地球の神
人物解説[]
ナメック星の異常気象で地球に降り立ったナメック星人で、カタッツの子。(原作においては)異常気象時に最長老以外で唯一生き残ったナメック星人。ドラゴンボール、神龍を作った。最長老いわく龍族の天才児で、後の分離さえなければ相当な実力を持っており、超サイヤ人でないサイヤ人相手なら負ける事はまずないとされる。地球に降りた際に事故で記憶の多くを失っており、ナッパがピッコロを「ナメック星人」と言うまでは、自分がナメック星人であることすら忘れていた。
かつてガーリックと神の座を競っていたが、先代の神がガーリックの野望を見抜いたことから、神の後継者として選ばれた(劇場版第4作より)。本来ナメック星人は善の存在だが、地球人の邪悪な一面に触れたことにより、僅かな悪の心が芽生える。それを先代の神に見抜かれ、神になるため悪の心であるピッコロと分離。
同一人物でありこちらのほうがオリジナルであるため、初代ピッコロ大魔王よりも実力は上であり、初代ピッコロ大魔王を倒した当時の悟空を指一本で弾き飛ばすほどの実力者[1]。自分がピッコロを封じてしまえば、人々が「困ったときの神頼み」で「いざとなれば神様が何とかしてくれる」と考えるようになる可能性があるため、出来れば人間達の力でピッコロを退治して欲しいと考えていた。また、ピッコロとは命を共有している為、神が自ら死ねばピッコロも死なす事が出来るが、「神が自殺をする訳にはいかない」という理由から、自殺出来ないでいた。彼自身は、ピッコロの死と同時に自分も命を落とすという事を恐れてはいなかったが、第23回天下一武道会では人間の体を借りて出場した際には鈍そうな動きながらも予選でヤジロベーや本選一回戦でヤムチャに勝利する格闘センスを持っていた。「神だって命は惜しい」「自殺をしないですむ方法を人間が教えてくれた」とも語っており、初代ピッコロ大魔王の生まれ変わりであるマジュニアとの戦いでは、魔封波を使用してビンに封じ込めようとした。
人間達が余りにも私利私欲のためにドラゴンボールを利用しようとしているのを見て(アニメではそのために1個の球だったドラゴンボールを7つに分割して簡単に利用できないようにしたことを亀仙人が伝承として語る)ピッコロ大魔王が神龍を殺して、ドラゴンボールを使えなくした際には、もう神龍もドラゴンボールも復活させないでおこうと考えていた。だが、私利私欲のためではなく、ピッコロ大魔王達に殺された仲間達を生き返らせるために、ドラゴンボールを再度使用可能にしてもらおうとカリン塔から天界に登ってきた悟空を見て考えを改める。悟空のような者がわずかでもいる限りは、そうした者へのたった一つの最後の希望としてドラゴンボールを残しておこうと決意し、神龍を復活させた。
カリン塔のさらに上空の神殿に住み、悟空を神殿で特訓させた。その後、1年後に控えたサイヤ人の襲来に備え、クリリン・ヤムチャ・天津飯・餃子・ヤジロベー達の稽古もつけている。人造人間編(セル編)で再びピッコロと融合した事で結果的に戦士型のナメック星人として生まれ変わった。
地球の神ではあるものの、ミスターポポの方が天界での職歴が長く、ポポより知識で劣るケースが幾つか見受けられた。閻魔大王、界王、大界王、界王神等、神様より地位の高い人物が多く存在し、彼らを前に畏まる場面も多い。サイヤ人編以後は、コメディキャラとしての側面を強くしており、融合後のピッコロ(マジュニア)にもその影響がでている。自分が地球人と「ちょっと」ちがうことを少々気にしていた。
脚注[]
- ↑ 究極戦士大集合!!カードでは戦闘力220と掲載されたこともある。
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