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ゴクウブラック (Gokou-Black) はドラゴンボール超の登場人物。

概要[]

CV:野沢雅子 
悟空と瓜二つの姿をした謎の人物。
ザマス同様人間を強く嫌悪しており、自らの掲げる正義のために数々の惑星を破壊、殺戮を繰り返してきたという。
なお「ゴクウブラック」という通称は未来世界のブルマによって付けられたもので、彼自身は「孫悟空」と名乗っていた。

正体[]

平行世界のザマスが超ドラゴンボールを使って悟空と自身の体を入れ替えた姿。

 

悟空たちの世界のザマスはゴワスを暗殺しようとした所でビルスによって破壊された(=消滅した)が、それに伴って生じた別世界のザマスは破壊を免れたことで暗殺に成功し、ポタラと時の指輪を強奪。時の指輪で1年後の世界へ赴いて超ドラゴンボールを使い、悟空の体を乗っ取った。
そして時の指輪で未来トランクスの世界へ移動した後、未来ザマスの同志として人間ゼロ計画を遂行していた。
トランクス達からは基本的に「ブラック」と呼ばれていたが、未来ザマスからは「ザマス」と呼ばれている。
なお正体が判明するまでは様々に憶測がなされ「別の世界の悟空」、容姿が似ている事から「実はバーダックorターレス」というなどの意見も出されたという。
ちなみに物語の序盤に悟空がレタスを収穫するシーンがある事も、正体がターレスなのではないかという説を後押ししたようだ。

性格[]

好戦的かつ冷酷で残忍。
しかし時折自身の言動に酔いしれる部分も見せており、ザマスとも若干違う性格をしている。
一方漫画版はザマスと全く同じ上から目線の発言こそあれどナルシストではない。

 

悟空と違って訛りはなく、声やトーンも低めで落ち着いているのが特徴。
漫画版では一人称は一貫して「私」、二人称も「キサマ」。仲間の未来ザマスに対しては「あいつ」「我々」とも呼んでいる。
アニメ版では通常形態の一人称は「私」だったが、超サイヤ人ロゼに覚醒してからはどちらの状態でも「オレ」になった他、当初丁寧語だった口調も普通のものになっている。
なお二人称は悟空との初対面のみ「君」、以降は「貴様」「お前」。

能力[]

ザマス同様気の刃を繰り出して攻撃する他、かめはめ波や瞬間移動も使いこなす(通常のかめはめ波と違って気が黒い)。
更にベジータとの戦いでは怒りの力でパワーアップを遂げ、気の刃を次元をも切り裂く大鎌に変え無数の分身体を出現させた。
またサイヤ人の特性によってダメージを受ける度に強くなる特性を持ち[1]「超サイヤ人ロゼ」にも変身可能。
超サイヤ人ブルーとも互角以上に渡り合う実力を持ち、サイヤ人がそうであるように「怒り」をパワーに変えることで力を高めていく。

 

漫画版では断言されてこそいないが外見が酷似していることや超サイヤ人ゴッドを超えた形態であることを考えると、超サイヤ人ブルーと何らかの関係があると思われる。サイヤ人が超サイヤ人ゴッドを超えれば青、神が超サイヤ人ゴッドを超えれば淡紅色になるという。
そして気の消耗が非常に激しい超サイヤ人ブルーは長時間の変身ができないという欠点がある一方、こちらは特に欠点が明かされず、戦闘中常に変身状態を保っていた。

活躍[]

アニメ版[]

未来トランクスを襲撃し、未来ブルマを殺害するが、未来マイの決死の妨害もありトランクスを過去に取り逃がす。
しかしその際に生じた時空の歪みと身に付けていた時の指輪の力により現代へ転移。悟空との戦いの最中に超サイヤ人ロゼに変身できるようになったが、その途中で時空の歪みがふさがり未来へ引き戻されてしまった。
その後未来世界へやってきた悟空、ベジータ、トランクスをザマスと共に迎撃。超サイヤ人ブルーに変身したベジータを手刀で串刺しにするなど容易く圧倒していたが、悟空たちはタイムマシンで現代へ戻って行ったことで再び取り逃してしまう。
そして現代でザマスを破壊し未来の様子を見に来た悟空たちと対戦。
別の時間軸の悟空の身体を「超ドラゴンボールで乗っ取り、ザマスの姿になった悟空、その場にいたチチと悟天をまとめて殺害した」事を自ら明かし、激昂した悟空の猛攻も物ともせずこれを撃退する。
しかし新たなパワーに覚醒したトランクスの奮戦により、悟空とベジータをまたも現代へ取り逃がす事に。
その間一旦未来ザマスと共にアジトに帰還し、ライフルによる狙撃を仕掛けてきた未来マイ率いるレジスタンス部隊を襲撃するが、救助に駆けつけたトランクスとの再戦となる。
そこに三度未来へやってきた悟空たちとも激突。
時の指輪を使い未来にやってきたゴワスに説得されるがこれを拒絶。ゴワスを始末しようとザマスと共に気弾を撃つが、咄嗟に超サイヤ人ブルーに変身した悟空とベジータがゴワスを庇い失敗。
これまでとは一転して精神と時の部屋の修業を経てパワーアップしたベジータに圧倒されるも、その怒りにより新たな力を覚醒。次元をも切り裂く大鎌を出現させ、その力で多数の分身を生み出しベジータを翻弄した。
しかしザマスがトランクスの魔封波で危うく封印されかけた事で改めて人間を脅威と見なした事で合体を決意。ポタラを使い合体ザマスとなった。

漫画版[]

一人称は私、二人称はキサマ。
超ドラゴンボールを使用して悟空の体を乗っ取った後に未来世界に移動。
なおわざわざ未来世界を選んだのは、魔人ブウ騒動で界王神が全滅したことに伴い、破壊神ビルスも死亡したためであった。
未来トランクスを攻撃しつつ、自身の戦闘力を上げるため[2]に敢えてトランクスを生かす生活を送っていた。
しかしトランクスが過去に行き悟空とベジータに助けを求めたことで二人が未来世界に来てしまう上に、過去の自分もビルスに破壊されてしまった。
初戦はベジータに挑まれるも圧倒され追い詰められていたが、トドメを刺される直前に未来ザマスに助けられた[3]ことでパワーアップ。超サイヤ人2で超サイヤ人ブルーのベジータを圧倒するほどに強くなり、その際に受けたダメージを回復したことで更に超サイヤ人ロゼに覚醒した。
結果、ベジータ達はやむ無く撤退する事となったが、トランクスに太陽拳や不意打ちなどで妨害されたことで過去への逃走を許してしまう。
ベジータ達を見逃す形になった怒りでトランクス(とマイ)を攻撃するが、悟空達と入れ替わる形で未来にやってきたゴワスとシンの手でトランクスとマイを界王神星に避難させられたことで失敗。
その後、一旦ザマスと共にアジトに戻り、「全王に報告される前に地球人を全滅させる」事を決意。地球人ゼロ計画を始動させた矢先界王神星に避難していたゴワス、シン、トランクス、マイの四人が地球に帰還。ゴワスに改心するように説得されるが、不意をついてゴワスを攻撃。
ゴワスはトランクスの回復能力で一命を取りとめている。
ゴワスを倒した直後に悟空とベジータが未来世界に到着。ベジータに前回の前半と同様にまた圧倒されてしまう。(ベジータは超サイヤ人ゴッドの状態で攻防する一瞬だけ超サイヤ人ブルーになるという戦法を使用)
ベジータに歯が立たない上に未来ザマスとも仲間割れしたことで限界を感じたブラックは未来ザマスに合体を提案し、合体ザマスとなった。

技一覧[]

※漫画版でのみ使用した技も含む。
必然的に悟空やザマスと同じ技がほとんどで、彼の固有技は非常に少ない。

 

瞬間移動
「この程度で勝てると思ったのか?」
未来トランクスに対して使用。アニメでは悟空に対しても使用。
かめはめ波
「逃がさんと言っただろう…」
未来トランクスに対して使用。アニメでは悟空に対しても使用。
悟空たちと違い、「波!」などのかけ声は一切出さない(アニメ版では普通に掛け声を出している)。
気合い砲
「ジャマだ」
目から衝撃波を撃つ。未来マイと未来トランクスに対して使用。
超サイヤ人2
「丁度いい…毎回トランクス相手では退屈していたところだ」
孫悟空の変身形態。ベジータの超サイヤ人2に対抗する形で使用。アニメでは直接超サイヤ人ロゼに変身したため登場せず。
超サイヤ人ロゼ
「所詮人間であるお前らには立ち入ることのできない世界に私は到達した」
ゴクウブラックのみが変身可能な形態。桃髪灰瞳の超サイヤ人。戦闘力はアニメ版では通常の超サイヤ人ブルーをも凌ぐ。
なお漫画版ではロゼになる前からベジータより強くなっていたため、強さがイマイチ分かりにくい。少なくとも再戦時にベジータに簡単に対策された辺り、そこまで戦闘力の差は大きくはないようだ。
電気の縄(名称不明)
「さぁトランクス、ついに終わりの時間だ」
漫画版のみ使用した技で、手から出した電気の縄の中に敵を閉じ込め拘束する。縄を動かすことで、敵を拘束したまま地面に叩きつけることも可能。
ベジータと未来トランクスに対して繰り出した。
気の刃(名称不明)
「あなたを殺すのはこれで3度目だ」
手から出した気の刃で攻撃する。漫画版では自分を説得しにきたゴワスに対して使用したが、アニメ版ではベジータ、ベジットに対して使用。

トリビア[]

[]

  1. 漫画版では未来ザマスの回復能力に頼っているが、アニメ版では特にそのような描写はなく何らかの能力で自力で回復している。
  2. サイヤ人の瀕死パワーアップを利用している。未来のザマスと手を組んだのはこのためで、実際に作中で何度か未来ザマスの回復パワーで回復する描写がある。
  3. 未来ザマスの弁によると、他の平行世界の様子を確認していたために姿を見せなかった模様。


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