あの世一武道会（あのよいちぶどうかい）は、アニメ版『ドラゴンボールZ』と劇場版『ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ』に登場する架空の格闘大会。
**スポイラーの警告！ 詳細をたどる下のプロット。 セクションをスキップ ↓
概要[]
- この大会は、アニメ『ドラゴンボールZ』でセルゲーム終了後にあたる195話から199話にかけて描かれたアニメオリジナルの武道会である。このときは「北の界王死んじゃった記念」という非常に不謹慎な名目として実施された。脚本は松井亜弥が担当した。
- ルールは天下一武道会と同じく、片方が舞台から落ちた場合、降参した場合の２つに加え、泣いた場合にも勝敗が決定するほか、会場の天井に足が着いても失格となる。また天下一武道会同様、目潰しや急所攻撃は反則。なお、出場者は全員既に死んでいるため、死ぬ心配はない。（天下一武道会の殺したら失格のルールがないのはそのため）
- 優勝者には大界王から個人指導を受ける権利が与えられる。
- 出場者の中には何百年、何千年とあの世で修行している者もいる。なお、孫悟空がこの大会で超サイヤ人2を披露したという記述のゲームもあるが、実際は披露していない。
歴代大会[]
- 北の界王死んじゃった記念
- エイジ766年開催。
- 優勝者無し（孫悟空、パイクーハン共に失格）ベスト4：マーライコー、トルビー。ベスト8：タピカー、フーログ、アークア、オリブー。
- ？
- エイジ774（？）年開催。
- 優勝者無し（悟空とパイクーハンの決勝戦の最中、閻魔界の異変の調査に向かった為中断）
関連人物[]
大会自体がアニメオリジナルであり、登場したキャラクターもアニメオリジナルのものである。
- あの世一武道会アナウンサー（声：鈴置洋孝、中尾良平（PS2ゲーム））
- Z第196話で初登場。頭がキノコのアナウンサー、目が隠れている。甲高い声での実況が特徴（「ここだけの出番」と軽い気持ちで演じた鈴置もかなり苦労したと語っている）。
- パイクーハン（声：緑川光）
- Z第195話で初登場。西の銀河最強の戦士。地獄で暴れるセルやフリーザ・コルド大王を一撃で倒す程の実力者。あの世一武道会決勝にて悟空と戦うも敗北する。緑色の肌と普段重い胴着を着ている為か、悟空曰く「ピッコロみてえなやつ」。必殺技は「サンダーフラッシュ」「ハイパートルネード」。ドラゴンボールのアニメオリジナルの登場人物に詳細あり。
名前の由来は台湾郷土料理パイク飯から。
- オリブー（声：佐藤正治、江川央生（270話）、川津泰彦（278話））
- Z第196話で初登場。北の銀河の戦士。エネルギー弾も使え地球出身で神話にも英雄として名を残している。あの世一武道会決勝トーナメントでは第4試合でパイクーハンと闘い、場外負けになるが、実力での負けを潔く認めている。その後は大界王星で修行したヤムチャに負けていたり、大界王星に襲来したブウに襲われていた。
- 名前の由来はオリーブから。
- チャプチャイ（声：田中一成）
- Z第196話で初登場。髭面で愛嬌のある小柄な東の銀河の戦士。あの世一武道会予選ではオリブーと闘い、オリブーの攻撃をかわすなどの素早い動きを見せるが、分裂した自分の体同士で激突してしまいKO。その後は東の界王に罰として大界王殿を1万周させられていた。
- 名前の由来は同名のアメリカ式中華料理、チャプチャイから。
- キャタピー（声：川津泰彦）
- Z第196話で初登場。南の銀河の大ベテラン戦士。芋虫のような体つきであり、予選では悟空を10本の腕でくすぐる、アナウンサー曰く「あまりにもセコイ」、オリブー曰く「南の銀河ってのは平和なんだなぁ……」と評するセコイ攻撃で苦しめ、降参しろと迫るが、悟空に気で吹き飛ばされ軽くあしらわれ、逆上したあげく試合中に自ら繭を作ってサナギになり、究極の姿にパワーアップしようとするが、羽化にざっと1200年はかかると言う事で判定負けとなる。その後は不明。
- 名前の由来はキャタピラから。
- ジンキョウ（声：なし）
- Z第196話で初登場。髪はモヒカンで褐色で巨漢の戦士。予選にてパイクーハンに敗北した。何処の銀河の出身かどうかは不明。
- 名前の由来は巨人から。
- トルビー（声：江川央生）
- Z第197話で初登場。南の銀河の戦士。昆虫のような姿をしており、体は硬い殻に覆われ、背中に収納された羽で飛行可能。決勝トーナメント第一試合ではタピカーが自滅。準決勝第二試合では殆ど戦闘シーンがなかったが、パイクーハンが強すぎたため何もできずに敗れた[1]。大きな羽を持っているため飛行すると羽音がするのが特徴。
- 名前の由来はビートルから。
- タピカー（声：田中一成）
- Z第197話で初登場。西の銀河の戦士。小柄でスピードが自慢だが、あの世一武道会第一試合でウォーミングアップとして、悟空を驚かすほどの高速でリングを走り回った結果、バテてしまい降参。トルビーだけでなく、観戦していた悟空とオリブー、観客たちをずっこかせた。
- 名前の由来はタピオカから。
- フーログ（声：川津泰彦）
- Z第197話で初登場。南の銀河の戦士。蛙型の人間であり天使の様な衣装を纏っている。体を何百倍にも膨らますことができる[2]。あの世一武道会第二試合で巨漢のマーライコーと闘い、リングいっぱいに体を膨らましマーライコーを押し出し場外負けにしようとしたが、投げ飛ばされて逆に場外負けとなる。
- 名前の由来はフロッグから。
- マーライコー（声：田中一成）
- Z第197話で初登場。西の銀河の戦士。怪力が自慢の恐竜のような戦士。決勝トーナメント第二試合にて巨大化したフーログを投げ飛ばし場外負けにした。準決勝第一試合では持ち前の怪力と素早い動きで悟空を翻弄するが、悟空に横腹を強く蹴り付けられて怯んだ所を投げ飛ばされ、場外負けとなる。
- 名前の由来は同名の中国風カステラ、マーライコーから。
- アークア（声：江川央生）
- Z第197話で初登場。東の銀河の戦士。半魚人の様な姿をしている。第三試合で悟空と闘う。一見ぼーっとしているが、どこでも水に変えてしまう能力を持っており、その水中では狂気に満ちた表情になり好戦的になる。リングを水でおおい得意な水中戦に持ち込んだ末、悟空の太陽拳とかめはめ波の攻撃により場外負けになるが、その実力は認められ再戦を約束する。その後は他の戦士同様東の界王に罰として大界王殿を1万周させられていた。
- 名前の由来は氷を意味するアクアから。
脚注[]
関連項目[]
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||