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ザマスはドラゴンボール超の登場人物。未来トランクス編のボスであり、ドラゴンボール初の悪の神様でもある(ピッコロ大魔王のような魔族を除けば)。

概要編集

CV:三木眞一郎
第10宇宙の北の界王
武術の天才で、界王としては規格外、全宇宙でも最強と評されるほどの卓越した戦闘能力を持つことから現界王神ゴワスに後継者として見込まれ、彼の下で弟子として仕え修行を積んでいた。[1]
しかしゴワスの説く「界王神の在り方」には強い反感を抱いており、後々平行世界の第7宇宙で起きたある大事件の元凶となった。
一人称は「私」。なお芯人であるため性別はない。

容姿 編集

同じ界王でも第7宇宙の界王とは違い、界王神と変わらない出で立ち。髪は白く、肌は黄緑。
上着は黄色い縁取りの黒、インナーは紫色。ゴワス同様、上着は肩の部分が張り出している。
現代ザマスは両耳にオレンジ色のポタラを着けているが、ゴクウブラックと未来ザマスは緑色のポタラを1つずつ左耳に着けている[2]

性格編集

簡潔にまとめると「人間嫌いの自己中」。
正しさを持たず争い、過ちを繰り返す「人間」(=知的生命体全般)に強い不信感を抱いているが、これはザマス自身の潔癖すぎる正義感と色眼鏡によるもの。
そして、「なぜ過ちを繰り返す人間を生かし、見守らなければならないのか」という疑問に答えを見出だせず、さらに相手の欠点や負の面にしか目を向けない視野の狭さ、
問題や困難にぶつかっても根本的な解決ができず、その場しのぎにしかならない安易で卑劣な手段を行使するという思慮の浅さ
という二点によるところが大きい。
他にも彼の価値観や思想はかなり身勝手な点が目立ち…
●自身の考えを受け入れない、相容れない者に対しては暴力的な排除も辞さない強硬派なスタンス
●相手の落ち度を盾にして強引に自分の理屈を正当化する。当然相手の言い分など聞かず、将来性や長所といった酌量すべき点も一切考慮しない
●負けず嫌いな割に、自身の力量不足や不甲斐なさに直面してもそれを反省することもなければ修行や鍛練を行うこともない
-つまり「自分の弱さと向き合い、乗り越えようとする」姿勢が著しく欠けている
●挙げ句にはそれら全てを相手に擦り付け、徹底的な自己賛美と相手の否定に注力する始末
……と、最早正義とすら呼べない過激派と化している。
漫画版ではキビトに強いと認められ、アニメ版では悟空には「第7宇宙の界王神より伸び代がある」「鍛えればビルス級の強さになる」という旨の評価をされていたが、やがて破壊神(漫画版ではそこまでは強くないが、それでも界王神を圧倒する実力を誇っている)に比肩し得たであろう「強さ」を持ちながらも、界王神、あるいは神そのものとしての素質はあまりにも未熟だったのである。

能力 編集

気の扱いに長けており、紫色の気を手刀に纏わせて威力を高めたり、文字通りの「気弾」として連射したりできる。この能力はゴクウブラックも受け継いでおり、剣やアニメでは大鎌を生み出した(気弾連射は使用せず)。
合体ザマスに変身してからはこれらの技を使わなくなったが、アニメでは異形化後には気の刃による攻撃(激烈神烈斬)を繰り出した。漫画では気合砲以外は使用せず。
なおアニメ版の未来ザマスは不死身の肉体を利用して相手に組み付いたままブラックに攻撃させる捨て身の戦法も披露。漫画版ではひたすら界王神の能力で戦った。
だが防御不要になった影響で油断や慢心から来る隙が非常に大きく(漫画版では単純にトランクスや悟空より弱いせいで)、実質ノーダメージとはいえ相手の攻撃を許してしまう場面も多々あった。

活躍 編集

※ザマスは現代、未来、平行世界(未来トランクスのいる世界)の3人が登場するためそれぞれ解説する。

現代のザマス編集

まだ何もしていない本編世界のザマス。漫画版では唯一、悟空もベジータもトランクスも面識がない。アニメ版では2番目に悟空が見たザマス。
ゴワスはザマスの考えを改めさせようと、とある理由で第10宇宙の界王神界にやって来た悟空と手合わせさせたり(アニメ版のみ)、野蛮で狂暴な種族のババリ星人が1000年後の世界でどうなっているかを見せたりしたが、結局ザマスの心には届かず、彼が更なる過激思想に転換するきっかけを与えてしまった。[3][4]
その後神チューブで「超ドラゴンボール」の存在を知り、ズノー様に在処を問い詰める。しかし1年待たねば使えないということでゴワスを殺害して時の指輪を奪おうと目論む。
そして漫画版では実行する前にズノーの使者からの連絡でバレ、駆けつけたビルス様に破壊され消滅した。アニメ版では一度はゴワス暗殺に成功するも、ウイスの「やり直し」で無かったことにされ失敗。漫画版同様、駆けつけたビルスに破壊されて消滅したのだった。
この時歴史が分岐し、アニメ版では悟空達に気づかれることなく計画に成功している時間軸(本編の正史)が、漫画版ではビルスに破壊された時間軸(本編世界)が出来ている。
詳細は後述する平行世界(現代)のザマスを参照。
一方漫画版では界王神シンが自身の時の指輪で未来ザマスの悪行の証拠を掴みつつ、ゴクウブラックの正体も突き止めた。
そのためウイスの能力行使による「やり直し」はなされず、この時にビルスがザマスを破壊した時間軸が出来た。[5]

未来のザマス編集

未来トランクスのいる世界のザマス。漫画版では悟空、ベジータ、トランクスが2番目に見たザマスであり、ザマスの容姿を知る切っ掛けになった。アニメ版では3番目に見たザマス。
超ドラゴンボールで不死身の肉体を得ており、どんな攻撃を受けてもたちどころに回復してしまう。
なおアニメ版は攻撃されても平然としていたが、漫画版では普通に痛みを感じている節がある。
現代ザマスと違い、界王神を表す緑色のポタラを左耳に装着している。[6]
この世界のゴワスがブラックに殺害された場面に居合わせ、当初は戸惑っていたもののブラックが差し出した界王神のポタラを受け取り、更に彼の目的や目的を聞いた事で意気投合。
「お前が必要なのだ」というブラックの誘いに乗って同志となり、人間を滅ぼし新たな理想郷を創る「人間ゼロ計画」を実現すべく行動を開始していた。
不死身の肉体やゴクウブラックとの連携でトランクス、ベジータ、悟空達を圧倒するも、トランクス(漫画版では悟空)の魔封波で封印されかけた[7]ことで人間の危険性を改めて認識。
ゴクウブラックにポタラ合体を提案し、合体ザマスとなるのだった。
漫画版では純粋に悟空達に追い詰められたことが原因で合体した。
  1. region
「なんと無様な姿だ……一体何があったというのだ」
「私たちはとんでもない思い違いをしていたようだ…!!油断していたら私たちの理想は露と消えてしまうぞ」
「…!? 仕方がない…遊びは終わりだ……!!無知ゆえに神を冒涜し続ける人間共に… 神の真の力を見せるときだ」
「期は熟した…ということか」
「人間共よ…」「我々の輝きに…平伏すのだ」
  1. endregion

平行世界(現代)のザマス編集

後のゴクウブラック。漫画版アニメ版ともに、悟空、ベジータ、トランクスが最初に見たザマス。一人称は基本的に「私」だが、アニメ版においては超サイヤ人ロゼの状態になって以降どちらの状態でも「オレ」になった。二人称はキサマ/お前。
「ザマスが破壊されていない世界」[8]のザマスが超ドラゴンボールで悟空と自身の肉体を入れ換えた後、時の指輪で未来トランクスの世界にやって来た。

合体ザマス編集

漫画版アニメ版ともに、悟空、ベジータ、トランクスが最後に見たザマス。詳細は合体ザマスを参照。

編集

気の刃
手から出した気の刃で攻撃する。ババリ星人、ビルス、悟空、未来トランクスに対して使用。
物を飛ばす
近くにあるものを空中浮遊させ、敵に投げる技。悟空に対して使用。

 

物を奪う
「便利だろ?神の力というのは」
敵から物を奪う技。作中ではこの技で仙豆を強奪した。
物を燃やす
「我々の計画は完璧だ、ぬかりなどない」
手に所持している物を燃やす。奪った仙豆に対して使用。

 

金縛り
「力はなくとも神なりの戦い方があるんだよ」
敵の動きを止める。悟空に対して使用。

その後編集

漫画版では宇宙サバイバル編においてラムーシの口から名前だけ登場している。

脚注編集

  1. 界王神は界芯星にある大樹「界樹」の金色の果実から生まれた特別な芯人から選出されるため、界王(=通常の界樹の実から生まれた芯人)であるザマスは本来であれば界王神にはなれない。しかし彼のように類い稀な才覚を持つ者は現界王神の裁量で後継者指名されることがあり、順当にいけば(判明している限りでは)初の「通常の芯人から昇格した界王神」になるはずだった。
  2. ブラックが未来の界王神界へ赴いた際は両耳に着けていたが、未来ザマスに右耳のポタラを差し出した。ちなみに未来ザマスも当初はオレンジ色のポタラを着けていた。
  3. アニメ版では悟空との手合わせでは敗北した上に彼の態度を「傲慢で馴れ馴れしい」と評した。
  4. 1000年後のババリ星を視察した際には自身に襲いかかってきたババリ星人1人を殺害。ゴワスはババリ星に集落ができ、文化も形成されつつあることで「人間の可能性」を説こうとしたのだが、「やはり愚かで野蛮な生命体」として余計に人間不信が加速。これ以降ザマスは人間の可能性や将来性、成長そのものに対してすら否定的になり、「人間が努力して神の域(の戦闘能力)に達することそのものが不遜な行為」と考えるに至った。なお、漫画版では村長らしき者が出てくると争いをやめ頭を下げる一面もあったのだが、ザマスがそれを見ることはなかった。
  5. ドラゴンボール (スーパー) 16話
  6. ポタラ装着だけで界王神になれるのはアニメ版の設定で、漫画版では対となる破壊神と命を共有することで正式な界王神になれるという。このため合体ザマスになっても1時間しか持たないはずだったのだが……
  7. このとき封印完了していれば勝負あったのだが、悟空が封印札を忘れてきたせいで失敗。なお漫画版では「間違えて割引券を持ってきた」ことで失敗している。
  8. つまりザマスがゴワス暗殺に成功したその後の世界。本来はこちらが悟空達がいる世界の正史となるため、「ビルスがザマスの破壊という形で過去に介入し、歴史を改編した」事で時の指輪が増えた。
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