別を付けるために「TRUNKS」と英語表記されることが多くなる。
『ドラゴンボール FINAL BOUT』ではGTの成長したトランクス、超トランクス、TRUNKSと3人のトランクスが登場した。
『ドラゴンボールヒーローズ』では、メインキャラクターの1人として第1弾PVから登場している。また、同ゲーム第3弾にて超サイヤ人3に覚醒した姿が公開された。
補足
トランクスの登場によって、作中世界が複数の次元が並行して存在する、すなわちパラレルワールドの設定が生まれた。
フリーザ一味の前に現れた時に計測された戦闘力は5。事実上この数値が作中スカウターで最後に表された戦闘力となった[20]。
声を担当する草尾毅は原作にトランクスが登場した際、冗談半分で「アニメでは自分がやりたい」と言っていた[4]。幼年期のトランクスについて「声優を変えたほうがいいのでは」との声もあったが、アニメスタッフと編集部との打ち合わせにより「トランクスが成長するまで連載が続くかもしれない」と意見が出て、そのまま幼年期も草尾で続投になった経緯がある[21]。
作中では珍しい美少年キャラクターであり、鳥山も「女性層を狙って描いていた」と語っている[22]。事実、未来版のトランクスは女性人気が高く、現代版は少年人気が高かったという。既に作品から遠ざかっていたブウ編での人気投票ですら三位に輝いていた。
鳥山は「もしも生まれ変わるとしたら、辛い過去の無い方(現代版)のトランクスになりたい」とコメントしている。理由として「金持ちで、強くて、もてそうだから」と。またキャラクターの中で一番ファッションセンスが良いのはトランクスだと述べている[23]。
テーマソング
青年トランクスのテーマソング
- BP∞ バトルポイント・アンリミテッド
- 作・編曲: 山本健司/演奏:モノリス
- Z120話で、超サイヤ人変身シーンや、フリーザを倒すシーンに使用されている。
- MIND POWER …気…
- 歌: 影山ヒロノブ.佐藤有香/ 作詞: 岩室先子/作曲: 清岡千穂/編曲: 山本健司
- Z139話で、トランクスの未来の回想シーンで使用。
- 青い風のHOPE
- 歌: 影山ヒロノブ/ 作詞: 佐藤大/作曲: 清岡千穂/編曲: 山本健司
- トランクスを主役としたテレビスペシャル「ドラゴンボールZ スペシャル 絶望への反抗!! 残された超戦士・悟飯とトランクス」のエンディングとして使用。
- たったひとりの戦士
- 歌: トランクス(草尾毅)/ 作詞: 山田ひろし/作曲・編曲: 櫻井真一
- 改82話で、セルとの戦闘で使用。
少年トランクスのテーマソング
- 小さな戦士〜悟天とトランクスのテーマ〜
- 歌: 大矢晋/ 作詞: 森雪之丞/作曲: 林哲司/編曲: 戸塚修
- 劇場版「ドラゴンボールZ 危険なふたり!超戦士はねむれない」のために作られた孫悟天とトランクスのテーマソング。劇中未使用。
「CROSS EPOCH」でのトランクス
鳥山と尾田栄一郎の合作漫画「CROSS EPOCH」におけるトランクスは、髪の毛の色がピンク色というドラゴンボールの二人のトランクスとは別人。また、父ベジータと同じく角が生えており、背中には往年の未来トランクスのように剣を背負っている。ベジータを頭とし、ロビン、ウソップといった団員のいる空賊団に所属している。 テンプレート:ネタバレ終了
脚注
- ↑ 渡辺彰則編 「DBキャラ秘密の話」『ドラゴンボール大全集 7巻』集英社、1996年2月25日、ISBN 4-08-782757-7、122頁。
- ↑ ジャンプ・コミック出版編集部編「第1章 キャラクターコレクション Heroes collection 5 トランクス」『DRAGON BALL 超エキサイティングガイド キャラクター編』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2009年3月4日、ISBN 978-4-08-874804-7、14-15頁。
- ↑ 当初は、2人のことを指して人造人間19号と人造人間20号と呼んでいた。アニメ版では再び未来に戻って人造人間と戦う際に、過去世界に合わせて17号と18号と呼んでいるが、これについては作劇方針の変容によるものである。
- ↑ 4.0 4.1 ジャンプ・コミック出版編集部編「天下一声優陣 其之二 トランクス役 草尾毅」『テレビアニメ完全カイド「DRAGONBALL」~天下一伝説~』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2004年7月2日、ISBN 4-08-873705-9、154-157頁。
- ↑ アニメでは、その死をきっかけにトランクスは超サイヤ人に覚醒している。
- ↑ 数え年では18歳だが、作中で初登場したエイジ763年の時点で満年齢はまだ17歳だった。
- ↑ 7.0 7.1 FCソフト『ドラゴンボールZIII 烈戦人造人間』
- ↑ SFCソフト『ドラゴンボールZ 超武闘伝』シリーズ
- ↑ 9.0 9.1 GBA専用ソフト『ドラゴンボールZ 舞空闘劇』
- ↑ 10.0 10.1 DSソフト『ドラゴンボールZ 舞空烈戦』
- ↑ 11.0 11.1 PS2ソフト『超ドラゴンボールZ』
- ↑ PS2ソフト『ジャンプアルティメットスターズ』
- ↑ 13.0 13.1 FCソフト『ドラゴンボールZ外伝 サイヤ人絶滅計画』
- ↑ 14.0 14.1 14.2 PS2ソフト『ドラゴンボールZ』シリーズ
- ↑ 15.0 15.1 15.2 PS3・Xbox360ソフト『ドラゴンボール レイジングブラスト』
- ↑ PSソフト『ドラゴンボールZ 偉大なるドラゴンボール伝説』
- ↑ 17.0 17.1 PS3・Xbox360ソフト『ドラゴンボールZ バーストリミット』
- ↑ ジャンプ・コミック出版編集部編「第1章 キャラクターコレクション Heroes collection 6 トランクス(幼少期)」『DRAGON BALL 超エキサイティングガイド キャラクター編』16-17頁。
- ↑ 渡辺彰則編 「キャラクター辞典」『ドラゴンボール大全集 7巻』67頁。
- ↑ 鳥山明「謎の少年」『DRAGON BALL 第28巻』集英社〈ジャンプコミックス〉、1991年11月8日、ISBN 4-08-851418-1、81頁。
- ↑ 渡辺彰則編 「鳥山明的超会見」『ドラゴンボール大全集 5巻』集英社、1995年11月7日、ISBN 4-08-782755-2、208頁。
- ↑ ジャンプ・コミック出版編集部編「鳥山明WITHDRAGON BALL」『ドラゴンボール完全版公式ガイド Dragonball FOREVER STORY 人造人間編~魔人ブウ編 All BOUTS & CHARACTERS』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2004年5月5日、ISBN 4-08-873702-4、149頁。
- ↑ 渡辺彰則編 「鳥山明が選ぶ究極のベスト」『ドラゴンボール大全集 4巻』集英社、1995年10月9日、ISBN 4-08-782754-2、39頁。
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